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交際開始!


 私の初恋は8歳だった。私は三つ子で、誕生日ケーキは毎年順番に決めるルールだった。だから、8歳の誕生日は3分遅く生まれた弟の(はやて)が決める番だった。


「颯、どんなケーキにする?」

「ゲーム機」

「あおい、お姫様のケーキがいい」

「葵、今年は颯の番だから我慢してね」

「皆お姫様のケーキって言ってたもん!」

「去年は葵が好きなケーキ買ったでしょ?」

「あおいもお兄ちゃんみたいに1人がよかった!」


そのまま家を出て、裏手にある幼馴染みの家に行った。チャイムを鳴らすと美久ちゃんが出てきてリビングに入れてくれた。

ソファで座って泣いていると不意に頬をつつかれた。


「葵、どうした?」


振り返ると、幼馴染みで美久ちゃんの子供の蒼空兄がいた。


「蒼空兄、あのね。あおい、お姫様のケーキが良かったのに今年は颯の番だから我慢してって言われた。あおい、三つ子嫌だ。」

「そんなこと言うなよ。颯と翔のこと嫌い?」

「嫌いじゃないけど、」

「じゃあ、そんなこと言うな」

「でも、」


蒼空兄は私の頭を撫でて笑った。


「俺が、葵のためにお姫様のケーキ作る。そんなに、上手く作れないかもしれないけど、」

「蒼空兄だいすき!」

「ありがとう」



誕生日当日。蒼空兄は本当にお姫様のケーキを作ってくれた。私の思っていたのとはちょっと違ったけど、カップケーキにドレスのように絞ったクリーム、そしてティアラのクッキーが乗っていた。


「葵、誕生日おめでとう。今日、葵はお姫様だ」

「ありがとう!蒼空兄!」

「やっぱり誕生日は笑ってないとな」



 * * *



スマホのロック画面のカップケーキの写真を見てため息をついた。


私は、中学2年生のときに初恋の人である蒼空くんに告白をした。そして、蒼空くんも私を好きだと言ってくれて私が二十歳になったら付き合おうと約束をした。私より4学年上の蒼空くんは今、料理学校の2年生で従兄弟とルームシェアをしている。


スマホを閉じて、次の授業の準備をして席についた。あ~あ。蒼空くんに


「会いたいな、」

「誰に?」


三つ子のもう1人の弟の(かける)が私の前の席に座っていた。


「翔、なんでうちのクラスいるの?」

「それがさ、颯が水飲ませてくれなくて」

「自販機で買ったらいいじゃん」

「財布忘れた~」

「もう、仕方ないな」


翔にペットボトルを渡した。昼休みにバスケしたりするから飲み物なくなるんだよ。てか、大きい水筒持ってきたらいいのに。


「サンキュー」


翔は走って教室を出ていった。



授業が全て終わって今日は部活が休みだからすぐに家に帰った。明日からは祝日と土日で三連休だ。買い物にでも行こうかな~。


今は11月。もう、秋まっしぐら。蒼空くんと紅葉狩りとか行きたいな。蒼空くんと紅葉って絶対に合うし。けど、もう半年も会ってない。蒼空くん、他に好きな人できちゃったのかな?


