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異世界転生美少女魔王の苦悩 ~選択肢1つだけで始まる理不尽ワールド~  作者: カオス
第3章 赤き吸血鬼の王と目覚めの遺跡
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異世界スパイス大騒動

平和な日々を楽しむ魔王たちが挑んだのは、異世界版「カレーライス」の調理。しかし、転生ウサギと化け猫の自由奔放なアシスト(?)が、新たな波乱を巻き起こす。果たして、カレーは美味しく仕上がるのか?それとも…。

──✨異世界のカレー大騒動✨──


魔王と仲間たちは平和なひとときに料理を楽しもうと、異世界版「カレーライス」に挑むことに。しかし、魔王は調理器具を持つのも初めてで、転生ウサギが跳ねながら悪ノリ。「お姉様、こんなスパイスたっぷり入れてみたらどうですか?」化け猫も巨大化しながら野菜を一撃で潰してみせる。「グオオオ!」とやる気満々。


それぞれ好き勝手に具材を鍋に放り込み、なんとか煮込み開始。しかし出来上がったものを見て、全員が絶句。「おい…これ、カレーか?」と魔王は眉をひそめる。異世界スパイスの効果で鍋から謎の紫色の煙が漂い、見た目はおぞましい「何か」に変貌を遂げていた。


「いや、これ絶対食べたら危ないやつだろ!」と魔王が呟くも、転生ウサギは軽くカレーをすくって口に運び、「うぉっ…これは未知の領域!」と涙を浮かべる。化け猫も恐る恐る一口食べる。「グオ…オオオオ!!(まずい!)」と叫びながらも、耐え抜く姿に魔王は悔しそうに鍋を覗き込む。


「仕方ない、これが異世界流のカレーだと思えば…」と腹をくくり、魔王もスプーンを取り出す。鍋の中身を口に運ぶと同時に、頭の中に激しい雷が走ったような感覚。「うわっ!こんなカレー見たことない!いや、感じたこともない!」


全員が鍋の前で涙を流しつつ、なんとか食べきる。転生ウサギが涙目で笑いながら言った。「お姉様、これは記憶に残る異世界の味ですね!スライム討伐よりも疲れました!」化け猫はベリーをぽつりぽつりと食べながら体を癒す。


こうして異世界カレー作りは壮絶な結果となったが、一同の絆は深まるものとなった。しかし、この「カレー」の後遺症から立ち直れるかは、時間が必要だった…!次回、「スライム討伐で新たな事件」に続く──✨

完成したのは想像を超えた異世界カレー。その衝撃の味わいに、一同は涙と笑いの渦に!でも、カレーの苦労を経て、魔王たちの絆はより一層深まったようだ。この経験は次なる冒険の糧となるのか?!次回もお楽しみに!

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