わたしのストレスは
春也の父から着信があったとき、私はいつも通り、祖母の家にお邪魔していました。
電話中、春也にストレスを与えないために、あぁでもないこうでもない………早口で何度も説明されているうちに、私の目からは何故か涙が流れていました。
両親もいっぱいいっぱいだったのかもしれませんが、私も同じくらいいっぱいいっぱいだったのでしょうね。
そして私が泣いているのを見て、祖母は気分転換にとカフェに誘ってくれました。
2人で少し買い物をしました。
祖母は、夏用の淡いピンクのハットを購入しました。
「少し派手かな?」
「いいえ、そんなことないと思いますよ。
たまには明るい色も良いんじゃないですか?」
祖母と一緒にいると、気持ちが落ち着きました。
おばあちゃんが姑だったらな…
なんて考えたこともあります。
再び春也の母にメッセージを送信しました。
「先ほどは色々意見してしまってすいませんでした…」
無視でしたが。
私が祖母と出かけたことを知り、嫉妬をしていたそうでした。
そして、日記に綴りました。
5月24日
今日は、おばあちゃんとおでかけしました。
気が和らぐね。
病院では、春也とたくさん会話ができた。
楽しかった。
春也が倒れて、「当たり前を幸せに感じられる」ってこういうことなんだ〜って思った。
ハグできること。
キスできること。
笑って話しができること。
あぁ、幸せだなって思える。
ありがとう。
二人で一緒に泣いたり、笑って、強くなりたいよ。
私は春也の父から言われ、傷ついた言葉は文字には残しませんでした。




