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29.姉弟プレイヤー

僕はレシピ本専門店を出てベンチへと座る。

そして赤色の包装を剥がし中のレシピ本を確認する。

一冊目はテイムモンスター用のレシピ本だった。

テイムモンスター用か。

ちょっと興味があったのでレシピ本があると助かるな。さて、二つ目はなんだろうな。

二冊目も包装を剥がし中のレシピ本を確認する。

なんと、二冊目は竜料理のレシピ本だった。

竜か。さっき竜肉が置いてあったので今日は竜料理でも作ってみるか。


ベンチに座ったまま竜レシピ本をパラパラ見ていく。

丸焼きとかバジルなんとかとかすごい量のレシピが載っているが竜カレーという文字が目に止まる。


カレーとはインドで誕生した郷土料理である。

しかし現代日本式のカレーとインド式のカレーには大きな差があり私の本では日本式のカレーの紹介をさせてもらおう。


初めにそんなことが書かれていた。

レシピの内容はなんか色々書いてあるがどれも聞いたことがない。分かるのはじゃがいも、人参、玉ねぎ、竜肉ぐらいしかない。多分ほかは全部スパイスなのだろう。


それではスパイスを買いに行くか。

スパイス専門店という店も発見しているから大丈夫だろう。野菜類はあらかじめ買っているのであとはスパイスだけなのだ。


僕はスパイス専門店を探しながら進む。

途中竜肉が置いてある店を見つけたので買っておいた。スパイスの店は最初らへんに見つけたのでもう少しかかると思うがしっかりとした場所を覚えてないので一つ一つの店をしっかり見ていく。


そしてゆっくり歩くこと五分。

ついに発見したハヤトのスパイス

スパイス専門店と思われるお店の中へと入る。


「いらっしゃい。どんなスパイスを探してるんだ」


男前なお兄さんがでてきた。

なんか言葉使いと言い顔といい雰囲気と言い全てかっこいい。


「これを探してて」

そういいながらレシピ本を見せる。


「あーちょっと待ってろよ」

そう言い店の中から多くの商品を持ってくる。


「これだな。それってヒナクの料理本だろ?そいつリアルで俺の姉ちゃん何だわ。あいつってリアルでも調理師だから料理本に書いてあるスパイス一層の店に置いてないところ多いんだよな。あんたは何件目なんだ?」

「一件目です」

「おーそりゃー運がいいな。大体が三、四件回って俺のところに来るのによ。まぁそのおかげというか最近ではあいつのレシピのスパイスを扱う店も増えてきたし、ヒナクのレシピ本のスパイスありますなんて書いてある店もあるからな」


「へぇーそうなんですね。じゃーこれからは書いてある店に行けばいいってことですか?」

「まぁそーなるな。けど俺の店に来て欲しいとは思っているぞ。それに新作のレシピ本が完成したら俺のところに持ってくるから新しいスパイスを揃えるのは間違いなく一番早い店だからな」

「そーなんですか。ご丁寧にありがとうございます」


「いいってこと。それで全部で21500ゴールドなんだが運がいいということで2万ゴールドでいいぞ」

「本当ですか!ありがとうございます!!」

「毎度あり、また来てくれよ」

「はい!スパイスは必ず買いに行きます!!」


そう言い店を出た。

気前のいい兄ちゃんだったな。それに姉弟なのに性格が全然違うんだな。まぁ明るいってところは一緒だから全然という訳でもないか。


さぁ二層のホームに帰ってカレー作るか

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