第10話
あけましておめでとうございます。
ゴブリンの巣を見つけてから3年たった。
あの日から、できるだけ一対多数の戦闘をするようになった。
イノシシやミニタイガーの群れを相手に日々奮闘している。
たまにゴブリンと戦うがゴブリンはもう俺の敵ではないが、群れで生活するモンスターの怖いところは連携してるところだ。
そのせいでよく怪我をする。
だが、ここ最近強くなってきたのか油断しなければ群れで行動しているモンスターにもケガをひとつしないで倒せる。
ということで、今日は3年前に行ったゴブリンの巣に来た。
洞窟の前にいたゴブリン3匹を土から錬成した双剣で倒した。
多数の敵を倒すには双剣が一番効率が良い。
ゴブリン共を倒す作戦はもう決まっている。
作戦はまず丈夫な短槍を5~6本錬成して、ゴブリンキングの頭や心臓に投げすばやく殺し、ほかのゴブリン共が唖然としてる時に洞窟の入り口まですばやく行き、深くて大きな落とし穴を錬成して長槍で一体一体に留めを刺す。
もし無理な場合は逃げて出直す。
うん、完璧すぎる作戦だな。1日かけて考えてよかった。
よし、覚悟と準備は万全だ。
短槍を5本をもって洞窟の奥に進んだ。
1分ほど進むと洞窟の奥には大きな広場がある。
3年前となにも変わっていなかった。
40m離れているところにキングゴブリンが肉を食べていた。
キングゴブリンの周りには6匹のゴブリンがいた。
その他のゴブリンは大体200ぐらいいるな。
別に問題ないな。
俺は身体強化の魔法を発動し、短槍を軽く持ちキングゴブリンの心臓目掛けて全力で投げた。
心臓ではなく右肩に深く刺さってしまった。
これは想定の範囲以内なので気にせず心臓や頭に全力で短槍を投げた。
3本目で頭に刺さり、キングゴブリンは絶命した。
キングゴブリンを死んだのを遠くから確認し、ほかのゴブリン共が唖然としている時にすばやく洞窟の入り口に移動した。
洞窟の奥からはゴブリン共の咆哮が聞こえた。
洞窟の入り口から30m離れて魔力を溜めていた。
洞窟から武器を持ったゴブリン共が100匹ほど出てきた。
溜めていた魔力を一気に開放して深さ4mほどの大きな落とし穴を錬成した。
怒り狂ったゴブリン共が次々に落とし穴に落ちていた。
もうすでに頑丈な長槍を錬成していたので落とし穴にいるゴブリン共を仕留めた。中には、仲間達に潰されて窒息死している奴もいた。
全部倒すのに10分ほどかかってしまった。
次は洞窟に残っているゴブリン共を殺し行った。
洞窟に残っていたゴブリンのほとんどはメスや子供のゴブリンだった。
なかには武器を持った、ゴブリンもいたが双剣で殺していった。
メスや子供のゴブリン共は弱いのですばやく双剣で殺していった。
やっと最後の1匹を倒して洞窟を出て行った。
洞窟の入り口はとても臭く、嫌な気持ちになってしまった。
落とし穴で死んでいるゴブリン共の死体の山に炎魔法の初歩的なファイアーボールを数発放った。
ゴブリンが燃えるの確認し、昔よりは自分が強くなったことを確認した。
バレット・ガンジェス 13歳 レベル51
天職:錬成師
筋力:82
体力:134
耐性:76
敏速:78
魔力:201
魔耐:201
技能:高速錬成・剣術・双剣術・棒術・槍術・身体強化・炎魔法・気配感知・気配遮断
ユニークユーザが251人もいて驚きました。
ありがとうございます。




