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弓で出す  作者: ICMZ
62/85

おしろいを塗って

水曜日 昼1時半 ちょいすぎ Day32 クレープ屋 (祭日の為)

*************************************

視点変更 斎藤


斎藤  :「確かに美味しかったですけど高いですよ」

タケシ :「昔はもっと安かったんですけどね」

斎藤  :「いや でもサラダに5000円ですよ?」

タケシ :「いや でもあの具材ですよ?」

斎藤  :「タコ、ホタテ、鯛、マグロ、いくら まー 確かに」

タケシ :「海鮮サラダはアクセントにタコが無いとダメです!」


そう言いながらクレープをパクつく

新しい大きな案件 

なんか途轍(とてつ)もなく すんなり取れてしまった

会社生き残り 余裕で決定

あとは社長と夏目が 頑張ってくれれば ウハウハになるのだが


昨日 鎌田との書類関係が終わり

そのお祝いをかねて タケシさんに サラダ喰いに行きません? 

って誘われて 祭日の午前中におめかしして 西麻布のレストランへ

そして豪華な海鮮サラダ

ただのサラダではない!

レタス わかめ プチトマトの野菜の中に

まず出てきたのがホタテ

そしてエビ

大口を開けて食べたら タコの感触がいいアクセント

そして マグロと鯛がとろけるように

出来るだけゆっくり食べよう 味わって食べよう

と思っていたが 気づいたらなくなっていた

本当に 一瞬だった


そして次に出てきたのが フィレ肉

そして上にはフォアグラが乗っている

しょうゆベースのソースに凄く合う


タケシ :「フィレ肉には油系と醤油が合いますね?」

斎藤  :「油系?」

タケシ :「もともと脂肪が少なく そのままではパサつきます

      だからこそ レア または半生で食べるのが美味しんですが

      個人的には良く焼いた方が好きなんですよ

      肉は焦がしてなんぼです」

斎藤  :「私も焼いた方が好きです」

タケシ :「そうすると バター 野菜ならアボガド 海の幸ならウニ

      獣の匂いが多少あるけど バターの上位互換のフォアグラ」

斎藤  :「それが油系ですか?」

タケシ :「ですね? あとは 茹で卵に黄身とマヨネーズ」

斎藤  :「ドレスエッグですか?」

タケシ :「おっ 知ってますね? まー これらはハズレないですね」

斎藤  :「好きなんですか?」

タケシ :「当然です あと逆にさっぱり系 ワサビや大根おろしとか」

斎藤  :「美味しそうですね? 紅葉卸(もみじおろし)でも良さそう」

タケシ :「さすが 解ってますね」


そうして ステーキを食べ終える

こっちはゆっくりハムハム

それでも 気づいたら無くなってたが

フォアグラ 前に食べたときあんまり美味しくなかったのだが

今日 は 本当に食べられて良かったレベル

いい肉にはフォアグラは合う


デザートはレストランじゃなくて少し歩いてからって事で

近くの店を軽く見てから 車で公園へ

少し歩いたら公園にクレープの屋台がある


タケシ :「デザート これでいいですか?」

斎藤  :「クレープ いいですね」


タケシさん イチゴ味頼んでた

二人でベンチに座り クレープにパクつく


タケシ :「因みに週末 普段どう過ごしてます?」

斎藤  :「洗濯と買い物 あとは雑誌見たりとかですか」

タケシ :「買い物が趣味なんですか?」

斎藤  :「いや そういう訳ではないでけど 

      映画とかお金かかるじゃないですか?」

タケシ :「まー かかりますね」

斎藤  :「だから基本的に家で観るようにしてるんですよね」

タケシ :「いいじゃないですか」

斎藤  :「うーん。。。なんか ありましたよね 言い回し」

タケシ :「家にいると精神がすり減る 

      外に出るとサイフがすり減る でしたっけ」

斎藤  :「そうそう

      ただ 外に出る趣味 何か欲しいんですけどね」

タケシ :「ただ 外に出るとお金かかっちゃうんですよねーー」

斎藤  :「そうなんですよーー  

      展覧会や博物館 コーヒー屋さん ハイキング

      何にしたってお金かかっちゃうんですよね――」

タケシ :「図書館はタダですけど 屋内なんですよねー」

斎藤  :「そうなんですよーー

      タケシさんはどうなんですか?」

タケシ :「釣りが好きなんですけど 諦めましたしねー お金かかるんで

      コスパ関係でゲームやってますけど

      屋外の趣味もやっぱ欲しいんですよ」

斎藤  :「写真とかは?」

