表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒魔術士のサーヴァント  作者: 秋山 かげ
ブラッドクァントム
5/16

#5 もう一人のサーヴァント

この第一部、ブラッドクァントムのもう一人の主人公のプロローグです。(澪達は明日最新話更新します!許してロードローラーッ!)

冬の始め頃だった。

彼と私が出会ったのは。

さいたま市立魔法学院に入学する事を目指す私とクラスメイト達は、修学旅行で行った人類未開の地、黒楼島で、開拓に勤しむ男達が汗を垂らして働いているのに、一人の少年が海岸で寝ているのを見た私は、彼に、

「貴方が誰か知りませんが、働いている人が居るのに、なんで寝ているんですか!?」

と少し怒った口調で彼に言った。すると彼は、

「青狐」

「え?」

「それが俺の名前。なんで寝ているか?んなの気持ちいいからだろうが。頭が鉄筋コンクリートで出来てるのか?」

と挑発させた。ムキになった私は、

「貴方こそ、働こうとは思わないんですか!?」

と言いはなった。すると青狐と名乗る少年は、

「いいだろう。てめぇ、魔法かなんか使えるか?」

「ええ。これでも全日本魔法大会3位の実力を持ってるからね?」

「ふーん。たかが全日本か。今からどっちかが倒れるまでのサドンデスをやろうぜ。負けた方が勝った方の言うことを聞く。いいな?」

「いいわよ!じゃぁ、始めっ!」

私は相手の攻撃を分解し、無効化する負傷分解アタック・スクラップと言う魔法を放つ。

「マホロバホウコ」

淡い青い刀身の刀が、妖しげな装飾の鞘から引き抜かれる。

「泡影・一の太刀」

勝ったっ!第三部完っ!と思いつつ負傷分解アタック・スクラップを放つ。が、

満身を掻き消すように、刀身が切れない方で私に襲い掛かった。

「かっ…がはっ……」

一瞬で勝負は着いた。

その日から私達は徐々に牽かれた合った。

でもある日突然、すまないとだけ言い残して彼は消えた。私は彼わ追うために、東京魔術学院に入学した…


to the nxst→

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