掩体壕
~クリーク駐屯地内~
ミオの提案でクリーク駐屯地の案内を古河たち航空救難団にしていた。
ミオ中尉
「みなさんさっき私達が居たのは待機所兼食堂ですあそこで食事をしますそして今向かってるのは私の部屋〝隊長室〟です。」
ミオはそう言って階段を登った。
するとドアが2つあり右側のドアを開けた。
ミオ中尉
「はい、ここが私の部屋〝隊長室〟です。
そして隣にあるのが〝作戦室〟です、ここには首都の司令部と直通電話があります。
緊急事態の時などに電話が鳴ったりかけたりします。」
ミオ中尉
「じゃあ次いくよ。」
そう言ってミオは階段を降りたのでみんなも降りた。
次は外に出た。
ミオ中尉
「はい、外に出ました。ここには戦車の格納庫ですそして隣が古河さんたち航空救難団の格納庫です。私達が使っている戦車は旧世代の戦車なのです。でも今は点検中だから分解してあるけど…」
格納庫の中には分解してある戦車があった。
古河たちはこれを見て
神田三曹
「古河隊長、」
古河二尉
「なんだ?神田?」
神田三曹
「あれって〝10式戦車〟ですよね?」
古河二尉
「確かにそうだな千年もたってるのによく使ってるな。」
格納庫の中にある戦車はどう見ても2010年から採用された10式戦車そのものだった。
戦車の隣に航空救難団の格納庫がありそのとなりにコンクリートの塊みたいな建物があった。
古河二尉
「すみません、ミオさん俺らが使う格納庫のとなりにあるはなんですか?」
ミオ中尉
「あー…、古河さんそれがわからないのです。
旧世代の何かの建物なのですが扉が開かないのです。」
古河二尉
「そうですか、ありがとうございます。」
古河がそう言うと今度は小林機長が
小林機長
「古河隊長、あれって〝掩体壕〟ですよね。
空爆から航空機を守る。」
古河二尉
「そうだな、それにしてもデカイ掩体壕だなまだ扉は開いたことがないらしいから高橋に頼んで開けてもらうか。何か武器か航空機があるかもしれないし、」
小林機長
「わかりました。明日に高橋にやってもらいましょう。」
しかし高橋がもう強化格納庫の前で作業を始めていた。
古河二尉
「高橋、明日でいいから今日は…」
高橋三尉
「あっ隊長たぶんこれ簡単に開きますよ。」
すると高橋はコンクリートの壁を叩くとそこにはレバーがありそのレバーを下ろすと
強化格納庫の扉が開き始めた。
ミオ中尉
「えっ!?うそ!?この扉は開かないはずなのに!!」
ミオがそんなことを言って目を丸くした。
そして扉が全部開き終わった。
古河二尉
「神田、ちょっと偵察に行ってこい。」
神田三曹
「えー何でですか?皆で行きましょうよ。」
神田がそう言うので
古河二尉
「ミオさんたちも中に入りますか?」
すると直が
杉本軍曹
「私は入るよ~。」
と手を上げながら言った。
すると265戦車分隊のみんなが「だったら私もいく。」ということになり、強化格納庫の中に入っていった。
~強化格納庫内~
航空救難団と265戦車分隊で何があるか探していた。
坂田一尉
「古河隊長!!これは…」
坂田が言うと
古河二尉
「CH-47Jチヌークだな、そのとなりにあるのはなんだ?」
すると神田がそれに近づきその航空機に乗り込んだ格納庫の中は薄暗くよく見えなかったが
神田三曹
「隊長~!!これUH-60です。それも戦闘用です。」
古河二尉
「戦闘用?」
神田三曹
「はい、両側にミニガンとM2機関銃が付いていますしたぶんアメリカのやつだと思います。」
古河二尉
「そうか了解した。ミオさんそっちは何か見つかりましたか?」
ミオ中尉
「あっはい、赤い車がありました。」
古河二尉
「赤い車?」
ミオ中尉
「これです。」
ミオが指を指した方向に確かに赤い車があった。
古河二尉
「これは…消防車ですね…」
ミオ中尉
「消防車?」
古河二尉
「はい、火事を消す車です。」
ミオ中尉
「何だか古河さん詳しいですね。」
古河二尉
「いや…、なんか前まで旧世代研究機関にいたので…」
古河は少し焦りながら答えた。
でもうそは言ってない。
ここに来る前までは旧世代研究機関で無線機の復元をしていたから
ミオ中尉
「ふ~ん、そうなんですか。」
すると奥から直の声がした
杉本軍曹
「ミオ中尉、みてみてこの車ちっちゃくてかわいいよ。」
ミオ中尉
「あら、本当だわこれは一体なんでしょう?」
古河二尉
「それは…航空機牽引車ですね。」
ミオ中尉
「あら、本当に古河さんって物知りですね。」
古河二尉
「いえそれほどでも…」
クリーク駐屯地の案内は一通り終了した。
そして夕方になり今日救助された孤児のアンドレ・マッソンは教会に引き渡された。




