信用できる男は極悪人の貌をする
// StoryUntold //
//アンドロイドは正月に電気富士 電気鷹 電気なすび の夢をみるか?//
//前話 からの変更点 全員が追加バフ持ち//
日曜日 夜8時 ちょいすぎ Day43
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視点変更 風竜
そういえば ヨンリンさんに言われたっけ
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***コットンロード Day61***
ヨンリン:「竹紙さんですか そうですね 信用していますよ
だって凄い極悪人の顔をしてたんですもん」
嬉しそうに話すヨンリン
ウィンド:「え? それ逆なんやない?」
ヨンリン:「見ればわかりますよ」
ウィンド:「あ タケシはん 来た ほな 行ってくる」
ヨンリン:「いってらっしゃいー」
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そういえば ミカンさんにも言われたっけ
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***江戸王国 Day22***
風神 :「ユッキーハンは まーわかるんや
でもミカンハンはなんで あいつ信用できるんや?」
ジュリン:「まー あいつ変態だしね アナポ―とか言ってくるし
でも 一度 極悪人の顔をしたんだよねー
本当はゲーム止めようって思ってたんだけど
本気で怒ってくれてねー
まー 風さんもあの顔みればわかるわよ」
風神 :「極悪人の顔なーー」
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タケシはん が ランキング戦で1位を取った後
千恵が卒業する前に大きい王冠の効果を知りたいと
そして 昨日 タケシはん が検証を色々
そして 折角のバフ 1回は使おうよ! という事で
今日 昼から大型レイドクエスト
そしてそれが さっき無事? に終わった
そしてタケシはん 一等兵とチーム千恵姉に別の勝ち方を話してはった
その後 御礼をいって終了
雷竜とも幾つか別れの言葉を交わしていた
問題はウチや
何気ない会話
そして今 目の前にとても極悪な笑顔を浮かべているキャラがいる
FaceTrackingだからわかる
そして なんとなく理解してしまった
全てを読み切った顔
信念を持っている顔
その上で相手を完膚なきまで叩きのめそうとしている顔
それらが全て合わさった そんな貌
以前 リアルタケシはんの動画を見て 心を撃ち抜かれた気になった事がある
それと同じような感覚をまた覚える事になるとは。。。
タケシはんが辞めるってことで少し話したいと言って話すことになったのが
こんなことになるなんて 思わなんだ
***1分前***
竹子 :「このゲームはやりたい事 達成したので終了です
次やるゲームまだ決めてませんけどね
まー 暫くは積みゲーかな」
風竜 :「積みゲーなー ウチも減らさんとなー
なんにしても タケシはん ゲームに愛されてんちゃう?」
竹子 :「ゲームを愛していますが 愛されてますかねー?」
風竜 :「愛されてなきゃ 3冠なんて 取れへんやろ」
竹子 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹子 :「ごくごくごく プハー セルツァー うめーー」
竹子 :「。。。。。。。。。。。。。」
竹子 :「風さん コードディスで部屋 作れますか?」
今までで 一番いい笑顔のタケシはん でも少しアクドイ貌
竹子 :「本当は言うつもり無かったんですけど
言った方が 風さんの今後の糧になりますかね」
風竜 :「ん? なんや?」
竹子 :「コードディスで部屋を作成お願いします」
風竜 :「ん? まー ええけど」
***コードディスでの会話***
竹子 :「風さん 2分の1を2回 について
どう思いましたか?」
風竜 :「あー あれかー
流石 タケシはん やと思ったけど」
竹子 :「風さん 2分の1を2回
なのに最初の1回目で成功した
って事について違和感ないんですか?」
風竜 :「どういう事や?」
竹子 :「本当に2分の1を2回と お思いですか?」
風竜 :「え? ちゃうの?」
竹子 :「これがあの時の動画です」
***1回目***
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竹子 :「さて 風さん 最初の2分の1です 左か右を選んでください」
風竜 :「左か右?」
竹子 :「はい 左か右です」
風竜 :「なら 左で」
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***2回目***
竹子 :「さて 風さん 2回目の2分の1です 上か下を選んでください」
風竜 :「上か下?」
竹子 :「はい 上か下です」
風竜 :「なら 下で」
竹子 :「本当にいいんですか? これミスるとまた最初から
次は勝てないかもしれないんですよ?」
風竜 :「え そーなん?」
竹子 :「本当に重要な選択です 本当に下でいいんですか?」
風竜 :「え ちょっと待ちーや」
竹子 :「上じゃなくていいんですね?」
風竜 :「え そう言われたら上の気がするんやけど」
竹子 :「じゃー 上です」
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風竜 :「いや 2分の1を2回やろ」
竹子 :「ははははははははははは」
風竜 :「。。。。。。。。。。。」
竹子 :「気づきませんか?」
風竜 :「なータケシはん どういう事や?」
竹子 :「例えばですよ?
