1日目
舞「ただいま~」
佳奈「おじゃましま~す」
舞「先に部屋行ってて 飲み物持ってくから」
佳奈「わかった」
舞「おまたせ~」
佳奈「キティのボタン押していい?」
舞「いいよ~ どうせなんかしゃべるだけでしょ」
佳奈「だろうね 何しゃべるのかな~」
ポチ・・・
・・・
舞・佳奈「・・・?」
舞「押した?」
佳奈「押したはず もう一回押してみる」
ポチ・・・
・・・
佳奈「電池切れ かな?」
舞「単三ならあるよ」
佳奈「どこからいれるんだろ?」
舞「ちょっと見せて」
舞「どこにもないね」
佳奈「不良品? やっぱり世界にひとつって嘘だったんじゃない?」
舞「いやきっと意味のないボタンが付いてるから世界にひとつなんだよ」
佳奈「あはは そうかもね」
舞「タンスの上にでもおいとこ」
佳奈「ちょっと期待したんだけどな~」
舞「そんなことよりカナなに買ったの? 見せてよ」
佳奈「いいよ~ これ結構おもしろいんだ~」
舞「きゃはは なにこれ変なの~」
佳奈「あはは 面白いでしょ?」
舞「今度貸してよ」
佳奈「いいよ そろそろ眠いし帰るよ」
舞「泊まっていけばいいのに」
佳奈「今日は家で寝るよ」
舞「そっか それじゃおやすみ~」
佳奈「また明日ね おやすみ~」
舞「それにしてもこのボタンなんだったんだろ? いいや寝よっと」