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Log of the Majic World   作者: 村尾ヨーイチ
1/1

魔法世界での旅日誌

 《 Log 》  1丸太。  2()()()()、航海日誌。 3記録、工程。


 Log No.0 1日目の夜明け


地球の二分の一の大きさを持つこの世界は、現実のものとはかけ離れたものだった。近代的な建物は何一つなく、まるで過去にタイムスリップしたような、そんな感覚を彼ら(プレイヤー)に与えた。

 <その世界>には、多くのNPC(ノンプレイヤーキャラクターが住む村や町、貿易の栄える港町、各地の中心地となる都市があり、モンスターの出現するフィールド内には、湖、森、山、海などの自然環境や、廃墟、古城や迷宮、地下宮殿までもが存在した。そんな現実としか思えないこの世界を彼ら(プレイヤー)はこう呼んだ。

 魔法の世界(マジックワールド)、と。


 Log No.1 いつもの朝に、いつもの家に、違う世界。 その1


 外は晴れ、窓から陽光が差して、小鳥たちのさえずりが聞こえてくる、そんなある日の朝。

「おーい、零一(れい)。ご飯できてるよ~、早く起きてよー。」

いつものように、下から従姉妹(いとこ)三咲(みさき)の声が聞こえる。

「...ヤダ、そもそも三咲、今日は何の日かわかってる? 国民の祝日なんだよ。今日ぐらい寝てても罰はあ当たらないとお思いまs」

す、を言おうとした瞬間、部屋のドアが開いたかと思うと、布団に入っている俺の目の前に三咲が来て、

「何か言った? ねえ、零一。」

と、謎の殺気を振りまいた笑顔でそう言い、俺の言葉を遮った。

「い、いや、本日くらい寝ていても、神様もお許しになるのではないかと思いましゅ。」

と、おれは布団に体を隠して防御態勢を取りつつそうつぶやくが、三咲が納得するわけもなく 

「神様と、私、どっちが偉いと思うの? ねえ零一くん。」

そう言って手を握り、ニコニコ笑って殴ろうとする三咲(かみさま)に対して俺の最強かつ最後の切り札である技、

「ひ、ひいいいいいいーーー許してくださいいいい。」

と言って何度も床に頭をつける<超高速(ハイスピード)土下座(ドゲザ)>を使う。そんな俺を

三咲は軽蔑したような目で見て、「早く来てね。」と言い、下に降りていった。

 数年前に母親を亡くし、数日後に父親もも失踪、そんな俺が預けられたのが三咲の家だった。今は従姉妹の三咲と共に、近くの高校に通っている高校三年生だ。俺は父親の影響もあってゲーム好きで、大学入試の一年前になっても、いまだゲームをやめられずにいるゲームバカ。対照的に、三咲は成績優秀、運動能力も抜群、更には容姿端麗といった、高校三年生とは思えないほどの美少女だった。

「...一、ねえ、零一ったら、話ちゃんときいてる? 。」

「あ、ああ。もちろん聞いてないぜ、テヘッ♪ 。」

三咲に聞かれて、可愛い女の子風に謝るが、

「キモっ...。」

と、三咲。叔母さんも呆れた顔をして、

「まあいいわ、ちゃんと話を聞いてね。今日は零一のお母さんの命日でしょう、墓参りにいかなきゃね。」

「そうか、もう母さんが死んでから五年目か...後、ありますか? 。」

「いや...特に用事はないはずね。」

「あ、じゃあ途中で電気屋よっていいですか? 今日、全世界で同時にスタートするゲームがあるので、それだけ買いたいと思います。」

「いいわ、じゃあ三十分後に出発ね。」


 そうして俺たちは町へ出た、しかし、この時すでに運命の歯車が回りだしているのを、、まだ誰も知らなかった。


まだ中学一年生なんで、形になっていないのですが、良ければアドバイス等々よろしくお願いします。

また、寮で暮らしているので1ヵ月に一本上がるかわかりませんが、気長に見てください。

村尾ヨーイチでした

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