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嫁入り前の悲劇  作者: 江戸一
2017年5月
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2度目の爆発




「あの春也のメッセージ、どういうこと?


私が退会したのは、最近体調が良くなくて、通知がたくさん来てうるさいし、面会のこととかを連絡するために作ったのに、全然機能してないから意味がないって思ったら退会したんだよね。


なんか、もう成人してるんだから好きにさせろって言ってるけど、成人したら何しても良いの?

勝手にしていいの?


アパートの契約も勝手にしたし、名義が春也なんて知らなかった。

消防署にアパートで申請してることも私たちは後から知ったよね?



祐希ちゃんが仕事辞めてこっちに来ることだって、全然知らなかったし。



結婚って、そんなに簡単にしていいものなの!?」





ものすごい勢いで、剣幕で、捲し立てました。





「結婚のこと、私は簡単になんて考えていません。


ちゃんと貯金して、結納などのことも考えていますし、勝手に結婚しようだなんて、考えていません。



私は仕事を辞めてここに引っ越すことを、年末くらいには母に自分の口で伝えていましーーー





「それって祐希ちゃんのお母さんだけに言ったら良いことなの!?

祐希ちゃんのお母さんはそういうこと何も言わないみたいだけど、ウチは違うの!」




私の言葉を遮るように、春也の母は金切声で言いました。





え……?


何で私、こんなに責められてるんだろう。



それに、「祐希ちゃんのお母さんだけに言ったら良いことなの!?」って……



(いや、アンタの息子がちゃんと言えてなかったからだろ!それを当時面識もない私に当てつけてくるな!)





と、内心思い言葉に詰まらせていると、春也の父に代わり、



「ごめんね今ちょっと体調悪くて、また連絡するから。」



と、電話を切られました。



(なんでもかんでも体調のせいにしやがって!)






春也が感情的になっていることに対し、なぜ私が春也の母にここまで言われなければならなかったのでしょうか。



自身の母親のことを悪く言われたことにも、とても腹立たしくて、悔しくて。



私の母は決して適当な訳でも緩い訳でもありません。


学生時代、門限やテストの点にも厳しかった。

礼儀や作法にもうるさかった。

悪いことをすると、他人の子供にも叱るような、強い母です。




ただ、私が自分で考えて、決断したことに対し認めてくれているのです。





私は山田家のグループトークに意見しました。




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