あらかじめ 左と上って知ってて それを選ばせたいとしたら?
そして風さんが左は選べたけど上でなく下を選ぼうとしたら?」
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***2回目***
竹子 :「さて 風さん 2回目の2分の1です 上か下を選んでください」
風竜 :「上か下?」
竹子 :「はい 上か下です」
風竜 :「なら 下で」
竹子 :「本当にいいんですか? これミスるとまた最初から
次は勝てないかもしれないんですよ?」
風竜 :「え そーなん?」
竹子 :「本当に重要な選択です 本当に下でいいんですか?」
風竜 :「え ちょっと待ちーや」
竹子 :「上じゃなくていいんですね?」
風竜 :「え そう言われたら上の気がするんやけど」
竹子 :「じゃー 上です」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
風竜 :「え? これって タケシハンが誘導したん?」
竹子 :「当然じゃないですか!
風さんが心変わりする前に 上って言った瞬間
即決定してますよね?」
風竜 :「え? え? どういう事?
なんでタケシはん?
左と上ってわかってたん?」
竹子 :「当然です」
風竜 :「どないして?」
竹子 :「そんなの イカサマ したに決まってるじゃないですか!」
風竜 :「え? え? え?
イカサマしてたの チームハヤトス?」
竹子 :「あのチームはドローンを使ったイカサマをしてました
しかも中途半端な
私は その上を行く イカサマをしたんですよ」
声が出なかった
竹子 :「ただ まー 9連続成功だと
それも観客が大量に居るランキング戦
流石にイカサマを疑われる
だから それ相応の 理由をこじつける必要がありましたが」
風竜 :「あの時の説明 全部 嘘やったって事?」
竹子 :「漫画 【佐藤カイジ】の沼の時の
ワザと捕まった理由で疑いを晴らしたのと同じ原理です
まず データ採りしたのは本当です
あのデータだけで イカサマしなくても
まー 6割は勝ち切る自信がありました
ただ それじゃー 不安定すぎるんですよ
チームハヤトス 相手が連続で受けてくれなければ
たとえ4回分以上のポイントとゴールドがあっても
無駄になります」
風竜 :「。。。。。いや それはそうやけど」
竹子 :「そして負けたら その時点でロボとカードの
作戦が破綻します」
風竜 :「。。。。。いや それもそうやけど」
竹子 :「私が取りたかったデータはこっちです」
それは 以前GMに送られたデータ でも開かれること無かったフォルダー7
竹子 :「ここには ハヤトスが攻撃してきたパターンがあります
絶対にこっちの通信兵をやられる訳にはいかない
何故なら アイアンキャノンと神風ドローンは
通信兵が居て使える武器だからです
通信兵がやられたら 1ターン1発しか撃てない
普通に負けです」
風竜 :「。。。。。それは 解るんやけど。。。」
竹子 :「相手の配置が分かってます
相手の強いユニットから倒していきます
相手は課金持ち 王冠バフあり
手を抜く訳にはいきません
でもノーヒントで敵を倒す
天文学的な確率
それだとイカサマを疑われてしまう
その為 だけにフォルダー1~6も作成しました
良く出来てるでしょ?♡」
風竜 :「いや あの時の説明で納得しとったんで
考えの整理がつかへん
。。。それより どないして 相手の配置 見たんや?」
竹子 :「ゲームの仕様の穴をついた と言えばいいか
このゲーム 要らない部分の作りこみが凄すぎたと言えばいいか
正確には相手の配置は見てないんですけどね」
風竜 :「。。。。。。。。」
竹子 :「このゲーム
チームが入る端末のある対戦場
壁の代わりに周りが黄色いガラスで囲まれており
外からゲーム端末のモニターの内容は読めない
見えないのは分かりますよね?」
風竜 :「あー それは わかるー」
竹子 :「しかも 自分がゲーム端末画面の前に立つと
視点が1人称になる事もわかりますか?」
風竜 :「それも分かる カードのキオスクも同じやし」
竹子 :「じゃー キオスク 端末画面前で自分が1人称の時
他のプレイヤーから見たら3人称なのは?」
風竜 :「それも分かる」
竹子 :「じゃー この動画を観てもらいますか?」
それは ロボット会場を撮っている動画?
海戦ゲームなのに なんでロボット会場?
風竜 :「これが どないしたん?」
竹子 :「答えは あるのに見えないですか?」
風竜 :「え!? ちょっと 待ちーな!」
その後 数回 動画を流してもらうが まったく解らへん!!
