救難捜索機、救難ヘリ、墜落
20XX年8月15日~捜索海域~
ここでは海上保安庁、航空自衛隊航空救難団、海上自衛隊などが行方不明の釣り船を捜索している
救難ヘリUH-60J~機内~
神田三曹
「古河隊長、ここら辺は浮遊物も確認できません。」
釜田三曹
「こっちもです。」
古河二尉
「神田、釜田、そう簡単に諦めるな、小林機長もう一度まわってくれないか?」
小林機長
「了解しました。それとそろそろ救難捜索機ビワー2が合流します。」
古河二尉
「そうか、了解した。」
そう言うと古河は救難ヘリの窓から海面の捜索をしてると、救難捜索機U-125Aがやってきた。
坂田一尉
「こちらビワー2だ、これより捜索に加わる。」
小林機長
「こちらビワー1、了解した。」
救難捜索機と救難ヘリのパイロットが無線で話し始めたとき!!
いきなり、暴風がきた。
そして、救難ヘリの小林機長が
小林機長
「うおっ!?風が!!強い…!!操縦が効かない!!墜落するぞ全員頭を下げろ!!」
救難ヘリと救難捜索機も機体をぐるぐる回りながら、墜落していった。
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数分後、古河が目を覚ました。
しかし、そこは真っ白い部屋でなにもなかった。
近くに小林機長と神田と釜田と救難捜索機の隊員4人が倒れてたので、古河は全員を叩き起こした
全員、目が覚めたとき部屋の端に初老の男が立っていた。
そして男が言った。
神様
「君たちには本当にすまない私の失敗で君らを死なしてしまった。」
すると古河が
古河二尉
「どういうことですか?それとあなたは誰ですか?」
と言った。
すると男は言った。
神様
「おっとすまない
私はシンと言って気象の神だ」
古河二尉
「気象の神?」
神様
「そう、気象の神だ、そして君たちの航空機が墜落してしまったのは私が間違って起こした超巨大竜巻に巻き込まれてしまったからだ。」
古河二尉
「ということは、俺たちは死んでしまったのですか?」
神様
「そうだ、死んだがお詫びに生き返らしてあげる但し、未来だけにな。」
古河二尉
「未来だけですか?」
神様
「そうだ、未来だけになそれも1000年後にいってもらう。」
その時部屋にいた隊員たちがざわきだしたが、古河は冷静に質問を続けた。
古河二尉
「なぜ未来なのですか?」
神様
「未来の神とは友人でな、頼んで君たちを生き返らせることにできたからだ。」
古河二尉
「これを拒否したらどうなりますか?」
神様
「君たちにはすまぬが死んでもらう。」
すると、古河はみんなを見て
古河二尉
「みんな、聞いた通りだが死ぬか未来で生きるかどっちがいいか?」
すると隊員たちは「未来がいい」と言った。
すると古河は気象の神シンに
古河二尉
「未来でお願いします。」
と言った。
すると気象の神シンは
神様
「分かった、そしたら君たちが行く世界を説明する、今からの1000年後だが人類は核戦争などで文明が第一次世界大戦前ぐらいまで後退している。
それとお詫びに3つ願い事を叶えてやる。」
すると古河はまたみんなを見て
古河二尉
「願い事3つどうする?」
と言った。
すると救難ヘリの機上整備員の高橋が言った。
高橋三尉
「やはり、航空機がほしいです。
ここにいるのは航空救難団の隊員ですし…」
古河二尉
「賛成のものは手を上げろ。」
するとみんな手を上げた。
古河二尉
「よし、決定!あと2つ」
すると救難ヘリの小林機長が
小林機長
「ヘリを飛ばすとなると燃料がほしいですね」
すると高橋が
高橋三尉
「故障も無いようにしてほしいです。」
と言った。
古河はみんなに
古河二尉
「今の2つの案に賛成のものは手を上げろ。」
するとみんな手を上げた。
古河二尉
「よし、この事を伝えてくる。」
すると古河は気象の神シンのところに行って言った。
古河二尉
「神様、3つ願い事が決まりました。
1…我々が死ぬ寸前に乗っていた航空機を出しても
らう。
2…航空機の燃料は無限にしてもらう。
3…航空機は故障などのトラブルが起きないように
してもらう。
以上です。」
すると気象の神シンは
神様
「分かった、それではがんばってきたまえ」
そう言うと航空救難団の隊員たちは白い光に消えた。