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弓で出す  作者: ICMZ
52/85

アメリカで食う肉はうまい。。。金出せばね

木曜日 正午 ちょいすぎ Day26


*************************************

視点変更 二木


お昼ご飯

コンビニの蕎麦をズーズー(すす)りながら動画を見ている


肉磨き という高ーい お肉を食べるようにする動画

(しばら)く見てから食べ終わり

入れ物を捨て立松さんの所に行こうとしたら

榎本さんに会う


榎本  :「立松さんならタケシさんの所ですよー」

二木  :「取り合えず行ってみますか」


昨日の答え合わせ

果たして立松さんが出したカットオフは?


小さいテーブルに立松さんとトチギアが座って話してる


タケシ :「へー じゃー 肉は1万でいいですね?」

立松  :「ですねー」

榎本  :「昨日の続きですか?」

タケシ :「あ! どうぞどうぞ お菓子はありますよー」


皿の上に乗せられたクッキー

薦められて榎本さんと自分もテーブルの席に座る


立松  :「寿司とお肉 ともに1万です」

榎本  :「おおお」

タケシ :「高いですよね?」

立松  :「和牛はそのぐらいしますし

      寿司もネタに寄りけりなんで 

      ウニ いくら 大トロありだと1万かなーと」

タケシ :「いや でも自分 国産牛 特に松坂牛 ダメだったんですよー」

立松  :「ダメだったんですか?」

タケシ :「元々 家で食べてたの赤身だけだったんで

      初めて松坂食べたのが中学3年ですか

      まったくダメでしたね」

榎本  :「お松坂牛がダメなんですか?」

タケシ :「油に慣れてなかったんですよ

      なんで 美味しいよりも油ギトギトって印象ですか

      高1で食べて やはりダメで

      高3かな 初めて美味しく感じたのは」

立松  :「へー そうなんですかー?

      私は初めから美味しかったですねー」

二木  :「私は二十歳超えて 最初の1回目は油の味でしたねー

      次から美味しく感じましたけど」

タケシ :「因みにアメリカでは神戸ビーフに注意してください」

二木  :「神戸ビーフに注意?」

タケシ :「今はどうか知らないですけど 数年前

      アメリカの神戸ビーフ 9割が偽物です」

立松  :「それダメじゃないですか! アメリカ ダメダメじゃないですか!」


このトチギアーーーーーー  

神戸ビーフ偽物9割ーーーーー


タケシ :「でも日本もやってるじゃないですか

      ただ単に古い肉を熟成肉って」

榎本  :「え? 古い肉が熟成肉じゃないんですか?」

タケシ :「全然 違いますよ

      日本は美味しい牛 お肉を作るのが世界1です

      でもアメリカは肉を熟成させるのが世界1です」

二木  :「肉の熟成?」

タケシ :「肉の鰹節(カツオブシ)プロセスですか?

      まー 旨味を凝縮させて硬くさせてますけど

      熟成も似たような物です

      冷凍庫で肉を凍らせカビさせる 

      それもフワフワなヒゲみたいなカビですか

      数か月かかります びっしり髭が生えます

      カビの部分を取り除いた柔らかく旨味ギッシリなお肉です

      半分から3分の2を捨てた残りの美味しい部分です」

榎本  :「それ美味しいんですか?」

タケシ :「すんごく旨いです」

立松  :「因みに古い肉と熟成肉の見分け方って」

タケシ :「あずき色です

      ちなみに紫色は腐ってるので注意です」

二木  :「それ 難しく無いですか?」

タケシ :「あずき色ですけど 赤にあずき色ですか?

      あずき色が掛かってる赤い肉が熟成肉です

      紫色は普通に腐ってます

      茶色や黄色や緑も論外です」

立松  :「ちなみに神戸ビーフかどうかは?」

タケシ :「A5とかを食べた事のある日本人なら即分かります

      A5見た事あるだけでも分かると思います

      サシの入り方が違うので

      なんでアメリカでは店で買う場合は問題ないんですけど

      レストランの場合 特に肉見せてこない店では

      頼まないの方がいいです

      ほぼ偽物ですね」

立松  :「えー そうなんですかー?

