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30.カレー作り

ごめん。よくよく考えたら俺料理作れないわ

さて、全て食材は揃った。

これから竜カレーを作っていきたいと思う。

まず用意するのはスパイス、水1.5L、ジャルイモ、ニソニソ、タミネギ、そして竜肉!


一時間後。

レシピ本通りに料理するだけなのでとても簡単に出来た。

竜肉が少し大きい気もするがゴロゴロ肉カレーとして完成度はかなり高いと思う。

フェンも一緒にカレーを食べれるらしいのでフェン用にワンサイズ小さく切った肉を入れフェンにあげる。


「ほら、フェン。今日のご飯はカレーだぞ」

「クー!」

「まだ食べるなよ。いただきますをしよう」

「クー?」

「はい。手を合わせて」

「クークー」


フェンは手を合わせると言うより翼を合わせる。

いやー可愛いね。フェンをテイムできて僕は本当に幸せものだと思う。


「いただきます」

「ククッ!」


まず竜肉を口に運ぶ。

ん!美味しい。このゲームはやはり神ゲーだったようだ。とてつもなく美味しい。竜肉は牛肉でもないし、鳥でも豚でもない完全に別の味をしていてとても美味しい。フェンをお肉を一口で食べている。


「クーー」


気に入ってくれているようだ。食べた瞬間空を飛び回っている。僕の周りをぐるぐる回りご飯がある場所へ戻っていく。

このカレーで唯一残念なところはお米がないということだろう。お米は五層で発見されているらしいがさすがにまだ一層には来ていないらしい。


どうやら米ができる場所がまだ特定できていないらしく五層だけでしか出回ってないだとか。

今は農業班がお米の繁殖を試みているらしいがそれもまだまだかかるそうだ。


けどカレー単体でも十分満足できているし無いものねだりというものだろう。

そしてあっという間に食べ終わってしまった。


「美味しかったな」

「クーー」

「そうかフェンも美味しかったか」

「クックー」


その時フェンの翼が一本抜けた。

これまで抜け毛とかなかったので気にしてなかったがゲームの世界でも毛を抜けるんだな。

毛を手に取ってみる。赤い羽根募金の時に貰えるような羽をさらに高級にしたような光沢感のある毛で綺麗だ。


「フェンこの抜け毛どうする?」

「クー?」

「せっかくだし飾っておくか」

「クーー!」


こうしてうちのインテリアがひとつ増えたのだった。

合計PV10000達成!!

ちょっと嬉しい

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