第4話
朝起きると、昨日のことを思い出し嫌な気分になった。目覚めは最悪だ。
起きてすぐ顔を洗い朝食を食べ、みんなのところへ遊びに行った。
はぁ〜みんなに僕の天職を言ったら馬鹿にされるんだろうなぁ〜と考えていたらすぐにいつも遊んでいる広場に着いた。
いつも僕と遊んでいるメンバーは僕を含めて5人だ。
黒髪黒目の無愛想だか力持ちのバーサスに茶髪で少し臆病だがすばしこっくて足の速いケビン。赤い髪が特徴でポニーテールがよく似合っていて活発で少し可愛いナータリに青髪で優しくて三つ編みがよく似合いいつもみんなのまとめ役で可愛いベレッカ。
いつもこのメンバーで遊んでいる。
「やぁ、みんなおはよう」
と、いつもより小さな声でよそよそしく挨拶をした。
「おはよう、バラット。いきなりなんだけどバラットとの天職教えてもらっていいかな?」
ナータリがいきなり僕の天職を聞いてきた。
僕は勇気を振り絞って本当のことを言った。
「えっ〜とね、僕の天職はね錬成師なんだ」
「え?バラットも錬成師なの?」
「え?ナータリも天職が錬成師なの?」
「いや、違うよ」
「じゃあ、誰が錬成師なの?」
「バーサスが錬成師よ。ちなみに私は料理人でケビンが罠師、ベレッカは治癒師よ。」
「へぇ〜みんな非戦闘職なんだ」
「うん、そうだね。」
と、ケビンが言った。
そこで僕はこう言った。
「でも、ナータリの治癒師って冒険者のパーティーとかにいるよね。ナータリはもしかしたら冒険者になれるかもしれないね。」
「え?バラットもしかして冒険者になるの諦めたの?」
「いいや、諦めてないよ。まぁ、少し落ち込んだけどやっぱり冒険者になるよ。」
「そうなんだ。良かった〜」
と、ベレッカは笑顔で言った。めちゃくちゃ可愛い。




