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気まぐれ旅行記  作者: 瓜
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海路

フェリーに乗り込んだ。

出発までは大分間があったが、無事に出航した。海は藍色だ。フェリーの立てる真っ白な波飛沫が映える。固く立てた生クリームのような波だ。飛沫が弱まっていく時に見える、ラムネ色の靄も美しい。遠くの海は幾らか青く見える。

遠くに山岳地帯が見える。山には薄雲がかかっている。手前の方には街が見える。フェリーは、それらをどんどん引き離していく。

あちらこちらに青空が見えるが、私の頭上は雨だ。顔に雫がサパサパとかかる。試しに舐めてみたが、塩味がなかったので多分雨だろう。

今私がいる所は日陰になっているが、どうやら反対側は日が照っているらしい。

目的地だろうか。段々島が見えてきた。釣鐘のような山が特徴的だ。

今アナウンスがあった。そろそろ到着するとの事だ。

日が此方にも差し込んできた。黄金色の、射るような夕日だ。

遠くに浅海が見える。エメラルドグリーンだ。気がつけば、フェリーが航行している場所も濃いエメラルドグリーンになっている。

消波ブロックだ。フェリーが速度を落とす。より海が浅くなってきている。更にフェリーが速度を落とす。もう殆ど止まりかけだ。固い生クリームのようだった飛沫も、今は気の抜けた炭酸だ。間もなく到着である。

フェリーが方向転換をする。辺りを見回すと、もう殆どが陸地だ。

目的地に到着した。コンテナやバスが見える。

それではこれにて。

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