静かな社長室で大笑いする男
水曜日 朝11時 ちょいすぎ Day18
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視点変更 斎藤
タケシ :「あははははははははは っはははははは はははh はははははは」
社長室で大声でタケシさんが笑っている
周りが皆、神妙にしているのに堂々と大声で笑っている
これがジョーカーというものか
***15分前***
数分前
夏目 :「本当にすみません」
社長 :「すみませんじゃないだろ! 会社が潰れるんだぞ」
社長室に夏目と樋口さん そして私
夏目が何があったのかを 搔い摘んで説明
そのせいで仕事が どんどん 打ち切られている
社長も怒ったって どうにもならないのは知っている
。。。。んだが怒らざる終えない
全員 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
樋口 :「あのー 五反田関連だったら
タケシさんの意見も聞いた方がいいのでは」
樋口さんがそう言う
夏目と社長は何も言わない。。。。
どうしよう。。。。空気が重い。。。。。
斎藤 :「ちょっと私が連れてきます」
何も打開策がない。。。部屋から逃げ出したいのもあり
そう言いだし社長室から出る
タケシさんの机に向かうが 机にはいない
斎藤 :「ニ木さん、タケシさん何処にいるか知らない?」
ニ木 :「うーん トチギアですかーー? さーー?」
斎藤 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
取り合えず テキストを打ってみる
斎藤 :>>緊急で今すぐ社長室に来て欲しいのですが
タケシ :>>10分後に行きます
斎藤 :>>今すぐ来なさい
タケシ :>>無理です
斎藤 :>>今どこにいるの?
タケシ :>>唐笠の下にいます
唐笠?
そしたらその後返信がない
。。。チョット何処にいんのよ!
あと上司に対するその態度はなに!? まぁ 部署違うけど
そしたらコーヒーメーカーの前に榎本さんが
斎藤 :「ねー 榎本さん?
緊急事態でタケシさん必要なんだけど 今どこにいるか知らない?」
榎本 :「。。。。え?。。。。いや。。。。。」
斎藤 :「本当に緊急なの」
榎本 :「。。。はー
私から聞いたって言わないでくださいよ
多分 屋上です」
斎藤 :「屋上?」
エレベーターで最上階へ
そこから階段で屋上へ
え? なんなの? この空間
そしたら ベンチx2に赤い布 そして真ん中に大きい赤い傘
片方のベンチには お爺さん
反対側のベンチにはタケシさんが座っている
お茶を飲みながら なんかモナカ的な物を食べている
なんか 屋上にお茶屋さん 作ってるし
タケシ :「やっぱ富士さん じゃなくて
富士やま って感じじゃないですか?」
お爺さん:「どうでしょう?
私はずっと 富士さんって呼でましたねーー」
タケシ :「自分も富士さん派なんですが
和菓子を食べてる時には富士やま って感じですかねーー」
斎藤 :「チョット タケシさん!!」
そしたら タケシさんが振り向く そして 嫌な顔をして
タケシ :「うーーーわ」
斎藤 :「うーーーわ ってなんですか! 上司に対して」
タケシ :「部署 違いますよね?」
斎藤 :「緊急事態です 今すぐ社長室へ」
そしたらクルッと振り返って お茶を飲み始めてる。。。なんなのよ!
そしたら お爺さんが
お爺さん:「お嬢さんも お茶一杯いかがです?」
そんなの飲んでる暇なんてないのよ っと言おうとしたが
タケシ :「斎藤さんがお茶を 一杯 飲んだら 一緒に行きますよ」
そしたら お爺さんが湯呑にお茶を
タケシさんがベンチの横をパンパンと軽く叩いて ここに座れとの合図
こんな事してる場合じゃないのに
そう思っても お茶を飲まないと飲まないと動かないとの事
営業舐めんな!
いいわよ 飲めばいいんでしょ! 飲めば! 飲んでやるわよ!
そう思ってタケシさんの横に座る
おじいちゃんから お茶を受け取り私の横へ
あと小皿を取り出しそこにはモナカが
タケシ :「すんごく熱いお茶なので冷ましてから飲んでくださいね?
