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第1話 善と悪の対峙

PM:3:15 某所


この物語の主人公であるヒーロー、スノーホワイトが宿敵であるファントムと対峙していた…



「ファントム…」


「ハッハッハ…スノーホワイトよ…こうして、相見えるとは…

そろそろ、白黒つけようではないか…」


「ちょ、ストップ!タイムタイム!」


「え?な、何?」


「いっつも思うけどさ、何かキャラ作り必死だな!」


「……いや、普通だろ?私は悪、ホワイトは善であるから…この構図は王道だ。」


「別にいいんだけど、いいんだけどね?

毎回同じじゃん台詞。変えてないと、何かつまらんし。」


「……それは……また会った時に変える。」


「うし、分かったタイム終了!!」


「フハハ、貴様の息の根を止めるべく、今日は改造人間を―――」


「タイム!改造人間!?聞いてないし造ったの!?」


「あ、ああ…暇だし金あったからな。」


「マジかよ!!絶対俺負けるし……ふざけんなよ、馬鹿!!ファントム馬鹿!!」


「あ、待て!!貴様が逃げたら話が進まんだろー!?」





…こうして、地球の平穏は守られた。


この物語は、決してヒーローが「タイム!」を連呼する物語ではない。


最弱ヒーローが敵から逃げたり、頑張って攻撃して敵が情けをかけて倒れたフリとかして勝ったフリをして地球を守る物語である…

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