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国家人民軍大佐の雑感録

私には幸せになる権利は無い

級友の

 我が背指差し

  踊らされ

 私には幸せになる権利は無い。その様に感じるときがある。時々でなく、頻繁に。理由は解っている。


 今、苦闘録を公表しつつある。その苦闘録を書いた時期に由来する。すなわち、女子生徒を殴打したことに。

 その母親曰く、男子に対するトラウマを植え付けられたとのこと。この母親の言は、信頼に値しない。割りと虚言の人であった。まあ、その数々の虚言のせいで私の評価はがた落ちしたのだが。ん?それは、虚言でなく誹謗中傷か?それは問題ではない。

 これらの虚言は他に多数に及ぶ。というか、男子に対するトラウマがあるなら彼氏さんを呼んでくんなや、こっちは血の小便が出て泣いたぞ。つーか態度が変わっておらんなら、なーんも私の影響はないだろーが。

 さておき。そんなことが有ったのである。私はそのあと長く虚言と戦って、くたびれてしまうわけである。

 曰く、某(私の親友)が不登校になったのは私の暴言が原因である。曰く、教室の外からボールを投げ込んだのは私である(この事件について補足。私に殴られたその女子に、外から飛んできたボールが当たった事件。屋上に無断侵入した上級生による偶発的事故である)。等々。他も多かったのだろうが、私は関知していない。だって友達は不登校、そんな噂話を知ることができなかった。この二つは教員の事情聴取のときに始めて知った事だ。誰かが先生方に報告したとの事。そうなると、私が思っていたよりその様な虚言が広まるのは早かったのだろう。出所は分かっていながら、それが不可触域で有ったがゆえに、虚言そのものと戦い続けることとなった。


 その虚言の目的というか、意思と言うものが透けて見えた。「お前はけっして幸せにはなれない」というような呪いだ。こういった虚言と戦っているうちに、それが刷り込まれてしまう。そっちのがよっぽどこの私にトラウマを植え付けようとしてるじゃないか、この虚言師め。

 まあ幸い、私の心は他人と比べて頑丈だ。どんなことがあろうと傷付く事はない。うん。無いったら無い。

 しかしてこの呪い、今でも生きて居るのだ。厄介な話だよ、全く。だからか、友達との会話やゲームとかを心の底から楽しんだことなどここ六、七年無い。楽しんであるときにこの呪いが水を指す。


 ついでに言うなら、私に他人を愛する資格も無い。私は他人を傷付ける事はできても、幸せにすることは、絶対に出来ない。私が私である限り。そして、私は私でなければならない。私というものを見失った私は、いや、今でも見失ったままの私は、私としてあり続けねば私でなくなってしまう。私であった何かになってしまう。だから、私は、他人を愛する資格は無いのだ。愛は、双方向の愛は、肯定的で有るものだ。私は出来ない。

なんだか、纏められない。そのまま掲載する。

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