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BLUE TEARS  作者: みゆか
9/9

深水十六夜

「いらっしゃいませ、深水さん。昨日は楽しかったです。ありがとうございました」

「こっちこそ楽しかったよ。また遊びに行こうね」

俺はなるちゃんを見上げて微笑んだ。

「はいっ、楽しみにしています。で、今日も紅茶ですよね」

「ああ、ミルク無しのね」

「かしこまりました。少々お待ちください」

可愛いな...なるちゃんが俺の彼女だなんて自慢だよな。と思いながら後ろ姿を見つめていた。

「へぇあの子か...兄貴の彼女さんは」

いきなり目の前で声がしてびっくりした。

「十六夜!?何でお前がここに」

「ここに来れば兄貴の彼女に会えるって哲希さんから聞いて」

十六夜はテーブルに頬杖をついて微笑んだ。

「哲希のやつ...十六夜を使って言わせようって魂胆か?」

哲希の名前を聞いて俺は顔を歪ませた。

「趣味のこと?俺はちゃんと捨てといたよ」

「ここで余計なことを言うな!」

「分かってるって。萌えキャラよりずっとか可愛い彼女を見に来ただけじゃないか。そう怖い顔をするなよ、兄貴」

「その笑顔が信用出来ないんだ!」

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