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異世界転生美少女魔王の苦悩 ~選択肢1つだけで始まる理不尽ワールド~  作者: カオス
第2章 森の精霊と黄金ベリーの試練
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黄金ベリーと平和の宴

ついに魔王と転生ウサギが黄金ベリーを手に戻る。彼らが開く宴は…

──✨黄金ベリーの晩餐✨──


魔王と転生ウサギは、黄金ベリーを大事に抱えながら城へと戻った。「これが平和の象徴か…少し不安だが期待もあるな。」と呟く魔王。ウサギは相変わらず跳ね回り、「お姉様、これで勇者たちとも友好関係が築けますよ!」と笑顔を見せる。


魔王は城の大広間を開放し、宴の準備を始めることに。魔物たちは大騒ぎしながらテーブルを並べ、料理を作り始めた。「黄金ベリーのパイはもちろん、スープもデザートも用意するぞ!」と意気込む魔物たちの姿を見て、魔王は微笑む。「ふむ、たまにはこういうのも悪くない。」


しかし、宴の途中でひと騒動が起きる。勇者一行が城の門の前に現れたのだ。「魔王!なぜ宴なんかを開いている?これは何の計略だ!」と剣を構える勇者たち。魔王は堂々とした態度で応える。「落ち着け、これは平和の象徴としての宴だ。力ではなく、言葉で理解し合うために開いた場だ。」


転生ウサギが割って入り、「そうそう!まずはこの黄金ベリーパイを一口どうぞ!」と勇者たちにパイを差し出す。最初は警戒していた勇者たちだったが、黄金ベリーパイを一口食べた瞬間、表情がほころぶ。「これは…美味しい!魔王にこんな心遣いがあるとは思わなかった!」


宴が進むにつれて、魔物たちと勇者たちは徐々に打ち解けていき、ついには一緒に踊り始める。「魔王様の新たな踊りを見せてください!」と魔物たちに押され、魔王も渋々踊り始める。転生ウサギも負けじと華麗なステップを披露。「お姉様、素敵です!」と盛り上がる。


こうして、宴は大成功に終わり、魔王と勇者たちはついに和解を果たした。「これからは互いに争うのではなく、共に世界を守ろう。」と握手を交わす魔王と勇者。


──✨平和な世界の第一歩がここから始まる。そして、魔王と転生ウサギの新たな物語も幕を開ける──✨


次回、「魔王、冒険者ギルドに挑戦?!」にご期待ください!

平和の幕開けとなった魔王たちの宴。争いの中から手を取り合うという道を選んだ彼らの物語は、これからもさらに広がっていきます。

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