      じゃー そいう言う場合は」

タケシ :「普通のステーキ頼めばいいですよ

      パリパリが良いなら     ニューヨークストリップ

      柔らかいのがいいなら    サーロイン

      くにゅくにゅ がいいのなら リブアイ

      ガッツリ食べたいなら    Tボーン

      高い肉 食べたいなら    フィレミニオンとかですかね」

二木  :「でもアメリカの肉って まずいですよね?」

タケシ :「それ 輸入肉かアメリカで 安い肉はそうですけど

      アメリカで食べるアメリカ産の肉は普通に旨いですよ」

二木  :「え? でも 

      アメリカ人のバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな

      っていうコピペだと」

タケシ :「まず グリルとバーベキューごっちゃにしてる人いますけど 

      時間を掛けずに焼いて食べるのがグリル

      数時間かけて じっくり焼いて食べるのがバーベキューです

      外で焼くのをバーベキューって勘違いする人 結構いますけどね」

立松  :「それって?」

榎本  :「網で焼くハンバーガーや焼肉はグリル

      ポークリブみたいに時間をかけるのがバーベキューですか?」

タケシ :「榎本さん 正解

      まー あとは 低温で時間をかける

      あらかじめ 味付けしてあるのをバーベキュー

      って定義する人もいますけど 時間かけたかどうかです


      それ以外は すべて あのコピペ その通りです 

      アメリカで買うアメリカ産の安い肉は本当にまずいです

  

      ただ アメリカで1パウンド えーと454グラムですか

      あたり15ドル以上だと普通に美味しいですよ

      あと あのコピペ 反対の世界が描かれていない

      コインで言う片側だけですか?」

榎本  :「反対の世界ですか?」

タケシ :「いわゆる 食事のお呼ばれです」

榎本  :「食事のお呼ばれ?

タケシ :「服装がトレーナーっとジーンズとかで行くような

      BBQとかグリルのステーキは本当にまずいです

      安い50ドルぐらいの小汚いグリルに

      安い肉乗せて焼くだけですから


      実際にトレーラーハウス住みの人から誘われていったら

      肉 本当にまずかったです 嚙み切れなかったです

      まー ひたすらビールを飲む チリング まったりですか

      がメイン ビールが主食だったので良かったんですけどね

      マッシュポテトが粉から

      いわゆるレトルトだったのには参りました


      逆に 手土産が必要なお呼ばれの場合は段違いです」

榎本  :「手土産が必要?」

タケシ :「例えば 懇意にしていた教授から

      お呼ばれされた事が有ったんですよ


      服装はビジネスカジュアル 手土産は60ドル以上のワイン

      必ず服装と手土産はちゃんとする事

      テーブルマナーも学んでおく事


      まず 肉の下ごしらえが ちゃんとされています

      数日前から玉ねぎとニンニクやショウガと調味料で下ごしらえ


      そして肉はパウンド100ドル近いんじゃないですかね

      お肉屋さんに熟成してもらった肉です」

立松  :「お肉屋さんが熟成?」

タケシ :「気合が入ったお肉屋さんは購入した肉の熟成や

      狩りでとってきた獲物の解体とかもやったりしてます」

二木  :「おおおおお」

タケシ :「そのような お高い熟成肉を焼くのは

      ボードウォークを思わせる庭のテラスに銀色に輝いている

      数千ドルするグリルです 大きくて重くて頑丈です

      本格的なバーベキューとグリルとスモークが出来る奴

      手入れは行き届いており、焦げ跡や汚れなど全くない

      グリルが銀色に鈍く輝いています


      ワインやビールを飲みながら肉が焼けるまでの談笑

      粉からやレトルトで作られるマッシュポテトではなく

      本格的なマッシュポテト

      バターとクリームが入っていると判る濃厚な味わいです

      又はステーキポテト

      ステーキポテトが出てくる場合は太さと長さが ほぼ均一です」

立松  :「ジャガイモ 気合入ってますね」

タケシ :「売ってるんですよ

      通常は2~3キロで3ドルのジャガイモなんですけど

      本格的な奴は 1つ5ドルするジャガイモとか」

二木  :「1つ 5ドルのジャガイモ 高!」

立松  :「あー でもなんか タワマンの近くのスーパーでも

      それに近い値段設定あったような」

タケシ :「普段から食べるような物じゃなくて

      気合いれる場合に買うような野菜ですけどね


      そして ちゃんとアペタイザー 前菜が出るんですよ

      そしてサラダとスープ

      その後に メインのステーキ


      アメリカで高い肉。。。それを熟成させ 

      下ごしらえをして 弱火で1時間ぐらいかけられて

      焼かれた ステーキ  本当に美味しいお肉です 


      松坂牛単体では美味しさが高いのですが

      お呼ばれされた お肉 それを遥かに超えていました」

二木  :「嘘だー」

タケシ :「松坂牛で歯が要らない

      ナイフが要らない すっと嚙み切れるって知ってます?」

立松  :「あの柔らかさですよねー」

タケシ :「それを赤身の肉でやっちゃってるんですよ」

二木  :「。。。。。。。。そんな事出来る訳ないじゃないですか!」

タケシ :「だから それ あなたが知らないだけです!