タケシ :「撮って見返すならいいんですけどねーー

      ウチの親 ぱしゃぱしゃ 撮るだけとって 保存して

      一度も見返してないですからねー」

斎藤  :「それ 解る気がします」

タケシ :「カジカ突きとは 昔やってた事あったんですけどね」

斎藤  :「カジカ突き。。。

      カジカの夜突きって教科書で読んだような?」

タケシ :「漫画の三平さんの挿絵が入ってた?」

斎藤  :「それです」

タケシ :「あれ出来る環境になかったですからね」

斎藤  :「え? 環境?」

タケシ :「自分がカジカ採ってたのは

      茂と木に囲まれた川の堤防みたいな所なんですよ

      カ、アブ、ブヨ、ハチ、ガ

      まー 夜は危険すぎて無理でした」

斎藤  :「でもカジカ突き 日中に出来るんですか?」

タケシ :「そーーーと 石をはがして 下にいるのをグサ 

      ポイントは刺した後 動かない事です」

斎藤  :「動かない事?」

タケシ :「ミスったなと思ってすぐ動くと

      実は刺さってたのが逃げちゃったりとかあるんで」

斎藤  :「へーー」

タケシ :「網で抄ったり 釣ったりも出来るんですけど

      やっぱ 川遊びとして(もり)で刺したいですね

      中学と高校の夏は週2回 

      ポイント 場所ですか を変えて

      やってたりしたんですけどね

      ばあちゃん 山の方に住んでたんで」

斎藤  :「でもカジカって美味しいんですか?」

タケシ :「捕ったカジカをバケツに

      20分ごとにバケツの水を交換

      そうすると数時間 生きてくれるんですよ

      家に帰って 酒をどばーーー といれて

      泥抜き完了ですか?

      衣につけて あげると 美味しいですよ

      焼くのは個人的にはお勧めしませんね

      あと。。。」

斎藤  :「あと?」

タケシ :「デカいのは意外と骨が硬くて 骨 食べれ無いんですよ

      逆に中くらいから小さめの方が骨まで食べれるので

      個人的に好きでした

      ウナギと 一緒です

      鰻も大きい奴だと骨 気になりますしね」

斎藤  :「分かります

      ガラス箱とかは使ったりしたんですか?」

タケシ :「水の中 視るやつですよね?

      アレ使うと斜めから刺す事になるんですよ

      石どかす時 邪魔なんですよね

      夜突きみたいに影 追ったりしないんで

      なので使わなかったですね

      石どかしてグサ ですね

      あとは どかしやすい石を1カ所に集めて

      反対側から ばしゃばしゃ 歩いて追い込んだりとか」

斎藤  :「楽しそうですね」

タケシ :「楽しかったですよ でも今はもう無理ですが」

斎藤  :「無理なんですか?」

タケシ :「ばあちゃんが死んで家 取り壊しちゃったんですよねーー

      旅館やホテル 全くないんです

      えーと 場所 ここなんですけどね?」

斎藤  :「山じゃないですか?」

タケシ :「山ですよ 電車 1時間に2両編成が1本くればいい方なんで」

斎藤  :「周り何にもないですね」

タケシ :「昔は農協とかあったんですけどね

      駅前も店 全て潰れてますね

      唯一 あるコンビニ以外全滅です」

斎藤  :「わーーーーー」

タケシ :「まー 車でジャ〇コまでは行けるんですけどね」

斎藤  :「へーー」

タケシ :「あと 結構 離れてるんですが

      新幹線の止まる駅ビルでダブルのソフトが売ってました」

斎藤  :「ダブルのソフト? それ普通じゃないですか?」

タケシ :「これが写真です」

斎藤  :「うははははは。。。。。何これーーー」

タケシ :「いや ダブルのソフトです」

斎藤  :「いや ダブルのソフトですけど この発想は」

タケシ :「さすが山の民って感じ しません?」


普通ダブルのアイスって聞くと 縦に2倍のソフトを想像するが

持つとこがあって そこから右と左に枝分かれ

そしてソフトが二つ並んでる

あとでググったら ダブルヘッダーコーン って名前らしい


タケシ :「ちなみに夏 暑かったです

      東京よりも5度から10度高かったですね

      当時 溶けない板チョコのコマーシャルがあったんですが

      それを 店で買って 家で食べようとしたら

      どろどろに溶けてたのは大笑いしました」

斎藤  :「溶けないチョコレートが溶ける

      すんごい場所ですね その山?

