救助
古河たち航空救難団の隊員は白い光が晴れたら、
墜落する前の航空機に乗っていった。
しかし、周りは墜落する前にいた捜索海域ではなく、どこかの森の上空だった。
救難ヘリUH-60J~機内~
神田三曹
「古河隊長、ここは未来なのですか?」
古河二尉
「神田、それはわからん小林機長!!航空機に異常はありませんか?」
小林機長
「はい、救難ヘリと救難捜索機に異常はありませんが燃料が減らないですけど…」
古河二尉
「確か、燃料は無限にしたからなそれは異常ではないだろう、それより救難捜索機も着陸できる所を探そう。」
小林機長
「了解しました。」
着陸地点を探して30分たったとき!
ボロボロだが空港らしき施設を発見した。
そして二機とも着陸した。
そして施設内を少し捜索すると空港だった。
空港の救難ヘリの前で話し合いが行われている。
神田三曹
「隊長、これからどうするんですか?」
小林機長
「古河二尉、どうしますか?」
小林機長と神田は古河に聞いた。
古河は
古河二尉
「う~~…ん、まずは周辺を偵察しよう。」
そして救難ヘリで周辺を偵察することになった。
救難ヘリUH-60J~機内~
周辺の偵察のために神田、釜田、古河、小林機長と副機長が出ることになった。
救難捜索機のU-125Aは空港で待機となった。
小林機長
「古河隊長、離陸します。」
すると、救難ヘリは無くしてゆっくりと離陸していった。
20分後…
救難ヘリは周辺を偵察していて大きな川を見つけた。
小林機長
「古河二尉、川があります。」
古河二尉
「小林機長、こっちも今見えた。
これで当分水の心配はないな。」
釜田三曹
「古河隊長!!10時の方向に人がいます!!
流されてます!!」
古河二尉
「なんだと!?」
釜田の報告で古河は10時の方向に目を向けた。
すると、川に流されている人影が確認できた。
神田三曹
「古河隊長、救助しますか?」
神田の質問に古河は
古河二尉
「ばか!!当たり前だろ!!俺たちは航空救難団なんだから!!小林機長!!ヘリを要救助者に近づけてください。」
神田三曹
「了解した。」
すると救難ヘリは流されている人影に近づいた。
古河二尉
「よし、大分近づいたな小林機長低空飛行して下さい。神田はここから川に飛び込んで要救助者を確保しろ、そしたらお前の近くにガイドロープを投下する、それを受け取ったら釜田が降りて吊り上げだ分かったか?」
神田三曹
「はい!!」
古河二尉
「よし、状況開始!!」
すると神田が飛び込んで、要救助者を確保し近くの岩場まで持っていた。
そして釜田がガイドロープを投下、神田がそれを受け取ると釜田がホイスト降下で神田のところまで行った。
古河二尉
『釜田、要救助者は無事か?怪我はないか?』
釜田三曹
『古河隊長、怪我は見当たりませんが低体温症を起こしています。』
古河二尉
『了解、それじゃ吊り上げるぞ。』
すると釜田が要救助者を抱えて吊り上げを開始し無事に終了し神田も吊り上げられて救助は完了した。
救難ヘリUH-60J~機内~
要救助者を確保して空港に戻っていた。
古河二尉
「神田、もうちょっと毛布かぶしてやれそれと
要救助者の容態はどうだ?」
神田三曹
「はい、容態ですがまだ意識は失ったままですしそれに中学生くらい女の子がなんで川に流されていたんですかね?」
要救助者は中学生くらいのショートヘアーでとても高そうなドレスを着ている女の子だった。
古河二尉
「それはわからない、だが俺たちはこの子を無事に家族の元へ帰してやらんといけないな。」
神田三曹
「はい、そうですね。」
すると小林機長が
小林機長
「古河隊長、もうすぐ空港に着きます。」
古河二尉
「了解した、もうすぐ夜だから気を付けてくれ」
小林機長
「了解しました。」
すると古河は小声で
古河二尉
「これからどうするか」
と言った。