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プロローグ

この物語は【彼】と【彼女】で書いています。あえて名前は付けませんでした。そして、それぞれの視点から物語は構成されています。彼の視点・彼女の視点。一見、同じ場面でも、男と女では考え方、捕らえ方が違います。物語の構成上、3部構成になっています。第1部は序章にすぎないので、第2部まで、我慢して読んでほしいですw


この海はあのころとなんら変わらず、僕を迎えてくれていた。



人工の砂浜、造られた景色。



すぐそこには国道が走っていて、


海風が強いこの海にはまばらにしか人気は無く、


どこからか流れ着いただろう、ジュースのペットボトルや空き缶、お菓子の袋、誰かが捨てたのであろう、朽ち果てた自転車が横たわっている。



そして夏の思い出の残骸の花火などが所々にあり、お世辞にも綺麗な海とは呼べなかった。



僕はまた、この場所に立っている。



約束の場所。



思い出の場所。



別れの場所。



あれからなんとなく僕はこの場所をさけるようになった。



ビーチの入り口にあるひとつの街灯が僕の車をやさしい光で包み込んでいた。



空をみあげると、漆黒の空に体が吸い込まれそうな感じがした。



淡く輝く下弦の月が周りの星たちと、滑らかに語り合っているような、そんな気がした。



君はここから見る景色が好きだったね。



沖のほうは赤い光がチカチカと規則的に点滅を繰り返していた。



手前には恋人達が幸せそうに語り合う赤い橋や、あのころは確かもっと白かった、古びたテトラポットがある。



ビーチはゴミで汚れているけれど、それがかえってこの世界をリアルに見せていた。



周りを見渡せば今日はクリスマスイブだということもあり、カップルが何組か座っている。



何をしているのかは暗くて良くは見えない。



あの日もクリスマスイブだったね。



それもホワイトクリスマスになったんだ、彼女のいうとおりに。



あのころの君が、今の僕をみたらなんて思うのだろう。



教えておくれ、この僕に。



君なら、なんていってくれるんだい?



もっと、表現力があれば・・と、自分の力の無さを感じました。。

ストーリー的には好きなんでw

ホントは、バットエンディングでしたが、ハッピーエンドにしましたw

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