そうしないと大火傷しますよ?」
ゴクゴク飲んで はい飲んだ 行きましょうと思ってた考えが潰されてしまう
。。。というか隣の爺さん誰なのよ? なんか見たことあるような気もするけど
タケシ :「ずずずずず はーーーー お茶わかんねーーー でも落ち着きます」
お爺さん:「それでいいんですよ ただこのモナカ合いますね」
タケシ :「鶯餡って珍しいなーと思いまして
まー フジヤマですね? 折角 唐笠もありますし」
お爺さん:「唐笠じゃなくて のだてがさ ですよ」
タケシ :「のだてがさ?」
お爺さん:「そう 野点傘です」
そしたら タケシさんが携帯をいじってる
そしてテキストが来る
タケシ :>>唐笠じゃなくて野点傘の下です
そんなの真横で会話 聞いてたから 解かってるわよーーー
そう思ってタケシさんの顔を見るが
ニコッ としてくる
うーーわ 確信犯だ このトチギアめ
***数分後***
私がお茶を飲み終わる
モナカも食べ終わる モナカは鶯餡 珍しい
そしてタケシさんを連れて行こうと思ったら
お爺ちゃんと ベンチの片づけを始めている
仕方がないので私も手伝って その後タケシさんを連れて社長室へ
社長室を飛びたしてから10分ぐらい経ってる
夏目 大丈夫かしら。。。。大丈夫じゃないわよね。。。。
社長 :「いやー 五反田に謝罪しに行かないといけないんだろうが
果たして許してもらえるものか。。。」
斎藤 :とんとん 「失礼します」
そういってドアを開けて私とタケシさんが社長室へ
社長 :「随分と時間が掛かったな」
タケシ :「。。。。すいません トイレだったもので」
余りにも堂々と嘘つくなよーーー
ただ そう言われたら全員なにも言えなくなってしまう
タケシ :「それで 緊急事態って聞いたんですけど」
社長 :「ああ そうだ」
タケシ :「そうですか 長くなりそうですね?
皆さん とりあえず 座りましょう」
そう言い勝手に社長室の来客用のテーブルの近くの個別ソファーに腰掛ける
そして私を見てくる
仕方がないので私がその隣
テーブル挟んで樋口さん タケシさんの迎え側が夏目 そして 左の上座に社長が
そして 夏目が何があったか話し出す
招待状をゴミ箱で発見した事
労いを兼ねて奥さんと 一緒に参加した事
会社の代表として常に扱われていた事
踊りが出来なかった事
マナーが出来てなかった事
うちの会社と関わるのは恥であると言われた事
そしてその影響で五反田と少しでも関わりがある会社からの
仕事が どんどんキャンセルされているとの事
元々 兆候はあった
話が進むにつれ タケシさんが どんどん 前のめりになっていってたのだから
そしてそれは突然やってきた
タケシ :「くくくくく。。。くはくはくは。。。。はははっははは」
タケシ :「あははははははははは っはははははは はははh はははははは」
タケシさん ガチで大笑い
いや 笑うの我慢しようとしてるのも分かる
そして それが反って大笑いになってしまっている
会社が潰れるかどうかの瀬戸際
とても気まずい空気のなかで 一人大笑い それもガチで
樋口さんは口を開けて ぼーーーとそれを見ている
夏目も困惑している
そして社長が怒ろうとしようとしているが ガチ笑いな為 切り出せない
一頻り大笑いした後
タケシ :「いやー 社長と斎藤さん
すんげー事 夏目にやらせますね?
保険かけないでやるってのは
相当 自信があるという事ですよね?」
全員 :「???????」
タケシ :「あーー でも それで樋口さんもここに居るという訳ですね?
なるほど納得しました
でも別に緊急とか言わないでもいいじゃないですか 斎藤さん」
全員 :「???????」
。。。。ちょっと何言っているか分かんない
それは 樋口さんも夏目も社長も同じ
あまりに会話が通じてない
樋口さんと夏目は何も言えない
そして 仕方がないので社長が話す
社長 :「ちょっとタケシ君
会社が潰れる事 君 分ってるのかね?」
タケシ :「???????」
今度はタケシさんが困惑している
え? みたいな顔をこっちにも向けてくる
いや なんで? みたいな顔されても困るのだが
斎藤 :「あのー タケシさん 今の夏目の話を聞いてましたよね?」
コクコク頷く
斎藤 :「そのせいでうちの仕事 どんどん削られてますよね?」
コクコク頷く
斎藤 :「そしたら 会社潰れてしまいますよね?」
そしたら また困惑顔
そしてタケシさんが 一人づつ社長室にいる人の顔を見ていく
タケシ :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「あーー 会社ピンチ――という考え方ですか?」
社長 :「それ以外に何があるんだー!!」
社長が叫んでるがそれを堂々と見返しながら
タケシ :「いや 普通に計画して夏目にやらせてたのかなーーと」
社長 :「なんで 会社が潰れるような行動を夏目にとらせるんだーー!」
タケシ :「まー でも良かったじゃないですか?」
社長 :「何がいいんだ!」
タケシ :「ピンチの後にはチャンスありって事で」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
***数秒後***
樋口さんが発言
樋口 :「あのー タケシさん?
計画してたって さっき言ってましたよね?」
コクコク頷く
樋口 :「それ 教えてもらえませんか?」
そしたら タケシさんが 私の方を向く
。。。もう何なのか分からないから どうぞって顔をする
そしてタケシさんが夏目の方を向く
。。。夏目も もう何なの分わからないから どうぞって顔をする
そしてタケシさんが社長の方を向く
。。。もうどうにでもなれ って顔でタケシに発言してみろってする
そしてタケシさんが話し出す
ジョーカートチギア
規格外だと思ってたけど
私の中でタケシさんが本当に規格外だというのが確定した




