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隠ゲー このゲーム隠し要素多すぎます  作者: けん
幻のモンスターと戯れたい
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28/76

21.イベントスタート

少し頑張ったけど矛盾点あったら教えてください。

強制転移され今いる所は多分宇宙だ。

数え切れないほどの光源があり、目の前には地球によく似た星が写っている。

きれいの一言では表しきれないほどの絶景だ。

周りのプレイヤーも皆声に出ないような声で「すごっ」とか「きれい」とか言っている。

今ここにいるのは十人ちょっとなので他の人たちも違う場所で同じ光景を見ているのだろう。

絶景に感動していると突如マスコットキャラクターのダロンが現れる。


「今から特別な映像を見てもらうだろん。楽しんでって欲しいだろん」


そう言うと目の前には半透明の映像が現れた。

そして映像が動き始める。


『ここは自然の星ネティア。この星には様々な生物が共存している。海、森、草原、空、ありとあらゆる場所でそれぞれが時には助け合い、時には争いながら暮らしていた』


映像に写っているのは多分このゲームの世界そのものだろう。何せ毛玉猫がいるし、他にも色んな生物が写っている。


『そして海にはリヴァイアサン、陸にはフェンリル、空にはフェニックスが頂点としてこの世界を統括していた』


そう言いながらリヴァイアサンとフェンリルとフェニックスと思われる生物が映る。

周りの人達は

「おお、すげー」とか「フェンリルの情報解禁か」と言っている。

映像は場面が変わり僕達人間が写っている。


『そして人間もその例外ではなく様々な生物たちと共に暮していた。あるものはフェンリルを神といい崇めたり、またあるものはリヴァイアサンを神として崇めたり、そしてフェニックスを神として崇めた者もいた。そしてあるものはこの三匹を神獣と表し、お供えをするようになったのだ』


おお、なんか神話みたいでかっこいいな。それにしても神獣か、フェンお前すごいな。


『そして時は経ち人間に変化が訪れた。人間は共存している生物の住処を奪い始めたのだ。しかしそれでもまだよかったのかもしれない。人間は自分たちが弱いことを悟り最低限の防御をするのみで多くの生物は今まで通り過ごせていたのだから…』


急に重い話になりだした。

明らかに人類が悪役サイドじゃないか。


『この行為は陸の神フェンリルの逆鱗に触れるかと思われたがそれはなかった。フェンリルは防衛のためなら仕方が無いと考えたのだ。そして人間はさらなる変化を迎える。迷い人となるものが出現したのだ』


迷い人つまりプレイヤーのことである。このゲームの設定では僕達プレイヤーは迷い人としてこの世界に降り立ったことになっている。


『迷い人は様々な技術を持っており、様々な生物をモンスターと呼び討伐していった。さらにフェンリルのもたらした自然を伐採したり他の生物の住処までも奪ったのだ。しかしそれもフェンリルは怒らなかった。自然の流れということなのだろう。しかし愚かなことにフェンリルの住まう土地までも奪おうとした人間が現れたのである。その行為はフェンリルの逆鱗に触れ、フェンリルは向かってくるものを返り討ちにした』


「うわっこれ俺たちじゃん」

隣で声が聞こえる。顔を見るとたしかにさっき返り討ちにされた人間と同じ顔をしていた。


『そして今フェンリルよりも怒っている神獣が現れた。それはフェニックスである。フェニックスは空の支配者として君臨していたため人間には興味を持たなかった。しかし二日前に大事件が起こる。なんと、フェニックスの子供が人間によって連れ出されたのだ。フェニックスはそれに怒り今、さらった人間を探し街に攻撃を仕掛けている。さぁ今から神獣との戦いの始まりだ』


あ、僕のせいでした。

本当にフェニックスが関係していたなんて思っても見ませんでした。いや、映像が始まった時点で関係してるんだろうなとは思ってたがまさかさらった犯人になってるとは思わなかった。だってテイムしたんだし。


「なぁフェン、あれがお前の親なのか?」

「クークー!」

「そうか。じゃー、ちゃんと謝るしかないな」

「クー?」

「いやだって、知らなかったとはいえ申し訳ないことをしたなとは思うからな」


映像が終わり、周りの人から重い空気が流れる。

その空気を断ち切ったのはダロンだった。


「というわけで今回のイベントはフェニックスの討伐だろん。愚かな人間どもに怒り狂うフェニックスを討伐できるか楽しみだろん。それじゃーがんばってだろん」


怖ーよ。ダロンが愚かな人間どもとか使うなんて闇を感じるが僕はそれどころではない。まずはフェニックスに謝らなければならないのだ。

そう思っているとまた辺りが暗くなった。

転移されたのだろう。

光が戻ってきて最初に目に入ったものは遠くに飛んでいるフェニックスだった。


ブックマーク20達成しました。

とりあえず100を目指して頑張りたいと思います!

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