いっこ下はボケだった
「結局前回は北の話だけで終わっちゃってるし!!?」
「今話からお待ちかねのくるくるが登場よっ!」
「誰っ!?」
びにこん。
第2話「脱北」
「アレっ!? まだそのネタ引っ張んの!?」
「今日からバイトで入ります、東久留米あさひです! 将来の夢は野球選手(パ・リーグ希望)と結婚して男の子を産んで、恵樹って名前をつけて、東久留米恵樹、東久留米駅みたいな名前にして、なんか某東京と某群馬を結ぶ電車の某駅みたいな名前にして、東京へ友達と遊びに行く時にそのことで回りから軽くからかわれる我が子をこっそり観察して、なんかこう、むくむくした気持ちになる事です!!」
「なげぇよ!!」
そしてほとんどの人が意味分からないよ!!
「そしてその話だとその路線的に東久留米ではなく東福生じゃねぇ!?」
これ、分かる人いんのかなぁ?
「平壌くん、この子が今日から君と一緒に夕方勤務に入る東久留米くんね。一応先輩なんだから、いろいろ教えてあげてね」
「店長、まだ一週間の俺に丸投げですか!?」
「うん。僕、彼女とはうまが合いそうにないからさ・・・」
「えっ? なんで・・・」
「僕・・・セ・リーグ派だからさ・・・」
「どーでもいい!!」
「・・・で、えーと、ひ、東久留米さん?」
「はい?」
「い、今までに何かバイトの経験は?」
「さて、あるでしょうか?」
「なんで質問返し!?」
東久留米さんバイト初日。
レジ、打てず。
「じゃあ、まずはレジ打ちから教えるけど・・・」
「はい、よろしゅうおねがいいたしやすぅ」
「古風!?」
東久留米さんは、その・・・ボケだ。
キャラ的に。
「まず、このスキャナーで商品のバーコードを読み取るんだけど」
「なるほど」
「そして次に合計金額をお客さんに言って」
「はいはい」
「お客さんからお金受け取って」
「なんでオヤジは指舐めてお札を財布から出すんですかね? 汚いですよね」
「いきなりなんだよ! ・・・まぁ、確かに汚いけど・・・」
「作者はバイト中に客にそれやられるとかなり嫌らしいです」
「しらねぇよ!!」
「まぁオヤジは年で指紋がカサカサですからね、お札すべっちゃうんですね。そのまま足もすべって道路で転んで腰を粉砕骨折しろジジィ!!」
「東久留米さん!!?」
「ってか、サブタイの脱北、意味ねぇ!!」
基本週1更新の今作ですが、第5話までは今週中に一気にアップする予定。
来週、第6話より週1ペースになるのであしからず。