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踏破せよ、世界を  作者: 一ヌキ末
人篇 北大陸
6/36

運命の二人 後

4、5、6統合






4

 リーヴィリアは慎重に足を進めていた。

 前方から感じる魔力の威圧感は、歩みを進める度に着実に増大している。

 『竜熱の竃』までの道のりの、半分ほどは進めただろう、と検討をつけた。

 5歩ごとに周辺を見回して、出来る限り木の影になる場所を歩く。

 魔物対策である。リーヴィリアは魔物を発見次第、逃げるか、隠れるかしてやり過ごすつもりだった。

 『竜熱の(かまど)』に行き着く。それが今のリーヴィリアの唯一の目的であり、心の支えだった。しかしそれは、そこで死ぬという事でもある。

 リーヴィリアは後で死ぬために、今は死ねなかった。



 強い魔力の影響で、動物が変質したもの。それが魔物である。

 魔物は大抵、魔力が濃いほど、強くなっていく。

 この『血染めの森』に生息する魔物は、通常の2ランクは上の強さと考えた方が良さそうだった。

 リーヴィリアはここまで来るのに、奇跡的に魔物と戦闘になる事は一度もなかった。だが何度か木々の隙間に魔物の姿が見えて、慌てて隠れた事はあった。

 ここの魔物は一様に赤系統の色を持っていた。橙色の『ウルフ』、赤茶色の『ボア』。

 もぞもぞ進む黄色みの強い、人間大の『ワーム』を見た時は、リーヴィリアは卒倒しそうになった。普通『ワーム』は、子犬程度の大きさの魔物なのだ。

 そんな風に進んでいると、不意に視界が開けて、細長い青色が目に入った。川だ。

 リーヴィリアは川に駆け寄った。両手で水を掬い、"検査(インスペクト)の魔術で毒がない事を確認して、一息に飲み干す。

 もう一度川の水を飲んだあと、リーヴィリアは懐からにぎり拳ぐらいの木の実を取り出した。森の木々になっていた、ミグルという果物だ。

 ミグルは日常的に食べられる甘い実で、市場でもよく見かける事が出来る。ミグルはもともと赤い果物だが、この森になっていたミグルは、それにも増して赤かった。

 これにも"検査(インスペクト)"をかけてから口にする。

 水分と食料を補給して、リーヴィリアは少し心が落ち着いたのがわかった。人間、腹が満たされれば余裕が出てくるものなのだ。


 --この調子で慎重に行けば、『竜熱の竃』に入ることが出来るかもしれませんね。


 とそこでリーヴィリアは、自分が致命的な失態を犯している事に気づいた。

 今いる川辺の周辺には、リーヴィリアの姿を魔物の目から隠してくれる木々は、一本もない。


 --ッ!


 息を止めて、前、左、右と視線を巡らす。次いでリーヴィリアは後ろを振り返った。

 巨大な目玉がリーヴィリアを見下ろしていた。

 リーヴィリアの5倍はありそうな、小山のような身体の前面には、 ただ一つ目玉だけがある。肌は妙な光沢を持つ赤色で、手も足も頭もなかった。だが、数え切れない触手を背中側から生やしている。

 『キュクロップ』。闇系の迷宮に出現する、有名な『士魔』だ。


「…………!」


 リーヴィリアは咄嗟に飛びずさり、赤い『キュクロップ』から距離をとった。

 『キュクロップ』は足が遅いと聞いている。逃げる事は可能だろう。『キュクロップ』に背を向けて、リーヴィリアは森に逃げ込もうとした。

 が、反転したリーヴィリアの目に映ったのは地面から出てきた緋色の触手だった。赤い『キュクロップ』が土に触手を潜らせ、地下を掘って生やしているのだ。

 見ればリーヴィリアを囲むようにして地面から数多の触手が生えている。


「くっ…………」


 勿論、リーヴィリアを捕らえるだけなら、わざわざこのように包囲する必要はない。リーヴィリアの真下から一撃すれば良いだけだ。

 つまりこの赤い『キュクロップ』は、リーヴィリアをいたぶっているのだ。

 闇精霊の類は、こういう陰険、下衆な個体が多い。

 万事休す。このままオモチャにされた後に餌にされる情景が目に浮かぶ。

 そんなのは、嫌だ。

 リーヴィリアは渾身の魔力を練り上げた。相当量の魔力が炎として具現し、3秒と経たずに、剣の形に凝縮される。凄まじい早業だった。もう一度しろと言われても絶対に出来はしないだろう。

