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カーニバル  作者: 朝日羅
1/4

プロローグ

 人を殺してはならない理由など無く。

 人を傷つけてはならない理由なども無く。

 人を助けてはならない理由なども無い。


 理由など結果に付属した部品でしかない。


 結果など理由に付属した部品でしかない。


 過程に重きをおくか。

 結果に重きをおくか。

 それだけの違いでしかない。


 少女には信念も道徳も概念も人権も関係無く。


 少年には信念も道徳も概念も人権も関係した。


 相反する二つの思考。


 少年と少女が出会う時に事件は始まる。

 否、事件は既に始まっていた。

 二人がこの世に生を受けたその時から。


 始まりもしなかった物語。

 終わりを迎え無かった物語。


 時には二人とは関係のないところで。

 時には二人のすぐ傍で。



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