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帝国年代記:帝国対連合 Reich Chronik: Reich Gegen Union  作者: 鬼野宮マルキ
帝国からの脱出 Flucht aus dem Reich

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14/24

土人形 Golem ①

連載再開

アーモニア帝国、ゼクゼン=エンハルト州

ヴォッデンベルク市近辺帝国ライヒ高速道路アウトバーン

新皇帝歴1年4月21日

午後18時25分頃


ロテ男爵バロン魔法自動車マギー・アォトに執拗に追いかけられて、約30分が経った。

フラミンゲーは用意した帝国ライヒ風の魔法自動車マギー・アォトは彼が所属する連合国ユニオン情報機関(S・I・S)の魔法科学者マジック・サイエンティストが特別に造ったものだった。


「逃げ切れますか?」


「まだわかりせん、リッヘ殿・・・でもこの魔法自動車マジック・オートモービルは我が国の諜報機関の頭脳である、ドクター・キューイの最高傑作です。」


連合国ユニオン帝国ライヒはほぼ同等の技術は持っているように見えるわ。」


「マウンバットン嬢・・・確かに近いが、正直・・・帝国エンパイアの方が上です。」


3人を乗せた魔法自動車マギー・アォト高速道路アウトバーンのヴォッデンベルク市方面の出口へと猛スピードで入った。


「ここからは本番です・・・転移魔法陣は市内の古い屋敷にあります。距離を稼ぎ、敵に追いつかれる前に転送をしましょう。」


魔法自動車マギー・アォトは北側から市の中心を素早く駆け抜けて、南側へ一直線に向かった。


手入れされた大きなガルテンがある古い屋敷ヴィラの敷地内に入って、一気に止まった。


屋敷ヴィラから執事の恰好をした若い男性一人が出てきた。


「ミスター・フラミンゲー、用意が出来ています。」


「助かる、ボンドール!!」


3人と執事は屋敷ヴィラに入った。

御者クーチャーは大きな玄関の前に不動の構えで立ち、追手を待った。


「あの御者クーチャーはあなたの土人形ゴーレムですか?」


「はい、マウンバットン嬢・・・彼は時間を稼いでくれる。」


「彼ですか?」


「はい、リッヘ殿・・・私の命令に忠実な上、ある程度の自我を持っています。」


「皆さん、こちらです。」


執事は話した後、壁を軽くノックし、壁が真ん中から開き、地下へと進む階段が現れた。


4人が階段を降り始めたところにフラミンゲーが一瞬止まった。


「来たぞ!!急げ!!」


ロテ男爵バロン魔法自動車マギー・アォト屋敷ヴィラに到着した。


玄関前に立っていた御者クーチャーは降りてきた3人を見た。


「なんだ・・・人形プペじゃん!!」


エンマーは失望したような声で呟いた。


「準備運動にもならないね。」


シュミーツは皮肉を込めて呟いた。


「お前たち・・・経験が足りん。」


ロテ男爵バロンは真剣な表情と声で二人を叱った。


「ええ?」


二人は同時にその言葉に反応した。

その直後は御者クーチャーは玄関の前から消えた。


ロテ男爵バロンはエンマーの襟ぐりを掴み、後ろへ引っ張った。

彼女の立っていた場所に御者クーチャーの恰好をした土人形ゴーレム

拳で地面を割っていた。


「何よ・・!!」


エンマーが驚いて、声を漏らした。もしも男爵バロンが引っ張ってくれなかったら大きなダメージを受けるところだった。


土人形ゴーレムはまた消えて、今度はシュミーツの前に現れ、強烈なアッパーを放った。

シュミーツはぎりぎりにかわしたものの、顎が切り傷を負った。


人形プペのくせに・・・」


切り傷がすぐに塞がったものの、プライドが傷付けられた。


「油断するな・・・こいつはただの土人形ゴーレムではない。お前たち、下がっていろ!!」


ロテ男爵バロンはファイティングポーズを構えて、土人形ゴーレムの前に立った。土人形ゴーレムは同じくファイティングポーズで構えた。


連合国ユニオン人形プペだと思って、油断したな。」


「わたしも・・・」


エンマーとシュミーツは後ろへ下がりながら愚痴をこぼした。


ロテ男爵バロン土人形ゴーレムの目を見つめた。


「限定的な自我機能付きの自立型ロボターだな」


男爵バロンは敵を見ながら呟いた。


「はい、その通りです。私は連合国ユニオン製の最新自立型ロボット土人形ゴーレム、コードネーム、ジェイミー一号ワンです。」


「自己紹介機能付きですか?」


珍しく男爵バロンは皮肉を込めて質問した。


「はい。バーサス超人インヒューマン用に最新の魔法科学マジック・サイエンス技術で製造されました。」


「面白い・・・壊しがいのある人形プペは久しぶりだ。」


帝国エンパイア超人インヒューマンであるあなたを滅ぼす使命がインプットしています。」


男爵バロン土人形ゴーレムは目で追えない速さの壮絶な拳の殴り合いを始めた。


これから更に読めない展開になるかも。

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