接触
~サリー・ラ・デザール~
私は今、目が覚めた。周りを見ると何かの乗り物の中らしいが見たこともない乗り物だ。
乗り物の上には大きな風車がついているそして私には毛布が被されている。
誰かが私のことを助けてくれたのだろう。
すると誰かが来た。
ーーー釜田三曹ーーーーー
釜田三曹
「あ~これから俺たちどうなるのかな~」
俺はそう言いながら少女の様子を見るため救難ヘリに向かうと、少女は目を覚ましていた。
そして古河隊長に報告に行った…
釜田三曹
「隊長!!少女が目を覚ましました!!」
釜田は古河のとこに報告にきた。
古河二尉
「釜田、それは本当か!?良かった~それじゃ彼女に会いに行くか。」
そう言って釜田と古河は少女のいる救難ヘリに向かった。
そして、救難ヘリに着くと少女が目をうっすらしながら古河たちを見た。
サリー
「あっ初めまして今回は助けていただいて本当にありがとうございます。」
古河二尉
「いえ、ご無事で何よりです。
体の方は大丈夫ですか?」
サリー
「はい、問題ありません。それと紹介が遅れました、私はロナスタン共和国の国王の娘のサリー・ラ・デザールと言います。」
古河二尉
「えっ!国王の娘!!ということは…お姫様ということですか?」
サリー
「はい、そうです。」
古河二尉
「私は航空自衛隊航空救難団の古河直樹と言います。」
サリー
「コウクウジエイタイ?」
古河二尉
「はい、航空自衛隊です。
それと我々は1000年前の世界からやって来ました。」
サリー
「1000年前!?ということは
旧世代の人となのですか…!!」
古河二尉
「そうなります。」
そして古河はサリーになぜ1000年前からやって来たのか説明した。
サリー
「なるほど、そのようなことがありましたか。
しかし、私の命を救ってくれたのはとても感謝してます。一度城にお呼びしたいのですが…」
古河二尉
「ありがとうごさいます。
本当なら断らなきゃいけないのですが、あなたを国王様に無事に返さなければいけないので…」
サリー
「ありがとうごさいます!!
それでは参りましょう…それで城はどっちか分かりますか?」
すると古河は心の中で
古河二尉
「(まさかの天然か!?この子!!)」
と、思ってしまった。
古河二尉
「サリーさん、今日は遅いので明日に城の場所を探しましょう。」
サリー
「分かったわ、ありがとう」
古河二尉
「それよりここで寝ても大丈夫ですか?」
サリー
「大丈夫です。お心遣いありがとうごさいます」
古河二尉
「そうですか、それではおやすみなさい。」
そう言って古河と釜田は救難捜索機の方に歩いて行った。