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黒魔術士のサーヴァント  作者: 秋山 かげ
ブラッドクァントム
4/16

#4 サーヴァントとロックガール

「あの糞召喚士まじでぶっ殺す…」

 黒召喚士、黒上 海咲のサーヴァントとして召喚されちゃった主人公の如月 澪は、折角の週末に主の海咲からピザ○テト買ってこいと命令され、渋々近所のセ○ムスに行っていた。

「急げ急げ~」

澪が歩いている十字路の死角となる場所にはロックな服装の少女が走っていた。もちのろん、読者の皆さんはぶつかって運命の出会い→ラブコメを期待しているだろうが、澪の超身体能力がそれを察知しないとでも?

「あべしっ!」

「きゃっ!」

意外っ!察知不可能っ!

ピ○ポテトの袋が散乱し、澪は何故か地面に埋まっていた。すると少女は慌てながらも、ギターを取りだし、

「音響魔法! ロックストーリーッ!」

ギターを弾くと音が波動として周囲に行き渡り、地面から澪は、吹き飛んだ。

「痛いっ!結構痛い!」

頭を抑えつつ、澪は、少女を見た。

ジーンズを着て、上はロックバンド風の黒い服を着ていた少女はこちらを見る。

「あ、すいませんでした!」

「いえいえ、こちらこそすいませんでした。ちょっと奢らせて下さい」

ー自動販売機ー

「ふぅ~」

煙草に火を付け、澪は、ジャンバーを着直す。

「あの年齢は…?」

「んー?16だけど?」

「煙草犯罪ですよ?」

「知るかんなの」

するとポツリと音がし、直ぐに雨が降ってきた。

「バス停行こうぜ」

「あ、はい…」

澪は物思いに耽ったような顔で空を見上げる。すると、

『ドアァッ!』

突然龍の顔をした兵士が現れ、バス停の壁を貫通するパンチを放った。

「きゃっ!何するんですか…ってこいつ…」

黒服のいかつい顔の男が倒れていた。

「囲まれたか…なんで追っ掛けられてる?」

会ってから数十分しか経っていないのに追っ掛けられてる事に気付いた澪の洞察力に驚きながらも全てを話した。自分は元々人間兵器として能力者に改造されかけたが、発動した能力ギターズのお陰で脱走出来、その後ギターズは魔法のギターになり、自分を追っ掛けて来ていることを。

すると、彼は、

「ちょっと付き合え」

そう言い残して外に出た。

「龍神無双兵、勝手に殺っといてくれ」

『おk』

すると二手に別れた二人は、能力は拳とバズーカで、澪は、ナイフと機関銃で戦い始めた。

『ドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアァッ!』

拳の嵐が黒服の男を薙ぎ倒して行く。

「くそっ!数が多いな…乱射に限る!」

しかし、銃弾の嵐を掻い潜った男が少女_赤石 未来に向かって銃弾を放つ。しかし、咄嗟に反応した澪がブーツで銃弾を弾き返し、男の脳天を撃ち抜き、襲おうとしていた男をP90と言う拳銃で撃ち抜く。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

雨風に打たれながらも、黒服を一掃した澪の姿は、歴戦の兵士の風貌だった。

「まだ来てるな…家に着いてこい」

「ええ…はい!」

急いで家に帰る二人を見つめる影が合った…

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