副作用じゃない
すると父が、
「悪いけど子供のことは、誰よりも一番に考えているよ。
だから、うるさい事も必要だから言います。
今までは、春也にだけ言っていたからこうなったけど。
これからは、春也と祐希ちゃんも含めてみんなで話をするから、これらはこんな事にならないようにします。
春也が間に入って困らないように。
今は具合が悪いし、言う話ではないと思ってたから言わなかった。
春也は分かっていないけど、薬の副作用のせいで攻撃的になっています。
とにかく今は薬を飲まないようにすることが第一です。」
両親は、春也の口調が荒くなっていることに対し、副作用のせいだと言い出したのです。
私と2人のときは、両親に対して思っていることをよく話しました。
両親の考えで、これはおかしいと思う。
ここは、私達も反省しなきゃいけないね。
それを、初めて両親に伝えたものですから、両親はこんなに感情的な春也を見たことがない、と驚き、それを副作用のせいだと言いました。
「副作用のせいじゃない。普段から思ってたけど、黙ってただけ!
いつも自分たちが正しいと思い込んでるじゃん。
俺はいつも考えるよ、今のは間違ってたかな、今のは親の方が合ってたかなって。」
「子供の幸せを一番に考えてる、って思い込んでるだけで間違ってることもある。」
「母さんが退会して、母さん機嫌が悪いのかなって誰もが気を使うのも分かるよね?
何が気に食わないのか本当に分からない。
今の自分たちが思っとることだけが正しいと思うのは駄目だと思う。」
立て続けに送られてきました。
すると、私の携帯が鳴りました。
相手は、春也の母です。




