プロローグ①
俺の名前は当目双六。
名前が某大人気カードゲームマンガの主人公の祖父と同じ名前だが、
ゲーム好き以外には特に共通点はない普通の高校生だ。
そんな俺は学校に向かっている最中、
「おねがいしましゅ、たしゅけてくだしゃい!!」
半泣きの男の子に泣き付かれている・・・。
「え~と、僕どうしたのかな?お母さんとはぐれちゃったのかな?」
「たしゅけて、たしゅけてくだしゃい!!」
「よしよし、泣くな泣くな。お菓子やるから泣き止んでくれ」
「お菓子・・・、食べる」
「泣き止んだな、いい子だ。約束のお菓子をあげよう、あ~ん」
「あ、あ~ん」
そう言って俺は学生鞄の中から部活中に食べようと買っておいたチョコレートを1個を取り出して、
男の子の口の中に放り込んでやった。
「もぐもぐ、おいしい!!もっとちょうだい!!」
「いいだろう。だが、その前になんでこんな所で泣いてたんだ?
さっきも言ったが、お母さんとはぐれちゃったのか?」
「あ、そうだった!!ねぇ、お兄ちゃん!!お願いだから、たしゅけてくだしゃい!!」
「わかった、わかった。助けてやるから、なんで泣いていたのかを「ホントに!!ありがとう!!」
そう男の子が言った瞬間、俺の意識は暗転した。
某スゴロク映画がまたやるので、書いてみようとおもいます。
今度は、続けられるかな・・・(´・ω・`)