表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠ゲー このゲーム隠し要素多すぎます  作者: けん
幻のモンスターと戯れたい
20/76

15.鳥発見

森の中に入って一時間経つが毛玉猫を一体も発見出来ないでいた。

おかしい。この森には毛玉猫しか居ないはずなのに一匹も見つけれない。

他のモンスターも見当たらないので毛玉猫しか生息してないのは本当だと思うけどもしかしたら今日起きるイベントに関係しているのかもしれない。


さらに一時間経つが未だ一匹も見つけれずにいる。

流石は五十人ぐらいで探すだけはあるな。

そう簡単に見つからないということか。だけど僕は普通の毛玉猫を欲しいだけだし日を改めて探しに行けばいいので今日は諦めてホームへ帰ることにした。


森の中をぐるぐるしていたせいで道が分からないがコンパスは初期装備に含まれてるし大丈夫だろう。

このコンパスは常に中央広場に向いているので帰ろうとおもったときに便利なのである。


戻る途中も一応毛玉猫を探すことを一応辞めない。

しかし十分歩いても何一つ見つからない。

それでも諦めずに探していると鳴き声が聞こえた。


「クゥ」


おお、この森に入ってから初めて聞いたモンスターの鳴き声。

多分毛玉猫ではないがそれでも興味がある。

せっかくなので鳴き声が聞こえた方へかけ出す。

するとそこには怪我をした鳥が苦しんでいた。

鳥と言ってもまだ子供だろう。


可哀想に。僕はちょうど余っていたモンスター用の食事をその鳥へあげる。

この食品はモンスターへの回復効果も多少着いているので少しは良くなるはずだ。


「さぁお食べ」

「くぅ?」


なかなか警戒して食べてくれない。

匂いを嗅いだり、つついて確かめている。

こんな状況で言うのもなんだが可愛いな。

なんか母性が溢れてくるような感じがする。僕男なのに…

結局小鳥は食べて大丈夫だと判断したようで僕の渡した食べ物を頬張っている。


「クックックゥー」

「傷が治ってよかったな」

「クゥーク」

「ん?なんだよ。そんなに嬉しいのか、可愛いなこの野郎め」

「クックー」


小鳥は僕の周りをぐるぐる飛んでその後僕の腕に止まった。僕がその頭を撫でてみると小鳥は嬉しそうに鳴いている。本当に嬉しいのかは分からないが嫌がってはいないみたいだ。


僕はすっかり時間を忘れ小鳥と遊んでしまっていたみたいだ。気がつけばあたりは真っ赤になっており夕暮れ時だった。

いやー楽しかったな。テイムすることはできないみたいだしまた来よう。


「まだ僕じゃテイム条件満たしてないみたいだからまた遊びに来るな」

「ク?クック!!」


ん?どうしたのだろう。

急に小鳥が騒ぎ出す。僕がなにかしたのだろうか。

しかしそれは間違えだったようで木の影から見覚えのある奴らが出てくる。


ゴブリンだ。

数は三体でなんかこの前あったやつよりも圧倒的に装備がいいし体格もしっかりしている。

おかしいな、この森は毛玉猫しか居ないはずなのに。

どうやら偽情報だったらしい。

後でエリサに教えておこう。

このゴブリンには多分僕では勝てないだろうが、逃げ切れる自信もない。


それなら当たって砕けろ作戦で行こうと思う。

小鳥のことも放っておけないからな。


この隠ゲーではほのぼのとした日々を書いていきたいと思っています。

主人公は強くする予定は無いのでご勘弁を。

有名プレイヤーにはさせようと思いますが…


そして最強ものとして書こうと思っていたもうひとつの方が結局幼女を拾ってしまいました。

やっぱジジイだけでは寂しいなと思ってしまったんですよ…すまんなジジイ


そしてさらにサイコパス要素として書いていたものは全部書き終えたのですが趣味丸出しすぎて読み返したら恥ずかしくなってしまいおじゃんとなりました。


まぁこんな感じで色んなものに手を出して失敗するようなやつなのでそこを込みでよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