 そしてリーヴィリアは、"灼熱せし魔剣(ブレイズ•スティング)"--彼女が今出せる中で最も殺傷力が高い魔術--を『キュクロップ』の目玉へと放った。

 白熱する剣の一撃が『キュクロップ』を強襲した。

 狙い違わずその瞳に直撃し、激烈な魔炎を爆発させる。火花が散り、熱風が辺りを撫でた。

 リーヴィリアは、多量の魔力の喪失にふらつきながら、『キュクロップ』を見た。

 風が吹き、火の粉を吹き飛ばす。現れた赤色の『キュクロップ』、その目にはほんの一筋の傷もなかった。


「そんな…………」


 目を少しだけ充血させた『キュクロップ』は、赤い触手をリーヴィリアに伸ばす。

 リーヴィリアは咄嗟に腰の短刀を抜き、迫る触手に突き立てようとした。

 だが短刀は触手に刺さらない。短刀の切れ味が悪い訳ではない。単純に触手が強靭過ぎるのだ。

 触手に体を巻き取られ、リーヴィリアは強く締めつけられた。体を持ち上げられ、リーヴィリアの足が地面から離れる。


「あっ……ぐっ」


 体が軋む激しい痛みに、リーヴィリアはついに死を覚悟した。


--あぁ……父様と同じ場所で死にたかっなぁ。


 空を仰ぎながら、リーヴィリアは己の身体が悲鳴を上げるのをどこか他人事にように聞く。

 そのとき、青い空に、白い何かが映ったような気がした。



 『キュクロップ』の中心に、純白の光が突き立った。

 リーヴィリアの後ろから降ってきた光は一瞬で『キュクロップ』の体を通り抜け、川辺の地面までもを貫く。

 『キュクロップ』の体には、人が通る事が出来そうな大穴が空いていた。

 続いて飛来した二本目の光が、巨大な目玉に命中し、跡形もなく消し飛ばす。

三、四、五、六----何条もの光が降り注ぎ、『キュクロップ』を蹂躙していく。

 リーヴィリアを拘束していた触手も何本目かの光に破壊され、土の上に落ちた彼女は尻もちをついた。


「何が…………」



 完全にリーヴィリアの理解を超えた状況だった。

 手も足も出なかった、『士魔』が、『キュクロップ』が、薄い紙を千切るように、小さく欠片になっていく。

 数秒すぎて、あとに残っていたのは、ほんの僅かな肉片と、地面に空いた無数の穴だけ。

 リーヴィリアが呆然としてそれを見ていると、後方からタン、と軽い音が聞こえた。

 ゆっくりと後ろに振り返る。そこには真っ白の服を着た、薄灰色の髪と目の幼い少女が立っていた。

 可愛らしい口が開き、音を発する。


「大丈夫? お嬢ちゃん」


 その鈴の音のような声を聞いたリーヴィリアは、ふっと意識を失った。




5

 むにむに。


「ん…………」

「む、目ぇ覚めた?」


 むにむに。

 指先の冷たさで、リーヴィリアは(まぶた)を開いた。ぼんやりとしたまま、己の頬を突つく人物に焦点を合わせる。


「…………誰、ですか?」

「ん、僕は君を助けた者さ」


 まるで塗りつぶしたような灰色の髪と瞳を持つ女の子は、透き通るような声でそう言った。


「私を、助……けた?」

「憶えてない?『目玉触手』が君を襲ってたんだけど」

「目だ……?」


 リーヴィリアは、体を起こしつつ、重い頭をどうにか働かせる。体中が痛むし、頭がくらむ。……頭がくらむ?魔力切れ?

