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黒魔術士のサーヴァント  作者: 秋山 かげ
ブラッドクァントム
3/16

真紅の暴君 後編

*この話は前編と分かれてます。前編を見てから見ると話が分かるよん


「ふふ、たかが魔術士の分際で私達能力者に勝とうなんて、無様に散るだけよ!土盛」

「あいよ<大地の壁>」

アリーナの地面から土の塊が出現し、海咲の腹を抉り取ろうとする。

「ぐぁぁっっっ!」

血を吐きながら海咲はダークホース・ストライクを放つ。が、

「<真紅の暴君>、魔術を弾きなさい!」

鎌鼬が放たれ、ダークホースストライクを弾き、更に海咲に斬りかかる。

『ドアァッ!』

野太い声と共に鎌鼬がかき消された。声の方向に暁が視線を変えると、

「なんか出たぁぁあぁ!」

と叫ぶ澪と、その後ろに立つ迷彩服の龍の顔をした男が立ってた。其の放つ殺気は、恐怖しか抱けなかった。

すると土盛が、

「ぐはっ!」

海咲の後ろから出現したのは、白と黒の仮面を被ったドレスを着た女性だった。

「まさか…この死の危機で能力が出現した…?」

「ふふ…この暗黒破壊神の力を持ってすれば能力を出す事など容易いわ…!」

「うっせぇ、ぼろぼろだろうが」

事実、能力が極限状態で出現するのはアメリカで6件報告されているが、この試合最中で出現するなど考えていなかった忍は動揺していた。その隙を見逃さず、二人の能力、<龍神無双兵>と<嘘つき姫>が<真紅の暴君>と<大地の壁>が激突する。更に平行して海咲は龍を召喚し、澪は、AKー74を片手に乱射し、圧倒的に押していた。

「くっ…でもね!積み重ねなのよ!」

能力向上”<真紅の暴帝>”

能力向上”<大地の巨壁>”

能力の姿が変化し、より神々しくなり、衝撃波が放たれただけでアリーナにヒビが入り、二人は再び窮地に陥った。

「次の一撃で貴方達は倒されるのよ!?なのになによその不敵な眼差しの訳は!?」

「あんたは此からの長い人生、戦いの最中に歌を歌う奴に負けた汚点を背負って生きていくんだよなぁ」

「歌?」

「きーたぞ我らーのウルトラ○ーン♪」

「野郎ブッコロシタラー!」

すると澪と海咲が不敵に笑い、

「掛かったなマヌケがぁ!」

「なにっ!?」

「もう遅い!脱出不可能よぉ!」

二人の能力が拳を固め、

『ドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアドアァッ!』

『キヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒキヒッ!』

突きの連打が暁と土盛を襲い、試合終了の合図が鳴った。


暫くの沈黙の後、両方から歓声が上がった。

「見たか!?能力出したよな!?」

と言うよな会話が飛びかった。

「俺らぁ疲れた。先帰ってんな」

「待て。主より先に帰るサーヴァントなんて聞いた事ないぞ」

「じゃ俺が第一号~」

to the nxst→

龍神無双兵/如月 澪

全身迷彩服の龍の顔をした兵士の能力。全身に武器が隠されてある。単純な戦闘力も高い。

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