近所のコンビニに寄って蒼空くんの好きなポテトを買った。

食べながらトボトボ帰っていると、紅葉が並んだ並木道を颯爽と歩いている男性がいた。


「ウソ……」


いや、私が見間違えるはずがない。


「蒼空くん!」


大声で叫ぶと男性は驚いたように振り返った。私は嬉しさのあまり蒼空くんの方へ走って蒼空くんを抱きしめた。


「会いたかった!」

「葵、帰ってこれなくて悪い」

「ホントだよ。誕生日も帰ってきてくれないなんて。結構傷ついた」

「悪い。バイトばっかしてて。かわりに、明日からの連休なんでも付き合う」

「約束だからね」


蒼空くんの顔を見上げると蒼空くんはコクコクと頷いた。


「というか葵、身長伸びすぎだろ。今何cmだ?」

「えっと、163かな?」

「もう14cmしか変わらねえな。前は20cm以上低かったのに」

「大人っぽくてドキドキする?」

「まあ、少し」


蒼空くんは照れたように顔を背けた。冗談で言ったのに頷かれたらなんて反応したらいいか分かんないんだけど。


蒼空くんの顔を見上げていると冷たい風が吹いた。


「寒いな。そろそろ帰るか」

「うん」


家に帰ってすぐに裏口から蒼空くんの家に行った。リビングには蒼空くんのお姉ちゃんの咲久姉がいた。


「あ、咲久姉!帰ってきてたんだ!」

「まあね。真白にめちゃくちゃ引き留められたけど」

「真白兄と同棲楽しい?」

「楽しいよ」


訊かなくても分かるくらい咲久姉は幸せそうだ。それにしても、蒼空くんどこにいるんだろう。


「蒼空なら2階にいるよ」

「なんか、探し物だって」

「そっか」

「てか、ぶっちゃけ蒼空と葵ってまだ付き合わないの?」

「まあ、二十歳って約束しちゃったし」

「別に良くない?葵の友達でも3歳年上と付き合ってる子くらいいるでしょ?」


そう。蒼空くんは4月1日生まれなのでホントは3歳差だ。けど、1つ上の学年になるので4学年違う。この制度作ったやつホントなんなの。


「それは、まあ、いるけど。蒼空くんは3歳年上だけど4学年違うから」


私が口ごもっていると、咲久姉が首をかしげた。


「葵はさ、理由を付けて蒼空と付き合うの避けてるでしょ」

「そんなこと……」


いや、自覚はあるかも。付き合うのが、怖いんだよね。幼馴染みとしてなら許せる部分でも、彼女になったら嫌な部分になるかもしれないし。付き合ったら別れが来るかもしれない。それに、蒼空くんは今他に好きな人がいるかもしれないって考えたら付き合いたくないんだよね。


「咲久姉にはなんでもお見通しだね。蒼空くんにもバレてるのかな?」

「いや、蒼空はないでしょ。鈍感だし」

「そうだね。あ、宿題終わらせないと明日出掛けられない。宿題してくる!」

「うん。頑張って」


咲久姉に手を振って家に戻って宿題をした。

宿題を終えて夜ごはんを食べているとお兄ちゃんが私の顔を見て笑った。


「葵、なんか嬉しそうだな」

「まあね。そういえば、咲久姉帰ってきてたけど、莉久姉は帰ってきてないの?」

「いや、夜には帰ってくるって言ってた」

「お兄ちゃんも莉久姉とどっか出掛けるの?」

「ああ。遊園地と水族館行く」


いいな。あ、ちなみに莉久姉は蒼空くんの妹でお兄ちゃんの彼女だ。


蒼空くん、どこでも付き合ってくれるって言ってたし映画デートしたいな。


お風呂に入って部屋に戻って蒼空くんにメッセージを送った。


『明日一緒に映画行かない?』

『観たい映画あるのか?』

『うん。友達がおすすめしてくれたやつなの』

『じゃあ、観に行くか』

『明日の13時ね!』

『おお』


やった!デートだ!何来て行こうかな~。てか、メイクとかしてった方がいいのかな!?けど、色つきリップしか持ってない。せめて、可愛い服来て行こう。


私は何着か服を持ってお兄ちゃんの部屋に向かった。


「お兄ちゃん!」

「うわ!ビックリした、」


部屋に入ってお兄ちゃんのベッドに服を並べた。


「明日、何着ていったらいいと思う?」

「なんかあるのか?」

「蒼空くんと映画行くの」

「あ~、じゃあ、そのワンピースがいいと思う。秋っぽいし」

「そっか。ありがとう」


リビングに行って、ワンピースにスチームアイロンをかけて部屋に戻った。あとは、パックと爪も磨いとこ。


パックをしながらスマホを触っていると翔と颯がノックもせずに部屋に入ってきた。


「うわ、パックとかしてる」

「浮かれすぎ」

「うるさい。明日は蒼空くんとデートなんだから黙ってて」

「そう思ってんの葵だけみたいだぞ」

「……は?」


パックを取って2人の方を見るとそれぞれ蒼空くんからメッセージが着ていた。話している内容は明日の映画のことだ。


蒼空くんウソでしょ~!せっかく半年ぶりに会ったのにデートじゃなくてただ一緒に遊ぶだけとか、蒼空くん鈍感すぎ。


「断ろうか?」

「別に断らなくていい」

「そうか。じゃあ、俺もう寝るわ。おやすみ」

「……おやすみ」


翔が走って部屋から出ていった。颯は私の部屋にあるビーズクッションに座った。


「なんでさっさと付き合わねえの?」

「怖いからだよ」

「どういう、」

「早く部屋戻って。私ももう寝るから」


颯を部屋から押し出してドアを閉めた。デートじゃないんだ。まあ、蒼空くんと一緒にいれるだけで楽しいから翔と颯がついてきてもいいんだけどね。



翌日、早めに昼食を食べて3人で蒼空くんの家に行った。チャイムを鳴らすとすぐに蒼空くんが出てきた。しかも、車の鍵を持っていた。


「蒼空兄、車の免許持ってんの?」

「去年取った。卒業したら車買おうと思って今は金貯めてる」

「そうなんだ」


私、今の蒼空くんのこと全然知らないかも。大好きな蒼空くんの筈なのに、蒼空くんの笑った顔が全然知らない人みたい。


半年で人は随分変わるんだな。そりゃそうだよね。色んな経験を積んだら変わるよね。きっと、私も半年で変わったと思う。身長だけじゃなく、話し方、言葉遣い、態度。じゃあ、変わってしまった蒼空くんを私は好きなのかな?変わってしまった私を蒼空くんは好きでいてくれるのかな?


