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またですか。  作者: あいす
2/6

人生辛き若者よ


「あ!あこさん!お疲れ様です」

「はい、おつかれです」


小指のカフェ店員は若くてなかなかの

イケメン店員しかいない。

変わってバーは女性店員がほとんどだ。



「あこちゃん、あとで買い出しお願いね」

「はーい」



これを狙ってかどうか定かではないが

この店を営むオーナー正男(まさお)さん


昼は女性客が多く、夜は男性客が多い

もう、何を狙ってるお店か分からん




「あこさん!聞いてください!おはぎが!」



さっきから元気な青年は荒野(あらの) 真琴(まこと)

おはぎは愛犬です、はい



「おはぎ!可愛くないっすか!?ヤバい!」

「サイズぴったりだね〜よかった」

「ありがとうございます!!」


通称:まこっちゃん

のおはぎのために犬用の洋服を作ったのだ

喜んでくれて正直普通に嬉しいもんだ


「見てください!いっちーさん!」


苺谷くん 通称:いっちー


「かわい〜さすが、あこさん」

「だろ?」



こんな感じで私の日常は普通に過ぎて行く



なんて事はない






田舎から出て来て早5年

やっと慣れてきた東京暮らし

華やかさを多少求めて来たものの

そんなに世の中甘くなかったが現実




デザイナーとは名ばかりのアバウトな夢を

追うために通った専門学校では、

適当に楽しく過ごしただけの2年間…


直ぐに就活が私を襲い適当に会社が決まり

勤めていた3年間…


やんちゃな、友達との出会いにしょっちゅう

遊び歩いた夜の店…



結果、生活ギリギリ

夢は何処へ?



気持ちを切り替えやり直そうと

決めた22歳、遅い決断か早いかは

人それぞれだが、自分的には遅かった


仕事を掛け持ちせざる終えない状況

周りからは頑張るねと褒められる

夢のためとつまらない嘘をつき

勝手に苦しむ私



すごく虚しい




仕事を掛け持ちしている分なのか

周りを見たり効率よく動ける様になった

たぶん、周りの同世代より仕事が出来る


と胸を張ってみる




ただ、1つだけ





恋愛経験がほぼ0に近いのが痛い







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