第20話
ついに20話更新出来ました~。読んで頂きありがとうございます!
席に着いてもなんか落ち着かない。隣の幼女がすごく近いし、なんかすごい睨まれてるような視線を感じるからだ。
「(見れば見るほどタイプだわ!縛って食べてしまいたい)」
綾がそんなことを考えているとは思いもせず、俺は居心地悪さを感じていた。
なんだろう、さっきから悪寒が止まらないよ~
「・・・(じー)」
綾は見続ける。
「・・・(汗)」
俺は視線を逸らす。
「テキーラお待ち!」
このタイミングで?ってか店長、注文してねーよ!
「頂きます♪」
うわ~、テキーラ飲み干したよ。
「くぅ~、たまらないねー!」
オヤジか!
「ところで、話を聞こうじゃないか」
テキーラを飲み干したタイミングで綾が聞いてきた。
そうでした。俺は生産系の人を探しに来たんでした。
「アナタ、初心者でしょ?防具は初期装備だし、武器も持ってないしね。でも酒場に来れるということは、親切な人にでも助けてもらったって所かな?お金は~・・そうね、顔の傷を見ると、怖いおっさんに殴られたけど同情されてお金もらえたって所かしら?」
・・・・怖えぇーー!全部当たってるよ。なんで?占い師ですか?超能力ですか??
しかも顔の傷のほとんどはアンタにやられた傷だからね!ダメージは0だけどさ!
しかし、この人もプレイヤーってことか。色々情報聞きたいけど、このまま認めるのはくやしいので、言い返してやろう。
「・・・1つだけ間違えている」
「嘘?結構自信あったのになぁ~」
「親切な人だけどそれだけじゃない!とっても優しくて綺麗で、天使のようなお方
だ!」
決まった。言い返してやったぜ!
「・・・あっそ。」
あれ~??なんか反応うっすい!
「話を戻していいかな?ようするにアナタは生産系のパートナーを探しに来たってこと
よね?アナタが生産系ならわざわざ酒場に来ないで、助けてもらった人と一緒に行動
するだろうし」
「ハイ、その通りです」
言い返すのやめました。だってスルーされると精神的ダメージがでかすぎるからね。
「ちょっとアナタのデーター見せてもらうから、動かないでね」
綾はそう言い、ポケットから携帯を取り出して赤外線を俺に向けてきた。
(ピッ!)
「どれどれ~・・レア度3の双剣使い。属性は~・・雷か」
するとしばらく考え込む綾。
「・・・ハッキリ言って厳しいわね。教えてあげる。この世界では戦闘系と生産系の職業があることは知ってるわよね?しかし、ここに来たプレイヤーは情報も調べることなくすぐに戦闘系を選択してしまう。クリアしてこの世界から抜け出したい者。賞金目当ての者。命がかかってるのにゲーム感覚で戦いを選ぶ者。理由はそれぞれだけど、圧倒的に生産系の職業を選ぶ人が少ないの。運営側があえてそういう人材ばかり集めてる可能性もあるけど・・・。とにかく、これがどういう意味かわかる?」
「・・・つまり、生産系の職業は希少。フリーの人材で更にレア度が高いパートナーを
探すのは難しい。それどころか、パートナーを選ぶ権利は生産系側にあるってことで
すか?」
「その通り。(ふ~ん、中々頭の回転が早く、理解力も高いみたいね)」
やっぱりそうだよな~、どうしよっかなぁ~・・・。
俺は前途多難に頭を抱えてしまった。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
もし面白いと感じて頂けたなら、感想や評価を頂けましたら励みになりますので、感想・評価・ブックマークなどを頂けたら幸いです。よろしくお願いします。




