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第5話 ヒーロー、見参


「フハハ、今日こそ世界を征服してやるわ!!」


「待て!!ファントム!!」


「その声は!?」



ヒーローが光を背にして現れた!!



「好きな色は黒!!だけど真っ赤な薔薇が大好きだ!!ファイアレッド、見参!!」


「冷静なるカラー…青薔薇(ブルーローズ)は神の祝福…

エレガントブルー、参上。」






「………誰だ、貴様ら。」


「ほら、レッドとブルー…ファントムがきょとんとしてんだろ!ばぁーか!!」


「いや、だって仕方ないだろ~遊びに来たらお前が今日、敵と戦うって言うから!!

俺達だってヒーローだしな!!な?ブルー?」


「そうだ…そんなに責めるなよ…気分がブルーになる…」


「ブルーだけにな!!」


「レッドがどや顔してどーすんだよ、馬鹿!!」


「……人の話を聞け!!」


「あ、いっけね!!すんませんね~」


「……悪いことをした…」


「ったくよぉ…ファントム、コイツらはファイアレッドとエレガントブルー。俺らは前まで戦隊ヒーローだったんだ。」


「ほぅ…そうだったのか。」


「そん時、集まり悪くてなぁ…敵も味方も気を遣いまくるから戦ってなかったし。

だから結局、戦わなくていんじゃね?ってなって現在に至る。」


「…そういうこと…」


「俺だけ今現在戦ってんだよ馬鹿!!」


「そーなんだよ。俺さ、それ聞いてて何か変身したくなったんだよ。」


「…僕もそうだ…」


「だからレッドもブルーも変身してんのかよ!?

俺、変身もしてないぞ!?」


「なんだ、お前してないのかよ!?しとかないといざって時につっかえて変身出来ないぞ!?」


「マジで!?」


「久々にブラックに会ってブラックが変身したら…見事につっかえてた…」


「マジかよ…その内しとこ…」













「新しい情報が有りすぎて私の収拾がつかないが……まあ、仲良しなのは良いことだ。」




全く戦闘してないが、平和なのは良いことだ!!



戦え!!スノーホワイト!!

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