 リーヴィリアは全てを思い出した。

 連れて来られた『血染めの森』。

 太刀打ちできなかった、赤い『キュクロップ』。

 そしてそれを貫く光。

 リーヴィリアは完全に意識が覚醒した。

 『キュクロップ』。一つ目の怪物。背から大量の触手を生やす闇精霊の一種。

そう、『目玉』。『触手』だ。

『目玉触手』なのだ。

 そして少女は言った。『目玉触手』からリーヴィリアを救った、と。

 リーヴィリアは、こぼれんばかりに目を見開いて、目の前であぐらをかきながら、興味深そうにこちらを見つめてくる少女を凝視した。


「貴女が、あの光を……?」

「うん」


 ----あの光を放って、『キュクロップ』を殺したのか。

 その問いに、灰色の少女はまるで気軽に、なんでもない事のように頷いた。


「そんな……あり得ない」

「? なんで?」

「『キュクロップ』は、『士魔』なんですよ。たった一人で倒すだなんて……」


 リーヴィリアの最大威力魔術でも、かすり傷一つ付けることのできなかった、あの赤い『キュクロップ』。それを難なく滅ぼした、白い光。

 あの白い光に含まれていた魔力は、一体どれほどのものになるのか。そう考えると、リーヴィリアは戦慄せずにはいられなかった。

 『キュクロップ』? あぁ『目玉触手』の事か、などと呟いた後、灰色の少女はこてん、と可愛らしく首を傾げた。


「『士魔』って?」

「……最強の『王魔』、次点の『公魔』に続く、三番目に強力な魔物たちの総称です。というか、知らないのですか?」

「知らない。

じゃ、あれは?」


 唐突に少女が川の対岸を指差した。

 リーヴィリアがつられて顔を向けると、二人とは川で隔てられた向こう側に、通常の二回りほど大きな真紅の狼がいた。

 ただし頭が二つの。

 その魔物は、こちらに爛々と光る四個二対の目を向けている。

 リーヴィリアの頬が引きつる。


「『オルトロス』……!?」

「あいつも、その『士魔』ってヤツ?」


 は、はい、とリーヴィリアは頷いた。

 『双頭の魔狼(オルトロス)』。魔法的な影響が、全て肉体面の強化に傾いた非常に俊敏な『士魔』だ。一度動き始めれば、常人の目にはその姿さえ映らないという。


「早く、ここから逃げなければ!」

「別に大丈夫だよ」


 そうのんきに幼い少女が言葉を発した次の瞬間、双頭の狼が対岸の土を蹴った。

 凄まじい早さで川を飛び越え、リーヴィリアたちへ襲いかかる。二つの頭のそれぞれが、10歳ほどの灰色の少女と、14歳の金髪の少女に、喰らいつかんと向けられた。

 比較的大きい方の少女は反応さえ出来なかったが、小さい方の少女は別段慌てる事なく、迫る『士魔』に右手を向けた。中指を親指に引っ掛け、少し力を溜める。


「そい」


 少女は、己に牙を突き立てようと迫り来る『オルトロス』の右頭の額に、いわゆる"デコピン"を放った。

 インパクトの瞬間に魔力が指先に集中し、『オルトロス』を吹き飛ばす。

 対岸方向に打ち返された『オルトロス』は、再び川を飛び越え、盛大な音と共に、一際太い木に衝突。ぴくりとも動かなくなった。

 ちなみに、リーヴィリアに目視出来たのは、"対岸に佇む『オルトロス』"と、"一瞬で目前に現れた『オルトロス』"そして"デコピンされて空を飛ぶ『オルトロス』"である。


