43.イベント開始
フェニックスシリーズ長いからフェニシリにしちゃいました
さて、今日はイベント開催日。
日曜日なので多くの人が参加するだろう。
僕は明日から仕事があることなんて忘れてこのイベントを楽しむことにしよう。
イベント開始時刻は正午ということなのでまだ時間がある。
なので今日も街へと出た。
ゴールドも十分あるので今日は祭りも楽しもうと思い、十時にログインしたのだ。
街に出ると予想通り多くの人で賑わっていた。
しかし、昨日とは違い、服装がオシャレ意識と言うよりかは戦闘メインになっている。
僕はフェニシリしか持ってないので考えたことがなかったが、冒険者用とか使い分ける人も多いのだとか。
みんなかっこいいデザインの装備をつけているが、たまに色などがちぐはぐな人がいる。
きっと能力重視の人なんだろう。
ゲームではよくある事だけど実際目の前にそういう人がいたら目立つものだ。
僕も装備には気をつけよ…
そんなことを考えながら屋台を回り、二時間みっちり祭りを楽しみいよいよイベント開始時刻になった。
「イベント開始の時間だろん!!
まずは参加するかしないか決めるだろん!!」
そうダロンが言うと目の前に文字が現れる。
イベント参加しますか?
Yes No
もちのもんでYesを押す。
「みんなありがとうだろんね。今回のイベント参加者は106万5723人だろん。歴代最大だろんね」
「「「「「うぉーー」」」」」
多いな。僕はこうゆうオンラインゲームを初めてやったからよく分からないが多いのはわかる。
流石は世界一のオンラインゲームだな。
「ということで今回は21万3144チームだろん!!
ということは100チームごとに分けると2131と余り44だろんね。じゃーまずはお楽しみチーム決めを行うだろん」
「「「「「うぉーーーー」」」」」
「それじゃチームごとに別れるだろん。ルール説明はそこでするだろんからね。転送スタートだろん!!」
すると一瞬だけ辺りが真っ暗になる。
そして、光が戻ってくるが、そこはリビングらしき場所だった。
らしきと言うのはテレビ、ソファー、机があるちょっと広めな部屋であって、扉などが見つからないからだ。
するとだろんが現れた。
「やぁ君がリーダーだろん。ルール説明が終わったらチームメイトと合わせてあげるから待ってて欲しいだろん。じゃー、ルールは説明するだろんね。
まず君は一回死んだらゲームオーバーだろん。
他の人は三回まで死ねるだろん」
「クーー?」
僕の頭に乗っていたフェンがなんで?と言わんばかりに鳴く。
僕も同じ気持ちだ。普通逆じゃないのか。一番弱い僕がどうして一回しか死ねず、強い人が三回も死ねるのだろう。
「あ、もしかしてなんで君が一回なんだろうとか考えてただろんか?それは君が死んだら他の人も一回ゲームオーバーになるからだろん!」
なるほど。ちょっとわかった気がする。
要するに僕が復活地点になっているということか。
「まぁ三回死んでもいいと言っただろんが、死んだらバッドステータスが付くから気をつけるだろん」
ここは僕には関係ない話だろう。
なんたって僕は一回死んだらゲームオーバーだからね
「フィールド上にはモンスターも出現するから気をつけるだろん。三層から二十層までのモンスターが出るから頑張るだろんよ」
要するに鬼畜と言うことか。
二十層なんてトップ中のトップしか到達してないと言うし、絶対僕には倒せないだろう。
「それじゃーチームメイトとの顔合わせといくだろん。転送開始だろん!!!」
するとまたしても辺りが真っ暗になった。




