表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嫁入り前の悲劇  作者: 江戸一
2017年5月
12/35

入院生活




入院して数日、日に日に体の周りの管が減っていき、少しずつ会話や食事もできるほど回復しました。



私は、お昼前に手作りのおにぎりやサンドイッチの軽食を持って病院に毎日通いました。


回復していく彼に会うことが、毎日の楽しみでした。





5月4日



11時頃


病室に入った瞬間、春也はにやって笑いました。その笑顔も愛おしい。



いつも通りお昼ご飯を一緒に食べ、他愛のない会話をしていると、夕方になっていました。




春也の両親もお見舞いに来て、少し会話をして、春也の母が私と父を招き、病室から出ました。



「春の顔つき、おかしくない?いつもと違うと思うんだけど…。」



「そう?薬の副作用もあるし、体調にも波があるから気にするほどではないと思うよ。」


と、父。



「いや、おかしいよ。昨日はもっとしっかり会話してたよね?祐希ちゃん?」



「毎日回復するわけではないですし、それほど気にしなくても良いんじゃないでしょうか?」



私と父でそう言っても、母は「今日の春也はおかしい。」そればかりで私たちの意見は全く聞こうとしません。



そして、看護師にも春也の様子がおかしいと伝えていました。

看護師にも、「体調には波がありますから、様子見てみましょうね。」と、言われていました。




自分でこうだと思ったことに対し、他人に質問を投げかけておいて、その答えに聞く耳を持とうとしない。


春也の母はそういう人でした。



春也の入院中、こういう出来事がたくさんありました。







5月4日の交換日記です。



今日は会話がいっぱいできた!

ゴハンも一緒に食べたね(^^)


ちょっとずつ、良くなったら良いの。


毎日病院に行けば会える。

明日は歩けるかなぁ?

何話そうかなぁ?

ってウキウキする。


病室入った瞬間、私に気づいて春也がにやにやする顔が、カワイイよ(^^)


だいすきだなぁ。












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