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4話

話さないように、1人で居るように。

色々なコーナーで接客をして、歩き回って、自社の製品の案内が出来そうな人を探す日々。


ただ話しかけてくれる従業員。

嬉しいけれど、また何か言われる恐怖に逃げ出しそうな気持ちを隠しながら対応して、なるべくすぐ話を終わらせて立ち去る。

愛想もない。余計に孤立していく。悪循環。


他社への引き継ぎでも目線を気にして、手短に済ます。対応の悪さと自分らしくない気持ち悪さ。

どんどん沈んでいく。なにもしたくない。

動けば絡まる糸のように、複雑に絡み合って解けそうにない。解くのに時間がかかるくらいなら切ってしまえ。そう思うほどに絡まりあってどうする事も出来なくてもがき苦しむ。


二度目の注告が入ったのは一度目からそう時間も立たない日だった。

あー…本当、目つけられてんな。っと思いながら、何もかもがだんだんどうでもよくなってきた。


営業担当からの電話をしてもいいかの連絡に、OKを出しにもかかわらずその日にかかってこず、次の日に電話がきた。休みだった為見ていなかった。

電話がかかってきた携帯と違う携帯からLINEを開いて連絡を入れる。


違う人から折り返しがないって言っていてたと連絡が来た。

相手が今日電話すると言って次の日にかけてきた。

その日私は休みだった。

LINEで連絡をして電話の内容を少し聞いた。

なぜその時に電話をもう一度しようとしない?

かけると言った日にかけれなかった。それはどうでもいい事にされていて、休みの日に仕事の折り返しをしろと?




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