表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
138/263

完成

1週間後


俺は訓練してから学院に行く。その前に魔道具屋に寄って顕微鏡を見に行く。


「やあ、カリムさんいる?」

「はい、マルク様。今、お呼びします」

「ああ、よろしくお願いします」


カリムさんが来た。

「マルク様、どうぞこちらにて少しお待ちください」

「ああ」


カリムさんが実物を持ってきてくれた。

「こちらです。どうぞ確認してください」


「ああ、カリムさん。ちょっと待って。うん、うん、うん。いいね。結構大きく見える。これでどのくらい大きくなっているの?」

「ええ、だいたい1000倍になっております。マルク様のご要望を叶えられたかと。これ以上はかなり大きい物になります」


「そうだね。うん、大丈夫」

「良かったです。それとこちらのマナを貯めておける物も試作ですが、作ってみました。どうでしょうか?」

「おお、ミスリルだね」


「はい。ですから原価を安くするために小さくするのが重要ですが、まだそこまでは。ただ、マナを貯める事は出来ました」

「ああ、いいね。試していい」

「はい」


「よっと。うーん。おお、結構たまるね。これはこれで需要がありそうだ」

「はい。もうガリシアン軍務大臣閣下には話をしております。マルク様の提案の元、マナを貯める魔道具を作成していると。出来上がったら、王宮に献上する予定です」


「ああ、いいよ。ただ、今しちゃうと小型化を持ってかれちゃうね」

「ええ、ですから小型する予定ですと、まだ見せておりません。小型化でき次第、大きな物と共に献上する予定にしております」

「また、繁盛するね」


「ええ、妻がまた喜んでくれました」

「奥様は商売人だもんね。今はない商家の出だったよね?」

「ええ、家を取り戻せたと、マルク様には感謝しております」


顕微鏡はもう量産化に入る予定らしい。王宮研究所や魔法学院に話を持っていく予定とか。俺は二台を追加注文して、一台を持って帰り、魔術詠唱研究会の部室に向かった。


「やあ、テオ。おはよう」

「おはようございます。マルク先輩。それは!もしかして?」

「ああ、物を拡大してみる奴だよ。これは俺のだけど、カリムさんに頼んで二台をこっちにも寄贈してもらえるように頼んでおいたよ」


「ありがとうございます。色々と研究に使えそうです」

「ああ、活用してね」

「はい」


俺は付与魔法を試し、顕微鏡で色々と見ていった。わかったのは付与した魔法がどう物に付与されているかだ。物に付与するときは覆うのはわかっていた。


だけど、さらにわかったのは、かなり小さな単位で覆っており、それが結合することで付与魔法を形成していることだ。これは、物レベルで覆っているのではなく、物の分子がくっついた物質レベルでそれぞれを纏うということだ。


人間ならば細胞だろう。多分スキルの疾駆なども同じだな。最小単位で覆って、それが集まって物全体を覆うことで付与するようだ。結界も試すと結界は全体を一つとして覆うようだ。つまり、物全体を覆うのが結界、物の最小単位で覆うのが付与ということみたいだ。


付与のメカニズムは大分わかってきた。つまり人に付与する時は、『体の中に入っていく』と思ってたのが、『体の細胞一つ一つを覆っている』なんだ。


この違いは大きい。全然違う。


これだと、呪文のみを付与できる方法がわかれば、マナを付与する部分と、呪文を付与できる部分に分けられるし、最初の謎、付与をどう体の中に入れているかがわかる。


体の中に入れる方法は、内側に入れるんじゃなくて、細胞一つ一つを覆っていく結果として体の中に入るんだ。


俺は体の中に入れてマナを中側に作用している、又は力に変えているのかと思っていたが、実際は一つ一つの細胞を覆い、作用しているのだ。


全くもって、意味が違った。俺は『飲み込む』スキルという特殊な状況にあるため、理解できなかったようだ。


これで、魔道具の問題点はかなり解決できる。マナと呪文を分けて付与する事は出来そうだ。問題は呪文の付与方法を見つける事だ。


これができれば、マナ電池とかマナタンクとかそういう名前のマナを貯める物を本体と別離できる。今までの魔道具は魔法を貯めて、魔法を直接使う形式しかできなかった。


だから、現在の魔道具のメカニズムは魔法を貯め、発動する部分とそれを通す部分をくっつけてできている。前世風にいうならば、モーター兼電池と作用機器部分を兼ねている物を製品化した物を、モーターと電池と作用機器部分とに分けて、くっつけた物を製品化できる。


これで、モーター部分と電池部分を小さくでき、作用機器部分も小さくできる。モーター兼電池が大きいため、全体が大型化してたものをモーターと電池に分ける事でそれぞれが小型化するため、作用部分も小型化できる。


