一話:スライムの勉強
side名もなきスライム
私、やっと喋れるようになった!
時間はかかったけれど、あの人の言葉を覚えられた!
すると、いつもの時間になり、あの人がごはんを持ってきてくれた
「おーい、飯だぞー」
「ワー!」
「ん?今喋ったか?」
「アー!」
「おお!しゃべるスライムか、すごいな!」
「ワー!」
でもこの人みたいにすらすら喋れない、練習しなきゃ!
「もしかして私としゃべりたかったのか?」
「ワー!」
私が肯定の意思を見せるとその人は喜んでいた
「そうか、なら言葉を教えてやる!」
「ワー!!」
言葉を教えてくれるって!頑張って喋れるようになる!
sideカリア
まさか森で拾ったスライムがしゃべるとは
想定外だったけどこれは面白い!
それにちゃんと喋りたいみたいだし、しっかり教えてやる!
それに、前観察した時にウルフの子供になってたし、普通のスライムとは違うところが多い
長く生きてきたけど見たことがない、これは研究しなければ!
あと…
私の事見ているのはいいが、風呂とかは覗くんじゃねーぞ?
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一言:どうやら私たちの事を認識しているようです