最後の後夜祭
短い話です。すみません。今日は2話投稿します。
翌日、後夜祭
俺は朝から訓練をして学院に向かう。去年のように力を使い果たすことはなく、体もダルくはない。
学院に着くと、生徒が皆、片付けに励んでいる。俺は生徒会室に向かい。そして書類の山と戦う。そして学院祭の書類を承認して、生徒会で後夜祭の確認をして、俺は各部の視察をしてから、後夜祭の会場に行く。
各部はそれぞれ、満足そうな顔で片付けをする。他の生徒会も片付け方が問題ないかと各部を回る。そして、後夜祭会場に来た。
他の生徒会役員もいて、会場の設営を始める。大体が設営できた時点で最終の確認をしてから、生徒たちを待つ。そして後夜祭が始まる。
今日の司会は俺だ。生徒会長がするのが恒例でテンション高くやるのも恒例だ。
「それでは、みんな〜用意はいいか〜。学院祭はどうだった?」
「最高〜」
よかった誰かがレスポンスしてくれた。
「よし、みんな〜。今日も最高に盛り上がれ〜。学院祭最後の炎だ」
花火が舞う。そしてキャンプファイアーに火をつける。
「よっしゃ〜。盛り上がるぞ〜。後夜祭スタートー」
俺の合図でみんなが盛り上がりはじめる。うん、上手くいった。
「お疲れ様でした」
「ああ。リーゼ、ありがとう」
「いいえ。会長、踊ってくれませんか?」
「あ、俺でいいの?」
「はい」
「わかった。じゃあ一曲」
その後、リーゼと踊った。こういうのは一応貴族なので踊れる。
そして、一曲踊ると、何故か多くの人が俺のところに来た。俺は面倒なので、逃げるように会場を出た。それから、学院内を歩き回っていた。多くの生徒が告白なんかをしている。
はあ、疲れた。後は学院対抗戦を過ぎれば学院生活を終わる。もう少しか。
学院に来てよかったな。
後夜祭の終わりに、ケビンに対抗戦が終わった次の日に引退式をすることを告げられて後夜祭は終わる。その後、片付けをしてから帰った。