      クワガタとか捕れないんですか?」

タケシ :「山に入るのが本当に危ないんで

      偶にオニヤンマが捕れたぐらいかなー」

斎藤  :「オニヤンマってトンボですよね?」

タケシ :「普通のトンボと違って止まらないんですよ」

斎藤  :「良く取れますね そんなの?」

タケシ :「虫取り網だと無理でしたね

     ただ 窓開けてると偶に家に入ってくるので

     その時に窓 閉めちゃえば 部屋の隅とかで

     なんかハマるんですよ

     そこを手づかみですか?」

斎藤  :「トンボかー」

タケシ :「クルマトンボ 赤トンボ シオカラトンボ

      運が良ければオニヤンマ

      銀ヤンマは見た事ないですね」

斎藤  :「セミとかは?」

タケシ :「セミは一杯いるんですが 

      木が ガチで高くて 

      あいつら上の方にいるので無理でしたね」

斎藤  :「蝶は?」

タケシ :「てふてふ?」

斎藤  :「ははははは はい てふてふ です」

タケシ :「モン白蝶とモン黄蝶はいましたね

      アゲハは見た事なかったです」

斎藤  :「アゲハかー 理科の実験で育てたなー」

タケシ :「羨ましい こっちは育てたのジャガイモでした」

斎藤  :「ジャガイモ? それ 校庭で?」

タケシ :「いや 苺のパックに水張ってですかね

      そういえば ばあちゃん家の畑

      ジャガイモなかったなー

      まー あの辺り 過疎ってますし

      2度と行くことは無いでしょうけど

      山 危ないですし」

斎藤  :「松茸とかは?」

タケシ :「にゃーです

      あったら過疎ってません 

      ただ バグロ はあったなー

      美味しくなかったけど」

斎藤  :「バグロ?」

タケシ :「馬喰 って漢字ですかね

      香茸ですか?

      値段高いらしいですけど

      美味しくなかったなー」

斎藤  :「不味いんですか?」

タケシ :「テレビで幻のキノコ 松茸を超える

      とか出てたんで それ言ったら山に生えてるって 

      ばあちゃんに採ってきてもらって 

      食べたんですけど 美味しくなかったですね

      ばあちゃん こんなキノコ食べる奴いねーー

      って言ってましたし

      周りで食べてる人いませんでしたね

      危ない山に入ってまで食べるのは」

斎藤  :「山が危ないって 先ほどから繰り返してますけど

      本当に危ないんですか?」

タケシ :「クレープ食べ終わってますね?

      ホラーですけど大丈夫ですか?」

斎藤  :「耐性あるんで大丈夫です」

タケシ :「家の中 遮光カーテンなんですよ

      日差しが本当に強いので

      夜 遮光カーテンを開けると

      網戸に 虫 びっしりです

      そして その虫を食べにカエルがいるんですが

      次の日 日差しが強くてカエルが干からびてますね」

斎藤  :「はーーー 逃げないんですか? カエル」

タケシ :「逃げないんですよ 何故か」

斎藤  :「うわーーー じゃー 冬だったら」

タケシ :「冬は冬で 窓開けられないんですよ

      正確には開けたら閉められなくなる」

斎藤  :「どういう事?」

タケシ :「空気を交換しようと窓を開けます

      暫くして窓を閉めようとしたら窓が閉まらない

      

      ガン ガン ガン

      ボト ボト ボト

 

      数十匹のテントウムシがいるんですよ

      テントウ虫 好きなんですけどね

      テントウ虫 益虫なんですけどね

      なぜか 集まって窓のサッシの所で冬眠ですか?

      窓あけた瞬間 室内の温度で膨張するのか解りませんが

      一度あけたら 窓閉めるの邪魔してくるんですよ」

斎藤  :「テントウムシ 可愛いじゃないですか」     

タケシ :「1匹だったらねー

      大量に腕に落ちてくると普通に焦ります

      花屋のバイトとかだと見慣れてると思うんですが

      アブラムシ対策でテントウムシ買ってる店とかあるんで

      山の(ふもと)でこれです

      だったら山の中は?」

斎藤  :「本当にガチの山で危ないじゃないですか!」

リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc


山は怖いです

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