ものすごい事だ。あとは呪文を付与する方法だ。

しかし、呪文の付与をどうするか、古代文明の文献にないだろうか?そこから探すか?ゆっくりとやろう。どうせ、マナを貯める部分の小型化はカリムさんがこれから作るんだ。


それに呪文を付与する方法を考えれば、付与魔法を長期化もできるかな。と考えて研究を終えた。俺はその後に実践戦闘研究会に顔を出して、ケビンらと訓練をして、帰った。


2週間後


今日は訓練が終わったら、学院ではなく、王宮に行く。馬車に揺られ、王宮の門に着く。それから使者を出してもらい、ガルド様とコーネリアス様に会いにガルド様の執務室に行く。


執務室前に着く、使者の方が中に声をかけてドアが開く。

「ガルド様、コーネリアス様、この度はお時間をとっていただき、ありがとうございます」

「うむ。前置きはよい。早く報告を頼む」

「はい」


「儂もおるがのぅ」

「陛下」

「私もいますよ」

「殿下」


「驚かせてすまない。マルク、殿下と陛下がどうしても聞きたいとうるさくてな」

「父上、驚きました。まあ、陛下と殿下がお聞きになられたいというのでしたら、私は問題ありません。大したことではないですが、お話をさせていただきます」

「うむ。よい」


「早く聴きたいです。マルク殿」

「はっ、コーネリアス閣下。では説明を」

コーネリアス様は今回の研究にご熱心だ。付与魔法の必要性を一番理解している方だ。


「簡単に言いますと、魔道具の小型化と、付与魔法をできる魔道具を作りました。細かい理屈は、まず、現在の魔道具は・・・・・」

現在の魔道具の説明をした。これは皆知っておられるようだ。


「でありまして、この発動部分が魔法自体を貯めており、大きくなるのです。さらに魔法を一つしか付与できませんでした。また付与魔法は魔道具から付与させることができませんでした」

「ふむ。そうだな。そこが問題だ。魔法自体だから色々と問題がある」


「はい、そこでマナを貯める部分と魔法発動させる部分に分けることを考えたのです」

「ほう」


「それで、できたのが、呪文を回路化する方法です。呪文を付与するのは難しいですが、物に直接呪文を刻み、そこにマナを貯める部分からマナを流し込み、魔法を発動させる。


そうすれば物に魔法を付与せずとも、呪文の発動を物にさせることができます。そうすれば付与魔法を長くすることはできませんが、いつでも付与魔法を発動できるようになります」


「「「「おう」」」」


「さらに、マナを貯める物も小型化できましたので、これらを利用して、小さく軽い物を常に持ち歩いて、事前にマナを貯めておけば、いつでも簡単に魔法を発動できるものができます。それで付与魔法も結界魔法も回復魔法もいつでもできる、小さな魔道具の完成です」


「なんと、付与魔法を長くするよりさらにいい物を作るとは」

「ああ、コーネリアス、これは有用だな」

「ええ、ガルド様」


「そうか、ガルド、コーネリアス、これは有用か?」

「「ええ、陛下」」

「そうか。そうか」


「陛下、これはなんといい物でしょう。誰でも、どこでも、いつでも、マナも少ないものも、使える魔道具です。しかも安価に作れる可能性もある。これだけの物をマルク君が作った。すごい。何度国に貢献してくれるのか?マルク君一人で、10000人以上の価値がある。これは・・・・・・・」


ああ、王太子殿下の演説が始まった。身振り手振りを交えての演説とは演技みたいだなといつも思う。本当に殿下はマイペースだな。


「エドワード、わかった。もうよい」

「はい」

「それで、マルクよ。これはどうするのだ?」


「はい。カリム魔道具店と共同で作りましたので、そこから王宮に献上させますし、納品させます。購入の問題はカリム魔道具店としてください。ただ、陛下には一つ認めてもらいたいことがあります」

「なんだ?」


「はい。これを発表すると、魔道具屋が潰れます。現状は今の魔道具の魔法の付与が一月に一回ほど発生するのは知ってらっしゃるかと思います。それで先日も騒ぎになりました。粗悪な魔道具屋が安く付与して、商品が壊れたことを裁判に訴えられました」


「ああ、あのくだらない事件か」

「ええ、ガルド様。ですが、その付与が魔道具市場を潤わせる力となっています」


俺が新たな魔道具を開発するまでも魔道具はあり、それも付与をし直すという仕事は魔道具屋のわずかな利益になっていた。


それが、俺が開発した魔道具が多くの国民が欲したことで、付与の仕事がすごい数になった。かなり報酬が安くなったが、魔道具屋の大きな収入源となり、カルム魔道具店は妬まれることもなかった。