もちろん、いいところは変わってない。けど、些細な変化で人を好きになったり冷めてしまうという経験をした人を知っている。


だからこそ、蒼空くんの気持ちも私自身の気持ちも今日、確かめよう。


「葵、助手席な」

「う、うん」


蒼空くんは車でシネマのあるショッピングモールまで連れてきてくれた。車を降りてシネマに行ってチケットを購入した。


てか、忘れてた。この映画って男女で観たら結ばれるってジンクスあるんだった。カップル多くて気まずくないかな?


「葵、入らないのか?」

「ごめん、考え事してた」

「そうか」



映画はベストセラー小説の実写化だった。ヒロインに共感する部分が多すぎて泣いてしまった。泣き顔変だから蒼空くんに見られたくなかったのに。


「葵、水飲むか?」

「ありがとう」

「それ飲んだら帰るか」


蒼空くんからペットボトルの水を受け取った。てか、これ飲んだら帰るだけ?予定立ててないし当たり前か。


ペットボトルの水を少し飲んで全員で車に戻った。

家に帰って翔と颯はゲームをすると言ってすぐに中に入っていった。


私も蒼空くんにお礼を言って家に戻った。なんでイライラしてんの?私。昨日まで、蒼空くんに会いたくて仕方なかったのに、会った途端色々考えすぎて逆に疲れてる。


蒼空くんへの気持ちを確認するとか思ってたけど、そんなのすぐに分かるよ。大好きだよ。大好きじゃないとこんなに悩んで疲れるわけがない。同級生の男子に告白されても何も悩まずに即答で断れるもん。


けど、蒼空くんの気持ちはどうやって確認すればいいの?“私のこと好き?”とか訊いたらただのイタいやつだし。だからって遠回しに訊いても鈍感な蒼空くんのことだから気付いてくれないだろうし。


「どうしたらいいか分かんない」


ため息をついてビーズクッションに座るとちょうど蒼空くんからメッセージが届いた。メッセージをタップすると、『17時家の前。ドライブするなら来て』とだけ書かれていた。どこにとか書かないのが蒼空くんっぽいな。


そして、17時。家の前に出ると蒼空くんが立っていた。何か訊きたいことがあるんだろうな。蒼空くんって分かりやすい。


「ドライブってどこ行くの?」

「その辺。七菜波さんには連絡してあるから変なところ連れてかれるとかは心配しなくていい」

「してないよ」


蒼空くん、変わってるところいっぱいだと思ってたけど。なんだ、変わってないじゃん。ただ少し、大人の世界に足を踏み入れただけなんだ。


車の助手席に座ってシートベルトをした。蒼空くんの運転している姿を隣で見たことがある人が私だけならいいのにな。咲久姉とか莉久姉なら仕方ないけど他の人は男でも嫌だな。私の特等席にならないかな。


「もうすぐ着く」

「結構近いんだね」

「当たり前だろ。20時には家に返すって約束したからな」

「早っ!」

「十分遅いだろ、未成年。門限7時じゃないのか?桜川だから徒歩30分だし守ってるよな?」


無言で笑うと蒼空くんは一瞬ギロッと私の方を見た。


「ほら、カラオケとか行ってたら過ぎちゃうんだよね」

「過ぎちゃうんだよねじゃない。葵は可愛いから変なやつに連れていかれそうで心配だ」


蒼空くんはため息をついて角を曲がった。てか、今さらっと可愛いとか言われたんだけど。蒼空くん、可愛いって思ってくれてるんだ。


「これからは守ります」

「ああ。時々、七菜波さんと渉くんに確認するから」

「じゃあさ、1ヶ月門限守ったらご褒美ちょうだい」

「守ったらな」


蒼空くんは笑って車を停めた。てか、ここって紅葉をライトアップしてるとこじゃん。来たかったんだよね。知ってたのかな?

