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異世界転生美少女魔王の苦悩 ~選択肢1つだけで始まる理不尽ワールド~  作者: カオス
第2章 森の精霊と黄金ベリーの試練
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化け猫との遭遇!黄金ベリーで運命の救済

子猫探しという簡単そうな依頼が、まさかの大波乱に!魔王と転生ウサギの前に現れたのは…

──✨化け猫大暴れ編✨──


迷子の子猫を探し続ける魔王と転生ウサギ。ようやく森の奥で、小さな鳴き声を聞きつける。「いたぞ!これが依頼の子猫か?」と魔王が駆け寄ると、草むらの中にいたのは、ふわふわで可愛らしい子猫。その大きな瞳に魔王の心も少し和む。「なんだ、こんな無害そうな子猫だったのか…」


しかし、次の瞬間!その子猫がピカッと光りながら巨大化!毛が逆立ち、鋭い牙と爪が現れた!「グオオオオオ!!」と轟くような咆哮を放ち、森中が揺れる。「ええっ?!なんだこの展開?!これが本当にあの依頼の子猫なのか?!聞いてないんだが!」と混乱する魔王。


転生ウサギは冷静に跳ねながら、「お姉様、これはどうやら化け猫の正体のようですね。依頼書に小さく『※ただし特殊な場合あり』って書いてましたよ!」と報告。魔王は叫んだ。「そんな重要な情報をもっと大きく書いとけーーー!!」


巨大化け猫は森の木々をなぎ倒しながら魔王たちに迫ってくる。魔王は新たに手に入れた力「虹色バリア」を発動して辛うじて化け猫の攻撃を防ぎつつ、叫んだ。「どうする?!これ、倒していいのか?それともなだめるべきなのか?!」


転生ウサギはひらめいたように、「お姉様、ここは黄金ベリーの出番ですよ!あのベリーなら化け猫も大人しくなるはずです!」と提案する。魔王は半信半疑ながらも黄金ベリーを取り出し、高く掲げた。「おい、これが欲しいのか?!だったら落ち着け!」


すると、化け猫の目がキラリと輝き、その巨大な体をゆっくりと縮めていく。最終的には再び小さな子猫の姿に戻り、魔王の足元でスリスリと甘えるように。「えっ…こうなるの?!」と魔王は戸惑うも、とりあえずほっと胸をなでおろす。


「お姉様、さすがです!これでギルドの依頼達成ですね!」と転生ウサギが喜ぶ一方で、魔王は呟いた。「これは…次からは依頼書をもっとちゃんと読むべきだな。」


こうして化け猫の騒動を収めた魔王と転生ウサギ。果たしてこの化け猫との出会いが今後の冒険にどう影響を与えるのか?!次回、「化け猫が仲間入り?!新たな冒険」をお楽しみに──✨

黄金ベリーの活躍により、暴れ回る化け猫をなだめることに成功した魔王と転生ウサギ。無事にギルドの初仕事を終えた彼らですが、化け猫との出会いが今後の物語に何をもたらすのでしょうか?

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