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日本政府ですが国民を舐め腐ってふざけた政治やってたら革命起こされて潰されましたw  作者: アホな政治屋達は空気が読めずに全員滅んだそうですw
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新興政党の大躍進すらまともに分析できない腐った脳味噌の政治屋達www パート1

 21世紀に入ってからの日本の政治情勢を整理するとこうなる。


 古泉潤一郎総理・民自党総裁による古泉旋風(古泉フィーバーとも呼ばれる)が発生し、マスコミのワイドショーを利用し、対立を演出することによって党と総理の支持率を高める劇場型政治と呼ばれる手法が実行され、熱気を伴った強烈な政権支持が集まった。


 古泉政権は古泉改革と呼ばれる日本版新自由主義改革を実行したのだが、2007年頃から、古泉改革の弊害をマスコミが騒ぎ立てるようになった。格差社会という言葉が作り出され、風を受けた民主立憲党の大澤次朗代表が参院選に圧勝した。


 当時の世論は非常に単純で、テレビと新聞がこうだと言えばこう思い、そうだと言えばそう思い、容易に操縦することができた。


 その為、古泉総理と民自党が熱烈に支持されたように、民立党も馬鹿みたいに異常に支持された。


 2008年にリーマンショックが起きたこともあって、2009年衆院選で雉山代表率いる民立党が圧勝し、民立党政権が樹立された。


 政権交代直後、民立党は、日本でも革命が起きたと大喜びし、民自党型政治との決別などと威勢のいいことを言っていたが、官僚機構との対立から彼らにそっぽを向かれ、政権運営を妨害され、基地問題でアメリカから睨まれ、雉山政権は短命に終わった。


 倒れた雉山政権に変わって誕生した貝割(かいわれ)尚登(なおと)政権は、何がしたいのかよくわからない政権で、東日本大震災が起きた際、原発事故対応と震災対応で猛烈な非難を浴びて退陣することとなり、その次の田野(たの)義彦(よしひこ)政権はもっと酷かった。


 何が酷かったのかと言えば、民自党型政治を否定し、新たな政治体制を確立するのだと息巻いて発足したのが民立党政権だったのに、この田野という男は典型的な民自党型の保守政治家で、民自党政権と全く同じ政権運営を始めたのだ。


 改革が完全に止まったということで、官僚機構は政権運営に協力的になり、円滑に政治が動くようになった反面、民立党の党是を完全否定した為、党と政権の正当性そのものが喪失した。


 また、政権を取るまで、カルト宗教・創加教会と、同教会の政治部門・公政党を激しく追及し、嫌がらせやストーカー被害を受けた脱会者らからの被害相談を熱心に受け、脅迫までされた元公政党委員長野屋絢也の受けた組織的ストーキング被害に関して国会で取り上げることまでしていたのに、政権獲得後には一切やらなくなった。


 それどころか民自党から公政党を切り離し、民立党が連立政権を構築することで、半永久的に政権を維持しようとしているとの憶測まで飛び交い、元代表の大澤次朗が水面下で動いているとの報道すらされていた。


 その為、公政党を政権党の地位から引きずり下ろし、創加教会を政治権力の座から引き剥がす為に民立党に選挙協力した宗教勢力と、同教会に批判的な脱会者、何らかの被害に遭った経験を持つ人々からの支持を一気に失った。


 民立党は、政権獲得後に、あらゆる層からの支持を一気に失ったのである。


 2012年末の衆院選で、民立党は政権を失ったばかりか、解党的ダメージを負い、新興政党・維新改新党に比例得票で後塵を喫するという惨状を呈し、日本において確立されかけた二大政党制は音もなく崩れ去った。


 興味深いのは、維改党が掲げた政策群が、民立党が政権を取る以前に掲げていた改革案とほぼ同じだった点だ。


 民立党は護憲リベラル、維改党は改憲保守でイデオロギーが異なるとされる為、解り難くなっているが、維改党が大躍進した本当の理由は、民自党型政治を全否定し、改革(新しい政治の息吹)を求める有権者達の清新な声が、民立党から維改党に横滑りしただけだった。


 傑作なのは、民立党の首脳部も、所属議員らも、その事実にまるで気づいていなかったことだった。


 彼らは政争としての面ばかりを捉え、民自党の大派閥征和会(せいわかい)を支持する政治勢力が結集し、民自党を分立させ、自身が政権を取る構想を実現させる為に結党したのが維改党である、と言い続け、有権者の票が横滑りしていた事実を軽視した。


 民立党よりも維改党の方が注目を集め、民自党と維改党が二大勢力を形成するかのような政治情勢に変化したことで、日本の政治は保守二大政党制のような雰囲気になった。


 そうした空気の中で政権復帰した民自党の総裁が、上山に暗殺された阿部仁造だった。


 阿部氏は征和会系の代々続いた右派政治家の名門家系で、大躍進した新興政党・維改党は親阿部派だった。


 二大政党体制が崩壊したことで、衆院選は小選挙区制が導入されている為、民自党一強体制になった。政治学で一党優位制と呼ばれる政治情勢となり、ヒト・モノ・カネのあらゆるものが民自党に集中した。


 国民に嫌われた野党・民立党では何を言っても無駄で、事実上、政権監視機能は、あってなきが如しとなった。


 その為、阿部仁造総理は絶大な権力を手に入れると同時に、阿部政権幹部とパイプを作ってしまえば、どんな便宜でも図って貰えるような状況になった為、政財官界で賄賂が飛び交い、人事権を握られた官僚は官邸の言いなりとなり、政治腐敗が著しく進行して行った。


 民自党は長年に渡って連立を組んできたカルト宗教・創加教会を支持母体とする同教会の政治部門・公政党を切り、維改党と連立を組むのではないかとの憶測が何度も再燃し、実際、連立の組み換えが検討されたが、阿部仁造の政治家としての悲願が改憲であった為、数合わせの為に公政党との連立を継続するという方針が、辛うじて、維持された。

ep1からep10までは革命が起きるような社会情勢になった経緯の解説の為、何も起きません。

どのような過程を踏んで革命が起きたのか、その部分だけ知りたい方は、下記のep11から読んで下さい。


名もないYouTuberが国会議事堂前で一人デモしてみたら大変な事になったw

https://ncode.syosetu.com/n5336lc/11/

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