「しかしながら、マナと回路を分けたことで付与は必要なくなります。又回路のメンテナンスはカリム魔道具店の独占になります。そうなるとカリム魔道具店は儲かりますが、ほかの魔道具屋は潰れます」

「それはまずいな」


「ですので、魔道具屋を集め、協会化して、それらの店にメンテナンスを依頼する形式に変えたいと思っています。カリム魔道具店をトップに事業共同体を作るという方法です。


もちろん各魔道具屋は自分で新たな魔道具を開発することはできます。ただし、カリム魔道具店のメンテナンスをしている場合にはメンテナンスしている魔道具の開発は出来ません。


そうすると、カリム魔道具店は利益を保てますし、妬まれずに商売をできる。対して魔道具屋は収益を減らさずに商売ができる」


「ほう、よいな」

「ええ、それに粗悪な魔道具を減らせ、国民も損を受けることが減る。さらにメンテナンスで済むので、魔道具は長く使え、小型化しているので便利になる。どうでしょうか?」


「できる限り、早く認める。カリム魔道具店にはすぐに準備させよ」

「はい。ありがとうございます。ガルド様」


「うむ。よいぞ。マルク。経済まで考えるとはガルドの後釜でもいいな」

「陛下、有難きお言葉ですが、私は父上のようになりたいと思っています。それ以外は受けることはできません」


「そうか」

「はい」


「マルク殿、カリムとはもう契約内容を完成させてらっしゃるのですか?」

「いえ、細かいところはまだ」

「ふふふ。そうですか。ではマルク殿が『納得しない購入先には販売をしない』という条件を増やしてください」


「それはどういった意味が?それだと国にも売らなくていいということに繋がりますが?」

「そうじゃ、コーネリアスよ、何をいっておる?」


「陛下。大丈夫です。マルク殿は国には売ってくださるでしょう。これは騎士対策です。あのバカ者共を黙らせるために使います。


マルク殿の騎士団入団を拒否するなど、あの馬鹿らには懲らしめたいと思っておりました。そこにこの研究です。

マルク殿の研究でできる魔道具を騎士共がくだらんことを言うと使えなくなると脅しましょう。この条件があるから騎士団への販売を渋られれる可能性があると」


陛下が一段と機嫌よく。

「ふははは。それはよい。マルク、そうしろ。あの件は、騎士団の老人共がくだらんプライドに縋るために、どれだけ王宮が苦労したか。それをわからせろ」

「はっ陛下」


「苦労したのは私ですがね。陛下はそれほど苦労はされてないでしょう」

「な、ガルドよ、そういうのは言わない方がいいぞ」

「ええ、わかっております。陛下があまりにも自分の手柄にしますので」

「む、すまない」


「陛下、そういうのはいけませんよ」

「む、子の前で言うからこうなるのだ。ガルドよ」

「そのくらいの痛い目には陛下にもあっていただかないと」

「む」


「まあ、それくらいでよろしいでしょうか?ガルド様、陛下」

「ああ、コーネリアス」

「では、マルク殿いかがでしょう?」

「はい。わかりました」


こうして研究に関する報告は終わった。コーネリアス様は意気揚々と執務室を出ていった。俺はまだ、ガルド様と話すことがあり、残った。陛下や殿下もまだいっらしゃる。


「あとな、前に上奏いていた賞の件だが、年内に始めるぞ。もう準備は整った」

「そうですか。それは嬉しいです。後輩たちの励みになります」


「ふふ。自分のためではなく、後輩のために喜ぶか」

「?変でしょうか?」


「いや、それでいい。マルク、お前はそのままで良い」

「ありがとうございます、ガルド様」


殿下が兄上に目配せをして、話して良いと言ってくれた。陛下もうなずいていただけた。

「マルク、すごいね。本当にできる弟だよ」

「兄上、魔法の研究だけです」

「そうかな?」


「ふ、マルク。よくやった。ただ、俺をもっと頼れ」

「父上、私も来年には成人します。ですから父上を頼りすぎるのもよくありません」

「まあ、そうか」


「父上、子離れも大事ですよ」

「ラルクよ。子に言われたらお終いだな」


「ふん、王太子殿下に言われていたのは何方様でしょうか?」

「な、な」


「ここには、近しい者しかいないので、不遜だなんだ意味がありませんよ」

「まあ、父上、今回は父上が悪いですね」


「な、エドワードよ。お前は執務に戻れ。儂はもう少し聞いていく」

「はい。わかりました。父上、いや陛下」

はあ、エドワード殿下は本当に大物だな。


そして、ガルド様と事業共同体である協会の話と武闘会の陛下のご覧について話し、王宮を後にした。


そして、魔道具屋に向かう。

「カリムさん、いらっしゃいますか?」

「マルク様、執務室にてお待ちしております。どうぞこちらへ」

「はい」


