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プロローグ1:不思議なスライム
この世界の、どこかの森
そこで新たな魔物が生まれた
正確には分裂した
その魔物はスライム、少し物を溶かすことのできる魔物だ
しかしそのスライムは魔法の適正が高かった
なんと全属性に適正があったのだ
さらにスライムとしても希少だった
他の魔物に化けることができた、毛皮なども全く同じに再現した
しかし、希少が故に嫌われていた
そして生まれてからひと月経ったとき
──そのスライムは親に捨てられた
しかしそのスライムは賢く、餌を自力でとれる力があった
そして生まれた森を離れ、離れ、不思議な森へやってきた
そこは暗く、奥を見ようとしても何も見えない
そこは人間たちが『暗黒の森』と名付けた、入ったら誰も帰らない森だった
そんなことは知らないスライムは森の奥へ進んでいき…
──迷子になった
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