第3話 ファントム、襲来
AM:7:00 スノーホワイト宅
「ふふん…スノーホワイトめ…まさか私が貴様の家を知らんとでも思ったか…」
な、何と、ファントムがスノーホワイトの家に潜入しているぞ!!
ほくそ笑みながらホワイトが眠る寝室まで忍び寄っている!
ホワイト、出来れば超逃げて!
「…しかし、汚い部屋だな…もう少し掃除をしたらどうなんだ…ヒーローのクセに…」
余談だが、ファントムは綺麗好きだ!!
おっと!ファントムが遂に寝室のドアを開けた!!
ホワイトの寝首をかこうとしているのか!?
そしてファントムは大きなバズーカ(のようなもの)を取り出して、引き金を…引いた!!
「全員起床!!」
バズーカは意外と威力が無かった!!
そして音が地味にでかいぞ!!
ホワイトはその音により声を上げずに飛び起きたようだ!!
「お早う、我が宿敵、スノーホワイト。」
「ふ、ふぁんとむ!?なんで俺の家いんだよ…つーかなんで知ってるんだよ!!バーカ!!」
「貴様は、年賀状を自ら私に出したのを忘れたか?」
「あれ?そうだっけ?」
ちなみに、ファントムの家は一軒家で意外と広いぞ!!
ファントムの社会においての職業は名の知れた作家だったりする!!
ちなみにホワイトは普通の会社員だ!!
「それより、何だよファントム。
まさか戦いに来たのかよ?たまには休ませろバーカ!!」
「いや、戦いではない……戦うよりも、貴様の部屋を片付ける方が先だ!!」
「……は?」
「良いから起きろ!!先ずは腹ごしらえからだ!!」
「お、おい!……つーかどうやって入ったんだよ馬鹿…」
今日は地球の平穏は続いていた!!
ファントムは人の家にいつの間にか上がり込むことが出来る、ぬらりひょんみたいなヤツだぞ!!
戦え!!スノーホワイト!!