7日目
ヒメ「マイちゃん朝だよ早く学校行かないと遅れちゃうよ?」
舞「・・・うん・・・行って・・きます」
舞(昨日の話・・・実は嘘で学校行ったら2人ともいるとか・・いてほしいな・・・)
舞(いつもならここら辺で会うのに・・・早く来てほしい)
?「すいません 川宮 舞さんですね?」
舞「はい・・・そうですが・・?」
舞(誰だっけ 怖そうなおじさんだな)
?「私こういうものです」
舞「警察!?」
警察「ちょっと時間よろしいですか? 学校のほうには私から説明してありますので」
舞「警察が私になんのようですか?」
警察「まぁまぁここではなんですから車の中にどうぞ」
舞「はぁ」
警察「いや~実はですね?あなたのお友達の夏江 佳奈さんと粗居 弥さんのことなんですがね」
舞「!?」
警察「昨日夏江 佳奈さんの家でお亡くなりになっていたんですよ」
舞「そ・・・そんな・・・」
舞(ヒメが言ってたことほんとだったんだ)
警察「それでですね死亡推定時刻が午後5時頃 その時間あなた何してました?」
舞(お見舞いに行った時間と一緒・・私が疑われてる!?)
舞「違う!私じゃない!私は何もしてない!」
警察「落ち着いてください 別にあなたを犯人として見てるわけじゃない ただその時間あなた夏江さんの家に行ってますよね 目撃者がいるんですよ」
舞「お見舞いに行っただけです! でもチャイム鳴らしても出なかったし鍵がかかってたから中には入ってません!」
警察「そうですか・・ 何か不振な事はありませんでしたか? 些細な事でもいいのですが」
舞「そういえばガサって花壇のほうから音がしたような・・・」
舞(でもその音ってヒメの逃げた音だったんだよね・・・)
警察「う~んなるほど・・・そこで人は見ていないのですか?」
舞「いえ見てないです」
警察「わかりました今日の所はこれで またなにかありましたら来ますね」
舞「はぁ・・・」
舞(ヒメのこと言えばよかったかな・・・いや言っても変な子にしか見られないか・・・学校・・やめた帰ろ)
ヒメ「あれ?どうしたの忘れ物?」
舞「さっき警察に尋問された」
ヒメ「なんで?マイちゃん何もしてないでしょ?」
舞「あんたが佳奈と粗居君を殺したからでしょ!!」
ヒメ「あんな奴らのことか どうでもいいじゃんあんなの」
舞「あんな!?私の友達殺しておいてよくもぬけぬけと!!」
ヒメ「マイちゃん!?どうしたの怖いよ!いつもみたいに笑ってよ!」
舞「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!あんたなんか!あんたなんかーー!!」
ヒメ「やめてよ!引っ張らないで!」
舞「あんたなんか・・・あんたなんか死んじゃえーーーーー!!」
ヒメ「・・・あんたも所詮あいつらと一緒か・・・」
舞「もう喋るなーー!!」
ヒメ「もぅ・・・この世界は飽きた あんたを殺して終わりにしてやる!!」
舞「わああああ!!」
ブチッ
舞「はぁ・・はぁ・・はぁ・・終わった・・・仇は取ったよ・・・」
舞「う・・うぅ・・カナ・・・粗居君・・・」
グサッ
舞「え? なん・・で・・・」
ヒメ「殺すっていったでしょ じゃあね」
舞「そ・・んな・・から・だ・だけで・・うごくな・・んて・・・」
バタッ
・・・
・・・・・
・・・・・・・