      知られてないだけです! あるんです そういう世界が!」

全員  :「。。。。。。」

タケシ :「アメリカ人 お肉大好きです

      多分 世界1大好きです 

      そして編み出した技術が お肉の熟成

      肉の熟成 普通に美味しさと柔らかさ3~5倍跳ね上がります」

全員  :「。。。。。。」

タケシ :「だから お肉の世界も ピンキリです

      そんなスーパーで輸入アメリカ産の安い肉や

      あのBBQのコピペのように どうしようもない肉もあります

      ただそんな片面だけ見て

      アメリカの肉を判断するって大間違いもいいとこですよ」

全員  :「。。。。。。」

タケシ :「アメリカ 金だしゃー 何でもあります

      値段と比例して旨い肉食べれます

      そこが問題なんですけどね」

立松  :「問題っていうと?」

タケシ :「日本の大阪みたいに 安くて旨いっていのが

      ほんとーーーーーーーにレアです ほぼ無いです


      普通に食べ物の値段とおいしさが比例してるんですよ

      アメリカで安い値段で いいお肉を食べよう

      って考えるのが間違いです」

二木  :「じゃー 安くて美味しい肉は食べられないんですか?」

タケシ :「ノーコメントです」

二木  :「何ですか? その答え」

タケシ :「いや 普通に教えたくないだけなんで ノーコメントで」

二木  :「教えたくない って 安く美味しい肉 食べられるんですか?」


トチギアがクッキーをポリポリしてコーヒーを ゆっくり飲んでる


タケシ :「あー 残念だなー お昼休みそろそろ終わっちゃいますねー」

二木  :「チョット 教えてくださいよ!」

タケシ :「嫌ですよ」 

二木  :「そういって 本当は知らないんじゃ」

タケシ :「そういう小学生にしか 利かない挑発は受けません!

      美味しい お肉か焼肉を奢ってくれるなら

      しゃべっちゃう かもしれませんが」

立松  :「明日 金曜日ですよね?

      明日のランチ奢りますよ」

タケシ :「おー 立松さん 流石― 分かりました じゃーその時に」


そして軽く会話してから退散


榎本  :「トチギアでしたねー」

二木  :「まー 確かに」

立松  :「1個 5ドルのジャガイモ―」

榎本  :「高すぎですよー」

立松  :「でも経験してるって事ですよねー」

榎本  :「コピペのまずい肉と美味しいお肉 両方ですよね」

二木  :「でも 立松さん トチギアに奢るのは?」

立松  :「いや この間 斎藤さんが熟成肉の話してたじゃないですか」

二木  :「あー あの会食の?」

榎本  :「なんか 凄い お肉だって言ってた」

二木  :「あった あった」

立松  :「なので トチギア お肉に思い入れ ありそうなんですよね」

二木  :「うーん どうだろう?」

榎本  :「知られてないだけです! あるんです そういう世界が!」

全員  :「あははははははは」

立松  :「世界って言葉 使ってきましたからね トチギア」

二木  :「確かに気合はいってた トチギア」

榎本  :「ただ 言いたくないって事は それなりの理由がありそう」

立松  :「だから知ってみたい ってのがあるんで

      金曜 焼肉のランチ安い店 知ってるんで」

二木  :「うーん」


残りの昼休みの時間 動画を見続けるが。。。

そして その後は真面目にお仕事



***5時間後***

仕事が終わり 帰りドーナッツ買ってくる


二木  :「ただいまー」

二木弟 :「おかえりー」

二木  :「ほい ドーナッツ」

二木弟 :「オー えーとフレンチクルーラーは あるね 流石 姉貴」

二木  :「ねー あんた アメリカで超美味しい肉あるのって知ってる」

二木弟 :「そりゃあるでしょ」

二木  :「でも輸入肉とかまずいじゃん」

二木弟 :「あのさー 億万長者が 一杯いる国だぜ

      そいつらが そんな まずい肉食うわけないじゃん」

二木  :「そりゃ そうよねー」

リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc


本当に高い店 

管理がちゃんとされている店

そこで食べる機会があるなら 一度レアを 頼むことをお勧めします

特にフィレミニオン

焼いたステーキしか食べてこなかったのなら 別世界の扉が開きます


ただし これは お酒と同じで若い人の特権です


本当に旨いですが 嚥下力 飲み込むのが大変です

齢を取ると無理になります 若い人の特権です

ただ普通の店で頼むのは怖いものがありますが。。。


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