「な………………!!」

「やっぱり、なんか魔物が『竜熱の竃』のより弱いな。質が低くて、これじゃ"呑む"気にはなれないよ」


 やれやれ、と首を振る幼い少女。

 指先一つで『士魔』を倒した(ように見えた)少女に唖然としていたリーヴィリアだったが、その台詞は聞き逃せなかった。


「貴女、『竜熱の竃』に入っていたんですか!?」

「いかにも。ついさっき出てきたところなのだ!」


 少女は実に嬉しそうに笑った。

 リーヴィリアには、目の前の少女が嘘をついているとは微塵も思えなかった。いやな予感がする。

 リーヴィリアは、冷や汗をかきながら質問を続けた。


「…………どこまで進んだのですか?」

「うん? 最深層まで」




6

 北大陸。四つある大陸の中で、最北に位置する大地。

 縦に長い楕円形を右に傾けて、円の中ほどに下から切れ込みを入れると、丁度北大陸と似た形になる。

 その大きな切れ込みの左側、大陸の西南部にセプレス王国はあり、右側、東北部には非常に険しい山脈と人住まぬ極寒の地がある。

 その勇壮な山々が立ち並ぶ、東北地域の最南。大陸に刻まれた切れ込みの右横の地帯に、迷宮『竜熱の竃』、『血染めの森』はあった。

 そもそも、セプレス王国の始まりとは、『竜熱の竃』の魔力を受けて強大化し、食料を求めて山脈から西南部に降りてくる魔物たちを食い止める、北大陸の防人の集まりだった。

 昔、迫り来る魔物たちの根源を突き止めんと数人の手練れが『竜熱の竃』を目指した、という話がある。

 ついに魔物(ひしめ)く険しい山脈を越え、『血染めの森』に到達した勇者たちは、『竜熱の竃』から溢れる、人智を超えた魔力の奔流に恐れ戦いたという。

 迷宮の主たる黒龍が、絶世の麗人の姿をとって王国に降臨した、なんて伝承もある。

 北大陸の民にとって『竜熱の竃』は、己に害をなす凶悪な魔物の発生源であり、また一種の神聖な場所でもあった。

 鋭い者なら、遥か遠方からでも感じとる事が出来るほどの『竜熱の竃』の尋常ならざる魔力。度々襲来する赤みを帯びた魔物たち。それを北大陸の民は特別視したのだ。

 つまりセプレス王国とは、『竜熱の竃』攻略を命題にしておきながら、同時に『竜熱の竃』を崇めもするという一風変わった国家なのである。

 だから六大国の一角としての地位を盤石にした今になっても、王族の慣習として『竜熱の竃』攻略、なんてものが残っていたりするのだ。

 そう。『竜熱の竃』を攻略するという事は、セプレス王国にとって非常に大きな意味を持っていた。




7

「うん? 最深層まで」

「さ、最し…………!?」


 リーヴィリアは、目の前の女の子が何を言ったのか、まるでわからなかった。


--サイシン、層……? 34(さんし)層の言い間違いでしょうか?……ええ、そうに違いありません。


「うん。最後の823層さ!」

「…………」


 その清々しい笑顔を見て、リーヴィリアは目眩(めまい)がしそうだった。いや、魔力切れですでに頭痛はしているのだが。

 リーヴィリアは片手で頭をおさえつつ、少女に半信半疑、否、一信九疑で確認する。


「え、ええと……それは、迷宮の主たる『夜刀神(やとのかみ)』を弑逆(しいぎゃく)された、という事……ですか?」

「ヤトノカミ?」


 リーヴィリアは己の疑問に、疑問でもって返した灰色の少女の反応に安堵した。『夜刀神』を知らないのなら、当然『竜熱の竃』を踏破したというのは真実でない、という事になるからだ。

 ほっと息をついて、リーヴィリアは少女の質問に答えた。

 この知識も、セプレス王国国民でなくとも知っているこの世界の常識だったが、既にリーヴィリアはこの童女が真人間であるという考えは捨てていた。


「『夜刀神』、『竜熱の竃』の主たる黒龍で、迷宮の最奥地にいらっしゃるとされる『王魔』です」

「黒龍で…………ヤトノ、カミ? あぁっ!!」


 灰色の少女は目を開き、得心がいったかのように両手を打ち鳴らした。


「ヤトノカミ…………ヤトの事か!」

「や、ヤト?」

「紫の炎を纏った、長くて綺麗な龍だろ?」

「た、確かにそのような姿と言い伝えられていますが……」


 というか、リーヴィリアは『夜刀神』をそのよう不遜な呼び方をする人間を他に知らなかった。仮にも信仰対象である『龍熱の竃』の王なのだ。一部地域では、『龍神様』とまで呼ばれている。

 少女はふむふむと頷く。


「『夜刀神』がヤトだったのなら、僕はあいつを殺してなんていないぞ」

「あ、あいつ……」


 少女はいかにも、『夜刀神』と面識があるような口ぶりである。これが普通の人の台詞なら、一笑に付すべき場面だ。

 しかし、この少女の常軌を逸した戦闘能力を目にしてしまったリーヴィリアにそうは出来なかった。この少女ならもしかしたら……、などと思ってしまうのだ。


「ところで」

「……何でしょう」

「君」


 少女がリーヴィリアを指差す。


「誰?」

「えっと」


 リーヴィリアは少し迷った。正直に答えるべきか、そうでないか。いや、仮にも命の恩人なのだ。腹を割って話すのが礼儀である。

 リーヴィリアは顔を上げ、少女の顔を直視した。こうして見てみると、幼いながらに非常に整っている。人形のような印象が強いのだが、どこか妖しく、危うげな魅力があった。

 一つケチをつけるなら、髪と瞳の灰色が似合っていない点か。どこか違和感が感じられるのだ。

 少女のあまりの造形美に、リーヴィリアは薄く頬を染めた。胸の鼓動を速まらせ、少女の誰何(すいか)に答える。


「私は、リーヴィリア=セプレスと申します」

「僕はレーヴ」

「え?」

「え?」


 二人して首を傾げる。はて、どこかで聞いたことがあるような、ないような。

 そして二人して結論した。思い出せないのなら、どうせ大した事でもないだろう。


「じゃあリーヴィリア、人里がどこにあるか教えてくれない?」

「…………、どうして、そんな事を?」

「探している人がいるんだよ。それと観光」

「……わかりました」


 これは好機だ。リーヴィリアは思考する。この必死の場面を乗り越えることが出来る、おそらく最初で最後の幸運。

 唾液を飲み込んで、リーヴィリアは続く言葉を口にした。


「王都の場所をお教えします。だから、私も共に連れて行ってくれませんか」

「いいけど……なんで?」


 承諾を貰えて、心底安心したリーヴィリアは考えた。いっその事、全てを話してしまおうか。

 そうだ、それがいい。そう思った。もうリーヴィリアは心体共に限界だった。誰かに頼りたかった。たとえそれが見た目年下の少女でも。


「実は----」




ボア:イノシシ


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