竹子 :「じゃー これならどうですか?」
動画の1部 が拡大される
インベージョンフォースの会場の端が見える
風竜 :「いや これでも まだ 解らへん」
対戦場内のキオスク端末操作
でも画面は黄色いガラスが邪魔で見えない
端末の画面より濃い会場周りのガラスの色
だから端末画面の内容は判らない
竹子 :「じゃー スローに してみますか
どうですか?」
風竜 :「。。。。。。。。。。。解らへん」
竹子 :「キオスク前のプレイヤーを見てもらえますか?」
風竜 :「いや。。。解らへん。。。普通に端末操作してるけど」
竹子 :「ほら 見えてるじゃないですか!」
風竜 :「え?」
竹子 :「端末画面はどう足掻いても見えないですよ?
コントラスト変換とか色々しましたが無駄でした」
風竜 :「なら?」
竹子 :「プレイヤーの手を見てもらえますか?」
そしたらプレイヤーの手が小刻みに動いている そして端末にタッチ
竹子 :「ちなみにインベージョンフォース
大きいユニットから選択です
手の動き カクカクな手の動きだけに注目してください
じゃー 更に拡大とスローにしてみましょう
インベージョンフォースの会場で
プレイヤーがユニットを配置
右2 下1 配置した
右4 下6 配置した
右8 下2 配置した」
風竜 :「。。。。。。。。。。。」
竹子 :「どうです?
端末画面内容の配置図は見えません
でも操作してる手の動きで配置が解っちゃうんですよ」
風竜 :「ああああ!!!!!!!」
確かに プレイヤーの手が少しカクカク動いてから画面を叩いている
マジか!!!!!?
竹子 :「とわいえ サブ垢で対戦相手を斜めから見て
ズームしてスロー再生なんて酔狂な人 居ないでしょうけど
自分はデータ採りの為
サブ垢で相手を録画常にしてたので。。。偶々です
偶々別会場のロボを録画してたら 気づいちゃいました
それでも小刻みに動くだけ
だから ダメ元でそこをズームしてスロー再生で試したら
あら不思議♡ 出来ちゃいました てへぺろ♡」
風竜 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹子 :「私は今のところインベージョンフォース
勝率100%です
普通に考えたら有り得ないですよね?
相手のチームの斜め後ろから見たのを
スロー動画にして初めて相手の手が解ります
そして 相手の手が解っていたら?」
風竜 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹子 :「余程 舐めプするか
相手が課金アイテム連打してこっちの
通信兵を潰さない限り
負ける理由がないんですよ」
風竜 :「タケシはん あんた 恐ろしすぎや―――!!!」
竹子 :「あはははは ありがとうございます
でもそれは 敵対した場合です
味方だと 頼もしいと思いません?」
風竜 :「それは そうやけど」
竹子 :「自分の知らないことは思いつかない
だから不気味に映るんです」
そう言いながら 二カッと笑う チーコ
風竜 :「ば! バケモンや!」
竹子 :「さて そうすると もう1つ考えられませんか?」
風竜 :「まだあるんか?」
竹子 :「ストラテジーの2戦目前と3戦目前」
風竜 :「あ! あの 相手カードを教えてくれた奴!!
あ あれも覗いてたんか!?」
竹子 :「チームハヤトスのやり方だと
カード会場の天井に柱が無いので無理でした
飛ばしたドローンが引っかかってくれないので
ランキング戦でやったサブ垢に乗っかってジャンプで壁越え
その為の組体操
それをサブ垢でやりました
もともと カードの為に考えていた方法です
カード会場の観客席の一番後ろで組体操
ただ サブ垢なんで バレても問題なし
やったのは練習と本番の数回だけですし
何としても会場を見たいとでも
思われたんじゃないですか?
そのやり方でサブ垢の 1番上がジャンプでドローンを飛ばす
相手の端末の絵柄の上が10%程
会場の上の買い物用のドローン飛ばし穴
そこから普通に見えちゃうんですよ
ただカードの上の部分
風景のみ同じカードだと どれか判断がつきません
でもデータ採りと合わせれば だいたい8割
これはデータがあったから出せた数値です
逆にユニークなカードは100%持ってるって判りましたね
覗いてた? 当然です
まー 普通にサブ垢でドローンとばしてただけなんですけどね」
風竜 :「そんなん 普通やない!!!」
竹子 :「あははははははははははははは」
勝手にゲーム内にゾーンを創った男
ギルドを個人で3つ潰した男
ギルドを1位に押し上げた男
そして3冠を取っただけでなく ランキング1位をとった男
やはり 普通やなかった! 当然といえば当然や!