蒼空くんは私の首にマフラーを巻いて車に鍵をかけた。


駐車場から少し歩くと辺り一面真っ赤に染まった紅葉がライトアップされていた。


「綺麗」


紅葉の写真を撮って歩いていると、私の少し前を歩いていた蒼空くんは足を止めて振り返った。


「葵、俺と付き合うのを避けてるって本当か?」

「……聴こえてたんだ。」

「どうしてだ?」

「だって、付き合ったら蒼空くんの周りの人に嫉妬したり、不安になって蒼空くんのことを傷付けるかもしれないじゃん。それで蒼空くん、私のこと嫌いになるかも」


蒼空くんは何の表情も変えることなく私の頭を無言で撫でた。蒼空くんの今の行動は妹にする行動?それとも好きな子にする行動?って考えちゃったりもするし。自分でめんどくさいことぐらい分かるもん。


「葵、俺はずっと葵が好きだ。断言できる。2年前、葵に告白されてからずっと葵のことが頭から離れない。他の女子にも告白されたことがあるけどこんなに悩んだり考えたりしたのは葵だけだ」


蒼空くんは笑って私の頬を挟んで顔を上に向けた。蒼空くんも、私のこと好きでいてくれたんだ。両想いなんだ。

そう思うと急に恥ずかしくなってきて蒼空くんから目線を反らした。蒼空くんも恥ずかしくなったのか頬から手を離した。しばらく無言でその場に立っていると後ろから大声で私の名前を呼ばれた。


「長谷川!」


振り返ると同じ高校の男子生徒が数名走ってきていた。ヤバい、松本と(りゅう)以外の人の名前分からないかも。頑張って思い出そうとしていると、松本が私の肩に腕をまわした。


「長谷川も来てたのか。誘えば良かったな」

「松本に誘われても断ってたし」

「てかさ、葵1人?」

「いや、幼馴染みといるけど。見えないの?」


私は松本の腕を振り払って蒼空くんの方に視線を向けた。すると、柳が私の耳元に口を近付けた。


「え、この人?こんなイケメンがまさか葵の彼氏なんて思わないって」

「彼氏じゃないし。」

「え、じゃあ、片想い?まあ、明らか年上だもんな」

「うるさい。蒼空くん、そろそろ移動しよ」

「そうだな」


私は蒼空くんの隣に並んで柳たちの方を振り返った。


「あ、私ね。彼氏じゃないけど、蒼空くんのこと好きだよ」


そのまま腕を組んでその場を去った。蒼空くんは急に腕を組まれたことに驚いて何度も瞬きをしていると。可愛い。蒼空くん、私以外の前でそんな行動しないでね。ただでさえモテるのに、蒼空くんのこと好きな人が増えちゃう。

あ、そういえば、蒼空くんから告白されたけど、付き合うのかな?蒼空くんのことだから二十歳って約束したんだから二十歳まで待つとか言いそうだけど。




「そろそろ、帰らないとな」

「え~、もう少し蒼空くんと一緒にいたい」

「明日と明後日もあるだろ。どっか遊びに行くなら行きたいところ教えて」

「蒼空くんといれるならどこでもいいよ。蒼空くんの部屋で一緒にゲームしてもいいし」

「部屋はダメだ。密室になるところは2人では行かない。カラオケもダメだ」

「好きって言ったくせに」


蒼空くんから顔を背けて口を尖らせた。好きな人と2人が嫌とかおかしくない?蒼空くん、大人数が好きってタイプでもないし。私と2人じゃ楽しくないのかな。

ため息をついて蒼空くんの後ろを歩いていると、蒼空くんは急に振り返って、私の額にキスをした。


「え!」

「悪い。けど、密室で葵と2人になったらこういうこともしたいって思うだろうから」

「蒼空くんでもキスしたいとか思うんだ」

「当たり前だろ。俺も普通に男なんだぞ」


蒼空くんは街頭に照らされているから顔が赤いのはバレバレだ。けど、キスとかされても全然いいんだけどな。むしろ嬉しいくらいだし。私からもキスをしてみたくなって背伸びをすると蒼空くんは私の口を押さえた。


「葵が18になるまで、口にキスするとかそれ以上はしないって七菜波さんと約束したから」

「なんでそんな約束するの?」

「葵と付き合う条件。俺から七菜波さんに言った。約束とかないと、葵に何するか分からないから」


蒼空くんは私の手を引いて抱きしめた。待って、ヤバい。ドキドキしすぎて死にそう。絶対に蒼空くんに聴こえてる系じゃん。恥ずいんだけど。


「葵、俺と付き合ってほしい」

「うん!私、蒼空くんに釣り合うようにもっと可愛くなる」

「これ以上可愛くならなくていい。ライバル増やそうとするな」


蒼空くんは慌てたように私の肩を掴んで離れた。私は背伸びをして蒼空くんの頬にキスをした。


「口じゃなかったらいいんだよね?」

「一応、」

「蒼空くん真っ赤だ」

「うるさい」

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