「カリムさん、失礼するよ」

「マルク様、お越し頂き、ありがとうございます。いかがでしょうか?」

「ああ、王宮は全て許可してくれたよ。ただ、?契約でね、俺の納得しない相手には売らないという条件をつけてくれって」


「それは、王宮には不利なのでは?」

「ああ。だけど、王宮側が求めているんだ。理由は騎士に対する牽制だって。俺の件でね」

「ああ、騎士に今回の物を使いたいなら、しょうもないことを言うなということでしょうか?」

「ああ。そうだよ」


「それならば、それがいいかと。こちらは問題ありません。私はマルク様の嫌がる相手に売れません。そのような事は我々はしたくありません」

「そうか。カリムさんもいい人だね」


「ははは。マルク様に言われるとおかしいですね。マルク様が言いますかね」

「何で笑われるかな?」

「まあ、それでは販売と製作のため、事業共同体の王国魔道具屋協会を立ち上げます。さらに販売をしていきます」


「わかったよ。よろしくね」

そして、魔道具屋を出て、学院に向かう。もう午後だ。


俺はご飯を食べてから、魔術詠唱研究会に来た。

「こんにちは。ルーナ、テオ」

「こんにちは、マルク」

「こんにちは、マルク先輩」


「王宮で許可を取って来たよ。みんな喜んでたよ」

「すごいですね。あの研究は確かに魔道具に関する革命です。研究書を読んで感動しましたね」

「ええ、もの凄い研究です。魔道具を進化させますね」


「そうだね。これで、もっと魔道具を良い物にできるし、多くの人に魔道具を安く、良い物を届けられるね」

「そうですね。私も魔道具の研究を進めたい物がもっと完成させられそうです」


「そうだろうね。ああ、今年から魔法や魔道具の賞を作ることが決まったよ!もう少ししたら、細かい規定なんかが発表されるって」

「おお」


「そうですか。テオ、これはみんなに発表すべきです」

「そうですね。みんなに伝えます」

こうして、ルーナとテオがみんな元へかけていき、みんなに賞のことが伝えられた。俺は魔術詠唱研究会の歓声を横目に部室を出た。


そして俺は実践戦闘研究会の部室で訓練着に着替え、訓練場に来た。

「お疲れ、ケビン。今日は何をするの?」

「お疲れ様です。マルク先輩。今日はシグルソン教官とリオル先輩らが来ていただき、色々と訓練しています」


「あ、リオル先輩らがいらっしゃるね。俺も入って良いかな。指導役かな?」

「はい。先輩も指導役をしてもらえると助かります」

「わかった」


「お疲れ様です。シグルソン教官、先輩方」

「おう。マルク、お前も指導役に入れ」


「うむ。槍術の者を指導してやるのだ」

「はい。皆さん、よろしくお願いします」

「「「お願いします」」

俺はケビンや一年生3人を指導した。そして、それが終わって、リオル先輩らと模擬戦したり、シグルソン教官の指導を受けた。


「お疲れ、マルク」

「お疲れ様です。リオル先輩」


「俺らも合宿にOBとして参加することになったよ。ケビンから誘われたんだ」

「そうですか。皆さんいらっしゃるのですか?」


「ああ、ライルも来るらしい。今回は辺境伯領だからな」

「そうですか。それは良いですね」


リオル先輩が休憩中の水を渡してくれる。

「今日は何をしていたんだ?」

「ああ、今日は魔道具の研究を王宮に報告したんですよ」

「魔道具の研究!?」

「はい。内容は・・・・」

王宮で報告したことを、リオル先輩らに説明した。


「それは、凄いな。騎士にとってマナの少なさは問題だし、危険な時に回復や結界、逃げる時に風魔法で速く走れたら、死ぬ者は減るな」

「そうですね。リオル先輩の言う通りです。コーネリアス様が生き生きと報告後に仕事に行かれましたね」

「そうか。コーネリアス様に会っていることが驚きだがな」


「はは、陛下や殿下もいらっしゃったので」

「マルクの話はびっくり箱だよ。そこで陛下や殿下の話が出てくるのはもう言葉も出ないよね。凄いわ」

「クリス先輩。すみません」


「ぷっ。クリスのツッコミが無駄になる」

「もう、マルクはね」


こんな話をして、先輩らと楽しんだ。実践戦闘研究会もOB・OGが増えて、こうして先輩らが指導に来る。良い環境がもっと増えて来る。アレスら騎士学院受験組も試験を終えたらしい。結果が今週に出るとのこと。来週は合宿だ。その時には良い報告が聞けるだろうな。


凄い人数で合宿だな。これは面白くなりそう。っと思って家に着いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もし良ければ、勝手になろうランキングにもご協力を小説家になろう 勝手にランキング
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