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第一章 まずは基本を押さえとくか         1 勇者召喚

なんだかいきなりどこにでもある話すぎて飽きてきましたw

「ようこそおいでくださいました勇者様方。どうかこの世界をお救いください。」


 光が収まった後に目の前に現れた光景に絶句…することはなかった。まああんなのが先に現れたからな。アレに比べれば大概のことは許せる。いまだに頭を下げているのは綺麗なドレスに身を包んだ14、5歳くらいの金髪ロングの可愛らしいお姫様っぽい娘だ。それにいかにも魔法使い、騎士って感じの人達が沢山いた。


 ……ん?待てよ…勇者様方?

そこで初めて周りを見て気付いた…勇者沢山いるわw

メッチャ騒いでるし。

 これはクラス転移だったらしい。ん~…何でこうなったんだっけか……駄女神のせいで思い出してる暇がなかったんだよな~。

 確か・・・


 朝学校に行った。登校中にやたらとトラック(しかも運転手不在)が突っ込んできてそれからメッチャ逃げるというある意味ベタな展開を繰り広げていたんだが、アレはアノ駄女神のせいだろう。

遅刻ギリギリ教室入ったら、もうこれでもかってくらい分かりやすい魔方陣的なやつが教室を包んでいき……

 俺は教室の扉を閉めた。


 光が収まって扉を開けたら誰もいなくなっていたので、あ~異世界行っちゃったな~wって思ったのを覚えてる。それからどうするかなぁって考えてたら急に謎の光が俺を包んでいき……

 寸前でかわした。


 結局何度も謎の光が俺をとらえようと必死だったから仕方なく包まれた訳で…で、アノ駄女神のとこにいたんだったな。


 それにしても…と周りを見ながら考えた。一クラス30人ほどだったかな…正直他人に興味がないから忘れてるのは仕方ないはず。まあほぼほぼ空気みたいな存在にしてるから周りも俺のことなんか興味ないだろう。

 とりあえずいつも通りに空気になってこの状況を乗りきってさっさと元の世界に帰ろう。帰る方法はまあなんとかなるだろう。たぶん。

 いまだに騒いでるクラスメイト達がそろそろウザい。騒いでどうにかなるならいいが、どうにもならないんだから黙ってほしい。そこに救世主…いや勇者かw…が現れた。


「みんな落ち着いて。まずは情報が大事だ。…という訳であなた方にお聞きしたいのですが、勇者とは?世界を救うというのはどういうことでしょうか?」


 お~さすがはクラス…いや学年一のイケメンにして正義の権化wこれはアノ展開ですね~わかりますwつ~かアノ駄女神…なんかメンドクサイこと言ってたよな。ラノベのネタ・・・このイケメンを主人公にすればよくね?まあいいやどうでも。


「はい、今からご説明致します。その前に皆様にこの国の国王である父に会っていただき、そこでお話させていただきます。ついてきていただけますでしょうか?」

「わかりました。みんなもまずは話を聞いてから判断しよう。」


 非常にメンドクサイ。テンプレ過ぎて最初だけ見てどういう展開になるかすぐに分かるヤツだわ…あ~俺なら絶対立ち読みだけで2分で買わないと判断するラノベねwいや~…しょんどいわ~。


 王女達についていくクラスメイト達を見ながら

すでに飽きてきた俺がいた。




名前とか出てきませんねw

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